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    楊端和の檄により火蓋が切られた列尾攻城戦!! 火球の如く突撃する山の民族の行方は──!!?

    突っ込んでいく山の民。

    「いっ」

    「いっ・・・」

    「行ったーーー!!」

    その突撃、猛勇か、蛮勇か・・・——。

    河了貂
    「待って危ない
    そのまま突っ込んだらっ・・・」

    趙兵
    「バカが 来るぞっ 入れ」

    壁の上の弓兵たちが一斉に構える。

    「構えェ」

    「敵の矢をまともに受けるぞ!!」

    趙兵
    「来るぞォ」

    「バジオウ!」

    バジオウ
    「見テロ」

    楊端和も冷静に見ている。

    ドドドドド

    山の民の中から一団が飛び出していく。

    「! なっ 何かとんでもなく速ェ奴らがいるぞ」

    バジオウ
    「飛馬族(ひばぞく)ダ」

    門をくぐり、壁の中に入ろうとした趙兵がドドド・・・という音に振り向く。

    「?」

    すぐそこにまで迫っていた飛馬族たち。

    慌てる趙兵
    「なっ ちょっ 何だあいつら
    早く入れっ 敵がもう来てるぞっ」

    「え?」

    「すげェ 尻に追いつくぞっ」

    「いやっ でもその前にっ 矢が来る!」

    趙指揮官
    「射てェっ」

    ドドドドド

    ドドドドドドド

    文字通り雨のように降り注ぐ矢だが、落ちる前に速さで突破する飛馬族。

    20170210181424e0f


    驚く貂
    「速さでかいくぐったァ!!」

    「・・・・・・・・・」

    信も言葉を失う。

    趙指揮官
    「いっ いかん!!」
    「門を下ろせっ」
    「城内に突入されるぞォ!!」
    「今すぐ門を下ろせェ!!」

    だが慌てて門の中に入ったことで兵士の武器がつっかえている様子。

    門番
    「何してる」

    「早く入れっ」

    「門を下ろせェ」

    「やれ!」

    「早く落とせ」

    「くっ」

    ガララララ

    「バカ」

    「まだ入ってないぞっ」

    「ゴス」

    逃げ遅れた騎馬隊を仕留める飛馬族。

    20170210181419b48


    ガラガラ

    ガゴン!!

    趙兵
    「ぐあっ」

    「うわああ」

    門の中に逃げそこなった趙兵に襲い掛かる山の民。
    壁の上の兵士たちもその光景に慄いている。

    また、一部の山の民が門を矛で突き始める。
    無理矢理持ち上げようとする者も。

    201702101814200fb


    指さすタジフ
    「※※※」

    バジオウ
    「ソレハ無理ダト言ッテイル」

    河了貂
    「当たり前だよ!」

    「・・・・・・・・・(汗)」

    「ちょっと! 笑い事じゃないって」
    「今の連中が殺られるよっ・・・・・・ああっ ほらっ」

    趙兵
    「射てっ 殺せェ」

    壁の上から矢を撃たれ、あっという間に全滅する飛馬隊。

    河了貂
    「楊端和!」

    楊端和
    「気にするな」
    「うちは大体 こんな感じだ」

    河了貂
    「・・・・・・・・・」


    山の民
    「(早くも敵を数人殺りましたな)」
    「(飛馬族の勇 しかとこの胸に)」

    河了貂
    「・・・・・・さて」
    「始めるか」

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    城を囲むようにあちこちに長い梯子をかけ、登り始める山の民。

