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ディアンヌ「ねえメリオダス…エリザベスと対峙している化け物は!?」

メリオダス「〈十戒〉が自分(てめえ)の心臓六つを犠牲に転化した姿…インデュラだ」

ディアンヌ「あ…あれが〈十戒〉!?」

キング「インデュラ…!?」

メリオダス「ああなったが最後、奴らは◯ぬまで破壊を続けるぞ!!」

ディアンヌ「そ…そんな!!なんとかしなきゃこのままじゃブリタニアが…」

メリオダス「止める方法があるとすれば…あいつらが残りの心臓(いのち)を燃やし尽くし◯ぬのを待つか」


リュドシエル「いいところに来られました!!共に力を合わせ、この醜い獣どもを討ちましょう!!」
 
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エリザベス「救います」

リュドシエル「んな…」

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目から光を放つエリザベス…
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デリエリとモンスピート「!!」

ディアンヌ「わあっ!!」

エリザベス「 “光あれ” 」

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放った光がデリエリとモンスピートに突き刺さる…

リュドシエル「エリザベス様、正気ですか!?こいつらに救う価値などない!!」

ディアンヌ「…なんだかボクあの人苦手…」

キング「…」



リュドシエル「こいつらを◯せば我々(女神族)にとって…いや、他種族にとっての脅威も減るのです!!

ひいては聖戦の終結に一歩近づくのですよ!?目を醒ましなさい!!」

エリザベスの光を浴びたサリエルとタルミエルの傷が癒えてゆく…
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デリエリ「ガ ア”ア”…オ” ア”ア”ア”ア”」

キング「!! …どんどん禍々しい姿に変化していく」

メリオダス「…あいつらの中の闇が、エリザベスの光に必しで抵抗してるんだ 押し戻されるぞ…!!」

エリザベス「私は…諦め…ない!!」

ディアンヌ「メリオダス!!エリザベスの加勢を…」

メリオダス「ダメだ!!オレの魔力じゃ相さいしちまう…!!」

何もできず、拳を握りしめるメリオダス

サリエル「押されているな…」

タルミエル「当然じゃな〜い 私達(四大天使)を圧倒するような化け物ですよ〜?」

リュドシエル「フン…これ以上の茶番には付き合えん サリエル!!タルミエル!!今のうちに我らで〈十戒〉を始末する!!」

エリザベス「ダメ!!やめてリュドシエル!!」

次の瞬間…
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リュドシエルの前に立ちはだかるメリオダス

ディアンヌ「いつの間に!?」

キング「メ…」

サリエルとタルミエル「メリオダス!!」

メリオダス「オレに任せろ、エリザベス」

エリザベス「メリオダス…ありがとう!!」

デリエリとモンスピートに語りかけるエリザベス「ごめんなさいなんて私には言う資格がないかもしれない…

私のせいで…あなたたちの仲間が◯んだも同然なんだから…それでも…」

サリエル「何を仰るのですかエリザベス様!!仇敵である魔神族に情けなど無用!!」

タルミエル「その通り、魔神族のどこに救う価値があるのです〜?」


エリザベス「ならその価値は誰が決めたの?誰が決めていいものなの?」

サリエルとタルミエル「…」

エリザベス「朝の光も 夜の帷も 誰にも等しく降り注ぐわ…

人間に 巨人族に 妖精族に 女神族に

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魔神族に…」

リュドシエル「御託はもういいっ!!あの方は決してお許しにならんぞ!!」

エリザベス「私は…誰に許しを乞うつもりもありません!!」

リュドシエル「サリエル!!タルミエル!!さっさと来い!!我ら3人でメリオダスもろとも〈十戒〉を討つぞ!!」

リュドシエルの後ろに飛び上がり、構える2人

サリエル「やるか」

タルミエル「オッケ〜」

しかし…

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メリオダスへの攻撃ではなく、エリザベスに加勢する2人

リュドシエル「!? お…お前たち何を!?」

サリエル「何って見りゃわかるだろ、加勢(サポート)だよ!」

タルミエル「私たちは私たちの意志で動かせてもらいます〜」

メリオダス「エリザベスいけー!!」

エリザベスの光は2人の体を貫いていき…
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体から黒いものが出ていく…

息を切らしているエリザベス「ハァッ…ハァッ…」

 
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インデュラから戻った2人は地上へと落ちていく…

次回、
第209話 教えてください この気持ちをへ続く