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インデュラと化したデリエリがリュドシエルをぶっ飛ばす

リュドシエル「ぐ…」

その威力は、ぶっ飛ばされたリュドシエルが大樹を何本も突き抜けていく程…

リュドシエル「おぐっ!!」


ガラン「儂らは撤退じゃ、フラウドリン!!」

フラウドリン「しかし!2人は…」

ガラン「早うせい!!」

フラウドリン「は!!」

戦場から少し距離をとった2人

フラウドリン「ガラン様!!デリエリ様とモンスピート様の変化は…!?あれは…あれはまるで…


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破壊の権化インデュラ!!魔界にのみ生息し、魔神(住人)達ですら畏れ忌み嫌う伝説の獣…」

ガラン「その通り…あれは七つの心臓を有する上位魔神が、六つの心臓を捧げ 闇と契約を交わし、本性を曝け出した姿じゃ

ただし闘級5万を超える個体でない限り、その変化に耐えきれず◯ぬ!!よもやあの2人にインデュラ化を決断させるとは…」

リュドシエル「汚らわしいケダモノ風情が…」

ガラン「〈四大天使〉リュドシエル…たいした玉じゃ」

光を放つリュドシエル

デリエリは防御もせずに直撃…するが…

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無傷のデリエリ

ガラン「…が、これで終いじゃろ」

リュドシエル「…っ」

サリエル「う…」

タルミエル「うそぉ〜ん」

リュドシエル「サリエル!!タルミエル!!お前達も手伝わぬか!!」


サリエル「あ…ああ!」

タルミエル「ご…ごめんなさ〜」

動き出した2人だったが…

タルミエル「い」

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モンスピートから伸びる黒い触手で押さえつけられる2人

呪文を唱えるモンスピート…
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黒い炎?とともに爆発が起こる…

リュドシエル「この化け物どもが…!!」

デリエリがリュドシエルの上をとる

舌打ちするリュドシエル

デリエリは髪の先端を鋭くし、リュドシエルへ攻撃する

かわすリュドシエル


かわされた髪の先端は地面へと突き刺さり…とてつもない威力の爆発が起きる…

リュドシエルは至近距離からデリエリに光を放つ

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くらったデリエリだが、構わずリュドシエルの腹に反撃をくらわせる

ぶっ飛ばされるリュドシエル「ごほっ がはっ」

ボロボロのサリエルとタルミエル

リュドシエル「ありえん…!」

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場面は走って向かっているメリオダス達へ

キング「森が悲鳴を上げている!!」

ディアンヌ「な…何が起きてるのかな!?」

キング「さっきから〈四大天使〉は誰と戦っているんだ!?」

ディアンヌ「〈十戒〉よりも禍々しい気配…」

一同の前に…アークで護られた状態で倒れているエリザベス

メリオダス「エリザベース!!」

ディアンヌ「た…大変、倒れてる!!」

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手を伸ばしたディアンヌだったが、アークに触れてバチッ…とくる

ディアンヌ「つっ!何これ…バリア!?」

大剣を置いたメリオダスが…アークの中に腕を突っ込んでいく…



ディアンヌ「メリオダス…腕が!!」

キング「それは女神族の張った結界だ!魔神族のキミには…」

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エリザベスを抱きかかえるメリオダス「エリザベス…もう大丈夫だ」

エリザベス「…メリオダス ごめんなさい…私…何も気付けなくて 何も止められなくて…何もできなくって…」

大粒の涙を流すエリザベス

メリオダス「お前は何一つ悪くねぇ…あとはオレがなんとか…」

エリザベス「ダメ…あなたばかり傷つくのは…」

飛び立っていくエリザベス

メリオダス「エリザベス!!」

 

リュドシエル「とことんやるか!!面白い…ならば私も〈四大天使〉の名にかけて」

そこに…

エリザベス「あなたは下がって

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私が止めます」

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向かい合うエリザベスとデリエリ


我が身など、惜しくはない憎しみを断ち切れるなら
殺意に呑まれた野獣を前に立ちはだかるエリザベス!
無血の平和を諦めはしない!