    玉鳳隊

    陣幕を張り、休憩している玉鳳隊。

    「報告!」

    「列尾攻めが始まった模様です」

    「おお!早いなっ」

    「さすが王翦様だ」

    「・・・・・・・・・」

    番陽「先鋒はやはりあの第一大隊の亜光様か」

    「いえ それが」

    「城攻めを行っているのは山民族の軍勢と飛信隊だけのようです」

    番陽「!?」

    飛信隊の名前にピクっと反応する王賁。

    「あの列尾を」

    「山民族と・・・」

    「飛信隊だけで!?」

    「くそっ 俺達が途中つぶれ役にならなければ 飛信隊如きに先鋒を渡さなかったものを」

    立ち上がる王賁。

    関常「どこへ行かれます王賁様」

    兵士「!?」

    関常「今 小休止に入ったばかりですが」

    王賁「重要な一戦だ」

    「総大将 王翦の意図をこの目で確かめにいく」

    「本軍は予定通りケガ人の手当をしっかりすませてから前に来い」

    兵士「・・・・・・」

    「王賁様が出るぞ」

    「韓母隊お供します」

    関常「フッ」

    「相変わらず素直じゃありませんな」

    「単に飛信隊が気になると言えばいいのに」

    王賁「・・・・・・」

    そのまま馬に乗って出て行く王賁。

    関常「また無視ですか と」

    宮康「相変わらず意地悪だなー」

    関常「・・・・・・」

    「とは言え俺も今の飛信隊の姿は見ておきたいな」

    松琢「オイラは山民族が見たいス」

    関常「番陽副長本軍のこと任せたぞ」

    番陽「あっ 関常貴様っ」

    列尾

    梯子を登る山の民だが、次々に矢の雨にやられていく。

    さらに梯子の先端を盾兵たちが囲み、隙間から槍で突くという鉄壁仕様。

    趙兵「突けっ」

    「突けェっっ」

    「撃ち落とせっ 獣を上にあげるなァっ」

    初めて目の当たりにする戦闘の様子に、息を飲む新兵たち。

    あちこちに弓を打たれて息絶える山の民。

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    干斗「・・・・・・」

    「い・・・」

    「いよいよだ」

    「も 門が開いたら俺達も・・・」

    「突入するんだ!」

    全員が冷や汗でダラダラになっている。

    目の前のあちこちに死体が転がっていた。

    「ボエ」

    「うわ丙が吐いたぞ」

    「しっかりしろ丙」

    「うっ俺も気分が・・・」

    羌瘣「そう緊張するな」

    新兵「!」

    「あっ」

    「羌瘣副長」

    「副長っ」

    羌瘣「まだしばらくはこの城壁は落ちはしない」

    「・・・・・・・・・」

    一方、遠くから城壁の様子を見ている楊端和

    「・・・・・・・・・」

    次々に梯子から山の民が落ちていく。

    楊端和「・・・・・・・・・」

    「ここか・・・」

    『ラマウジ』

    ラマウジ「※※」

    楊端和『バジオウと鳥加族を呼べ』

    さっそく集まるバジオウたち。

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    一方、信も城の様子を見ている。

    信「・・・・・・」

    「く くそ」

    「やっぱ 全く落ちる気配ねェぞ この城」

    「やっぱ無計画なんじゃねェかよ 楊端和は」

    「きれいな顏にだまされて実は頭悪・・・」

    楊端和「信」

    信「うわあっ」ビクッ

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    信「攻め所を見つけた!?」

    楊端和「ああ」

    「鳥加族に援護させてバジオウの隊を登らせる」

    信「!!」

    「バジオウが登れりゃこっちのもんだ」

    楊端和「ああ だがそのための援護の手が足りぬ」

    信「援護の手?」

    楊端和「ああ お前の所に・・・」

    「腕のいい弓使いはいないか?」

    信「!」

    我呂「弓使い・・・・・・」

    岳雷「・・・・・・」

    信「・・・・・・へっ」

    「もちろんいるぜ とっておきの奴らがな!」

    仁「・・・・・・」

    淡「兄ちゃん俺達やっぱり来るべきじゃなかったんじゃ・・・」

    仁「バカ 最初に戦場へ行こうと行ったのはお前だろうが」

    城壁陥落の糸口を見出した楊端和!! その作戦に抜擢された仁と淡の初実戦はどうなる・・・!!?



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    才子VS瓜江

    両手をパンっと叩く才子!
    まるで千手観音のような赫子が現れる!!

    2 (7)


    才子「行くでウリ公ッ!!」

    ボコ ボコ ボコボ ボコ

    「あぶ あぶ あぶす あぶ」

    滅多打ちににされる瓜江。

    才子
    「どやっ」

    しかし飛び上がった才子の赫子がズバっと斬り落とされてる!

