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MAJOR2nd メジャーセカンド 第92話 『キャプテン大吾』

■大吾がキャプテン…!?

大吾「やあ!君達、野球部の入部希望者かな!?

俺は風林中野球部キャプテンの茂野大吾!

入部希望なら、ここで名前とクラス―――

これまでの野球経験と所属チーム、得意なポジションとか書いてくれるかな!?」


仁科達は大吾を無視して部室の中に入っていく

千葉「おい、着替えるから開けんなよ!」

バタン

大吾「え?」

睦子「大吾!」

慌ててかけよってくる睦子

千葉「おいおい、女だらけの野球部な上に―――

やっといた男が、あのちびっこキャプテンかよ。絵に描いたような弱小チームだな。」
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梅宮「今のままじゃメンバーが足りないな。」

北大路「あいつらを外野で使うとかヤベーだろ。」
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仁科「使わねーよ。俺達以外にも推薦組か、最悪でも男の経験者が入ってくるさ。

そうすればあいつらはお払い箱さ。」
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菅原「そーいや仁科、監督はいつから来るんだ?」

仁科「昨日電話したら、まだ前のライオンズの引き継ぎが残ってるらしい…

一週間くらいで来ると言ってた。」

菅原「フーン。」

大吾「スポーツ推薦!!」

睦子「うん、5人共南陽ライオンズにいたんだって。」

大吾「えっ、あの名門の!?」

「そう。だから我が物顔でふるまってんのよ!」

「女のわたし達はマネージャーやれ的な?」

「完全にうちらなめてんね」

睦子「とりあえず最初が肝心よ大吾!あいつら先輩に敬語も使わないのよ!

キャプテンとしてビシッと言ってやって!」

大吾「……」

ガチャ

仁科「おーしやるかァ。」

仁科たちは着替えが終わり部室から出てくる

「まず、ベーラン5周からアップAだ。」

「ィス!」

睦子「! あれ?」

睦子「ちょっと。なんで何も言わないの!?

あいつらなんの断りもなしに、勝手に練習し始めちゃったわよ!!」

大吾「睦子。君らは他の新入部員が来たら対応して。」

睦子「え?」

大吾「俺、ちょっと彼らのメニューに付き合ってみるよ。」

睦子「はあっっ!? 何それ!!」

「まあ期待してなかった。」

「大吾があんな連中に強く出れるわけないよね」

「今まではうちらしかいなかったから、お飾りキャプテンでよかったけど

もっかいちゃんとキャプテン決めたほうがよくない睦子!?」

睦子(………)

ダダダダ

仁科「!!」
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ドヒュ!


大吾はアップしている仁科を追い抜いていく

仁科「はァ!?」

ズサァッ

大吾「イエーイ!俺の勝ち―――っ!!」

大吾の周りに仁科たちが寄ってくる

大吾「あり?」

仁科「バカか。競争じゃねーから。」

千葉「つーか、オレらとアップに混ざってんじゃねーよ。」


大吾「いやぁゴメンゴメン。南陽ライオンズの練習を俺も体験したくて…

名門でやってた君達のメニューとかすごく勉強になりそうだから、

俺もいっしょにやっていいかな?」

千葉「はあ?」

仁科(……)

 

菅原「たいしたことなんてやんねーよ。

今日はまだ指導者も人数もいねーし、設備も道具も把握してねーし。」

大吾「それでも別にいいよ!いっしょに練習すれば君らの実力もわかるしね。」


ドン


突然殴られる大吾!
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大吾「いった……!な、何すんだよ!!」

睦子「!?」

仁科「フン。やっと怒ったか、チビキャプテン。」

大吾「………」

仁科「下級生になめられてんのにずっとすかしてっから、

気に入らなかったんだよ。何が俺達の実力を見るだよ。

ザコのくせになんとか先輩のメンツを保とうとしてんじゃねーよ!

俺達のいたライオンズはな、実力至上主義でやってたんだ!先輩も後輩も関係ねえ!

グラウンドに立ったら、野球の実力があるやつがえらいんだよ!!」


睦子「ちょっと何してんのよあんた達!なんかされたの大吾!?」

ただならぬ様子に走ってくる睦子

大吾「い、いや別に……」

仁科「監督と他のまともな新入部員が入ってきたら、おまえらは補欠だ。

そんな一コ下にタメ口きかれる状況が嫌なら、早いうちにやめたほうがいいぜ、先輩!」


「っしゃ、柔軟やるぞ。」

大吾「賛成」

仁科たちは驚いた様子で振り向く

大吾「一年早く生まれただけで、才能もない努力もしてないやつにペコペコするなんておかしいよね。

グラウンドでは実力至上主義、大賛成だよ!

じゃあはっきりさせるしかないね。相手の実力も知らないのにマウントとるのはフェアじゃない!」


ガチャ
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「太鳳!弥生!!

大変よ2人共早く着替えてアップして!! 試合よ!!」

「え!? 試合ィ!?」


大吾「試合は3イニング――――

審判がいないから、際どい判定は捕手のジャッジで―――フェアにいこう。

お互い5人しかいないから、守りは工夫がいると思うけど、

それをどうするかは両チームで考えればいい。」


大吾「なんにしても、それで十分お互いの実力はわかるはずだ。いいかな?」

仁科「細けえことはいいからさっさとやろーぜ。

どうやろうと、おまえらが泣きながら荷物まとめて出ていく未来しか見えねえ。」

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5対5の変則試合、いきなりスタート!!