    才子
    「ンガッ!!!」

    千手観音の片方を落とされた才子。

    才子
    「才子に 刃を向けおったな・・・こンの・・・」

    才子は踏みとどまると、拳を構える。
    同時に千手観音もオラオラパンチ百烈拳モード!

    2 (6)


    「とんとんちきがあ~~~~ッッ」

    ムガガガガガ

    ぶっ飛ばされる瓜江

    「ヌーッ!!!!!」

    才子
    「むがー!!」

    瓜江
    「にぎにぎ・・・」

    倒れこんだところにすかさずシャオが襲い掛かる!
    踵に仕込んだクインケで瓜江の赫子の先っちょを斬り落としていく。

    すぐに距離を取るシャオ。

    (才子さんっ)

    アイコンタクトをかわす二人。

    才子
    (赫子キャンセル)

    いったん千手観音をしまう才子。

    「そいやっさ!!!」

    (才子監獄(エリートニート)!!!)

    2 (2)


    絡みつくような赫子で瓜江を捕らえる。

    瓜江
    「ぐ ぎ」

    シャオ
    (これなら・・・)

    才子
    (どや・・・赫子ナシでこれはほどけんやろ
    脳味噌お筋肉さんが!)

    瓜江
    「ばうっ!!!!」

    2 (13)
     

    力ずくで振りほどく瓜江。

    才子
    「えーっ」

    シャオ
    「・・・・・・・・・」

    才子は瓜江が筋トレに励んでいたことを思い出す。

    回想

    才子がベンチプレスを上げる瓜江に話しかける。

    才子
    「また筋トレかまぐ公」

    瓜江
    「基礎鍛錬は捜査官の義務といって良い・・・
    それに加え俺たちは肉体の破壊がRc細胞の浸透率に関与する・・・」

    (まぐ公?)

    「お前も家でグータラしてないで
    少しはその・・・・・・(※)身体を鍛えたらどうだ?」

    ※「・・・・・・」=「ぷよぷよの」

    才子
    「・・・・・・なんやその”間”は
    ダンスィって筋トレを絶対正義としがちよね~」とボヤく才子。

    回想終わり

    バキバキ バキ

    さらに赫子が変形していく

    2 (3)


    瓜江
    「フーッ フーッ」

    才子
    「鍛えすぎるからそうなるんやチミはっ!
    才子の絵みたいになっとるがな」

    大きく息を吸う才子。スーーっ

    才子
    「目には目を まぐ公(まぐっちょ)にはまぐ公(まぐっちょ)やッ」

    大きく息を吸うと、ギアサード!ホネッ風船!

    2 (8)


    「まぐっ」

    シャオ
    (才子さん・・・才子さんの強み・・・それは”自由”──)

    シャオ回想

    シャトーにて。才子の部屋を訪ねるシャオ。

    コンコン
    「才子さん失礼しま・・・・・・・・・・・・」

    部屋をあけると、才子は雑誌を見ながら赫子を出す才子の姿。
    なにやら武器のような形を作っていた。

    2 (11)


     

    シャオ
    「! ??」

    才子
    「・・・おおシャオたんどした?一緒に寝るか?」

    シャオ
    「一体なにを・・・」

    才子
    「ん おおコレか
    メカトロニカのサルマー軍の新兵器が“でらく(偉く)”クールでな
    『トリニティカッター』っちゅうんやが 『モデリング』しよったワケ」

    シャオ
    「モデリング・・・ですか?」

    完全にポンデリングを思い浮かべているシャオ。

    才子
    「まあ、再現やな なんつっても
    任務中にぶちカマしたら格好エエじゃろ
    ま そのあと瓜江にぶちカマされるが」

    2 (10)


    シャオ
    (ロボットアニメ・・・・・・?)

    実際に赫子を変形させる才子。

    才子
    「これがモデリング」

    シャオ
    (赫子をひとつの形状に維持するのですら技術が要るのに・・・
    ナチュラルに天才・・・そういう人好き・・・)

    ぽーーっと頬が赤くなるシャオ。

    才子
    「トリニティカッターでお菓子食お」

    シャオ
    「すごい・・・」

    回想終わり

    シャオ
    (――瓜江さんは高水準のオールラウンダーだ・・・しかし・・・
    赫子の扱いなら・・・才子さんが格段に上)

    2 (9)


    一撃が瓜江ごとビルを砕いていく。

    投げ出された瓜江を追ってとんだ才子は、
    両手で瓜江を地面に叩き落としていく。

    地面に叩きつけられ、苦しむ瓜江。

    瓜江
    「か め」

    そんな瓜江を、才子は容赦なく追撃していく。
    完全に殺す勢いで瓜江をボコボコに。

    2 (4)


    才子
    「正気戻せ 瓜江久生!班長やろがい!!
    シャオ!目覚めの一発くれてやりな!」

    赫子を出すシャオ
    「痛くしますよ 班長」

    ガギギギギギギイギ

    瓜江をあちこち斬りつけていく。

    シャオ
    (一定のダメージを与えRc細胞の意識が治癒に向かえば・・・)

    「!」

    がしかし、思わぬ反撃を食らうシャオ。
    瓜江の一撃で赫子をバラバラに破壊されてしまう。

    瓜江
    「チクジョウ 全部オレに押しつけやがって・・・
    佐々木 クソ 佐々木!!」

    才子
    「八つ当たり――――すな!」

    瓜江と才子が互いの腕を組み合う形に。

    瓜江
    「俺は強い 俺は強い 俺は強い 俺は強い
    オレ をミロ」

    才子
    「・・・・・・」

    瓜江
    「俺をみろ!!!見れ!!!」

    巨人族の腕が斬られてしまう。

    力なく叫ぶシャオ。

    瓜江の赫子が才子を貫いてしまう。

    さらにトドメを刺そうと赫子を振りかぶる瓜江

    「はっ」

    才子
    「・・・っさいねん ボケッ」

    瓜江
    「──っ!?」



    瓜江をぎゅっと抱きしめる才子。
    その豊満な乳に瓜江の顔をふかっと押し付ける。

    才子
    「見とるがな」

    瓜江
    「は・・・」

    才子
    「ちゃんと見とる才子は、ウリが好きよ」

    2 (12)


    瓜江
    「ア・・・」

    プスッ

    背後からシャオがRc抑制剤を注射する。
    途端に赫子が崩れ、意識を失う瓜江。

    シャオ
    「・・・才子さんが身を挺して下さったおかげで、
    『赫包』付近へ抑制剤を打ち込めました」

    才子
    「・・・・・・いんや
    班長は自分の力で戻ってきた

    強い人よウリは強くなった

    ママンに似て抱えすぎんのがタマに傷やな
    才子に刃向けた罰や 寝とけ

    ま・・・男なんざ あーだこーだ言っても 爆乳にうずめときゃええねん
    仕事終わらせてヒゲ見に行くで 腕もげてたぞ」

    微笑むシャオ
    「・・・はい」

    金木を取り逃した2人の”V”

    「――白スーツはカネキケンの一派か 旧多のガキあれで中々敏いわ」

    「その後カネキケンは?」

    「ラボの方かと」

    「『リゼ』に用事か?」

    「極秘事項につきどの機関にも情報は流出していないはずです」

    「功善の置き土産め」

    「“喰種(グール)”風情が苦労をかけてくれる」

    「平和の為に」

    「死ぬべき連中を――」

    「斬りに?」

    2 (1)



    音なく動く、不可思議な特殊捜査官”V”──!!



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    ネロバスタに矢を射したゴウセル「では共に〈天界〉の門に向かおう…ネロバスタ」

    ネロバスタ「…仰せのままに、リュドシエル様」

    門へと歩き出すネロバスタ「リュドシエル様は知力・魔力・魅力(カリスマ)、
    全てを兼ね備える最高の〈四大天使〉

    もはや〈光の聖痕(スティグマ)〉が魔神族を討ち滅ぼし、
    豊潤な魔力に満ちたこの地(ブリタニア)を手中にするのは時間の問題

    聖戦の勝利の為に、家族も友も捨て去ったリュドシエル様の覚悟を無駄にしてはならない…」

    ゴウセル「ただ1つの目的の為に全てを捨て去った男か …俺も そんな男を知っている」

    ネロバスタ「聖戦に勝利した暁には…この門が同胞たちを迎え入れる」

    1 (1)


    ゴウセル「これが〈天界〉へ通ずる門…か」

    そこに…

    メラスキュラ「予想通りねぇ、女神族どもの趣味って最悪」

    2 (2)



    ゴウセル「…!メラスキュラ、捕虜の救出はどうなった?」

    メラスキュラ「どーもこーもないわ…罠だったのよ」

    メラスキュラに矢を射すゴウセル「…救出は失敗、更に〈四大天使〉タルミエルとサリエルの出現で軍隊(部下たち)もほぼ壊滅か」

    メラスキュラ「勝手に頭を覗かないでくれる!?」

    ゴウセル「お前と入れ違いにリュドシエルまで向かっていった」

    メラスキュラ「!」

    ゴウセル「さすがに分が悪いな」

     

    場面は戦場へ

    アークのような球を出すタルミエル

    斬り掛かっていくガラン

    すると横の顔が呪文を唱え、放った魔法でガランを後退させる

    続いて逆方向から、デリエリが殴りかかろうとするも…

    もう片方の顔も呪文を唱え、デリエリに攻撃をくらわせる

    1 (2)



    そして大きくなったアークのような球をガランへ放つタルミエル

    なんとか受け止めようとするが圧されていくガラン

    次の瞬間…

    1 (3)


    黒いもので顔を貫かれるタルミエル

    放ったのはモンスピート

    しかし次の瞬間、バラバラにされるモンスピート

    フッ…と笑うサリエル

    1 (4)


    すぐさまデリエリがサリエルに拳を振るう

    防御もしようとしないサリエル…

    1 (5)


    サリエルの前には風?の壁のようなものがあり、デリエリの拳は届かない…

    が、構わず突っ込んでいくデリエリ

    削がれて骨になったが、その骨でぶっ飛ばすデリエリ

    転がっていったサリエルが…顔を上げると…





    クリティカルオーバーを使い、さきほどの攻撃を受け止めているガラン

    そしてそれをサリエルへとぶち込む

    次の瞬間…

    背後からレーザーのような攻撃に貫かれるガラン

    ガランが振り向くと…

    レーザーは無数に放たれ、倒れるガラン

    2 (4)



    リュドシエル「はじめまして さようなら…」

    リュドシエルの後ろには巨大化したフラウドリンも倒れている

    黒いものを3つ放つモンスピート

    リュドシエルは右腕を動かし、自身の前で止め…消す…?

    次の瞬間、デリエリがリュドシエルの背後から蹴りを放つも…

    リュドシエルはそれをかわし、デリエリの背後をとり…

    1 (8)


    一発の攻撃でデリエリとモンスピートを貫く


    ネロバスタ「〈十戒〉なぞ所詮は醜い獣…リュドシエル様は最高の狩人よ…獣を追い込み、確実に仕留める…」

    メラスキュラ「頭の悪いコね…それは追いつめられた獣が… “ただ” の獣だった場合よ」

    モンスピート「どうやらここまでだね…」

    デリエリ「これしか方法はねえしな」

    片腕を上げる2人

    リュドシエル「…ん?」

    1 (9)


    2人はその腕を自分の胸に突き刺す…

    モンスピート「ぐお…あ…」

    デリエリ「がああっ」

     


    フラウドリン「モンスピート様…何を!?デリエリ様!?」

    ガラン「まずい…フラウドリン、儂らは撤退の準備じゃ…!!」

    胸に突き刺した腕を抜いた2人

    そこには6個の心臓が握られており…

    2人はそれを潰す…

    デリエリ「我が…六つの心の臓を贄と捧げ契約する」

    モンスピート「解放せよ…我が魂に内在せし本性よ!!」


    メラスキュラ「…それは最高位の私たち、魔神〈十戒〉の中でも限られた者にしか許されない禁忌の術

    術者は元の姿と理性を失うことを代償に最悪の存在と化す…

     1 (10)

    その獣の名は “インデュラ” 」

    2 (1)




    インデュラと化したモンスピートとデリエリ

    リュドシエル「笑止 それがどうした」

    1 (12)



    リュドシエルの顔面に一撃くらわせるデリエリ

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