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東京喰種:re トーキョーグール 122話 『何時にする? 』

トーカ「童貞なの?」

冒頭はトーカの問にコーヒーをこぼすカネキのところから




トーカ「床…」

「拭いといて コーヒー」

カネキ「 」

「…わかった」
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「ふぅ…」



トーカ「で、そうなの?」

ややうつむくようなカネキ「ー….」

トーカ「…どうしたの急に…」




「いやそうなのかなって」



カネキ「…」

「(なんでそんな質問をするんだろう…僕がど…女性経験があるかどうか…?)」

「(トーカちゃんがなにを考えているか僕にはわからない…)」

「(その質問にどんな意味が?単なる雑談?)」

「(逆に恥ずかしくないのかトーカちゃん)」

「(助けてくれ万丈さん アヤトくんでもいい)」
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トーカ「…カネキ」



「 “◯ぬ人” の顔してる」



ふとトーカの横顔をみる

カネキ「…」



トーカ「私たちの中で アンタがいなくなっていいなんて思ってるのはー」

「ーアンタだけ だから…」




トーカ「いざとなったらヤ○せてあげる」
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カネキ「…やっ(何を言っているんだこの子は…)」

「(それってつまり…トーカちゃんと…僕が…??)」

「(そもそもトーカちゃんこそ…いややめよう…)」

再びカップを傾けるカネキ「げ、下品だよ表現が…ダメだよ大事にしないと…」





トーカ「もう一つ聞きたいんだけど」

カネキ「…なに?」





トーカ「なんでニシキや月山たちは連れて行くのに 私は置いていくの?」

カネキ「…」





「…覚えてる?」



「リョーコさんの事があって…」

「君が一人で捜査官に復讐しにいった時の事…」

「 “あんていく” の裏で」

「君は怪我してた」



「そのとき君に言った言葉…」

トーカ「…」

「 “私が◯ぬのは悲しい” 、ってヤツ?…」

カネキ「うん」




「初めて君は僕の名前を呼んでくれた」



「あのとき僕は」

「そばにいる人を守れるだけの力が欲しかった だけど…」


「ヒナミちゃんがいなくなったときも 月山さんと戦ったときも」



「トーカちゃんはどんどん先に行っちゃって…」




「…僕はいつも君の背中を見てた」

「…アオギリに囚われたときも 君は僕を助けにきて…」






「一人で戦う…」

「いつだって君はボロボロで…」

背景にはそれぞれの場面のトーカの背中

カネキ「…怖いんだ」

「トーカちゃんは僕よりずっと行動力があるから」




「僕の知らないところで◯んじゃうんじゃないかって」

静かにやや視線をおとすようなふたり




トーカ「…今度は、」




「私がそんな感じ」
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横顔をみやるカネキ「…」

トーカ「私よりアンタは …もっと消えそう」




「…いつも考える アンタが “どっか” に行かない方法」

カネキ「 “さっきの” って…もしかしてそんな理由で…」

トーカ「… “そんな理由” ?…」クス




「…アンタが “白鳩” だったとき たまに一人でお店に来てたでしょ」

「席に座って本を開いて」

「でも」

「視線はこっち向いてて」




「私、その目に見憶えがあった」

「…アンタが “リゼを見ていた目” だった」
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顔に汗をかくようなカネキ

「…」



『ー綺麗だと思った』



トーカ「…違う?」




顔を隠すようなカネキ「…琲世…」
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「僕…馬鹿みたいだ」




トーカ「ー嬉しかった私は、もっと馬鹿みたい?」
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停止するカネキ「…ー」

「ーカネキくん!!」

と 勢い良くひらいた入り口の方には汗だくでこちらをみやる月山が

月山「とっても大変だよ…」ハァハァ





旧多「ーごらんあれ!!」

「 “お山分” 世界は平和になりました!」
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積み上げた喰種の躯の上にたつ旧多「 “喰種” は間違いしか起こさぬ怪物…!」

「これまでと違い 僕は彼らを野放しにはしない!」

「全ての “喰種” を駆逐し… “間違いなき世界” を目指します!!」
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との映像を流しているテレビ「ー対策局新局長 和修吉福氏による街頭パフォーマンスは38分に及びました」

「いかがでしょう 彼はかなり過激で行動家だと思われますが…」

*「しかし “喰種” の脅威が取り除かれるのであれば これ以上頼りがいのある局長はいませんね」

「しかも若く端正な見た目 中高生の間では彼のファンクラブもあるとか…」

現場にて吉福うちわなどを片手に黄色い声をあげるような女子たち「キチさん!」「もっと喰種○して~♡」「キチ様~♡」

「ファンクラブ!それは前代未聞ですね!」

「彼の今後の動向が非常に楽しみですー」




「ーやられたのは “黒山羊(ゴート)” の第3アジトのメンバー」

「隠伏中というのに襲撃を受けた…」

「情報が漏洩した?」

カネキらのほうへ

アヤト「わからない…だが連中の動きすら予測できなかった」

「 “その日に捜査し” ”その日にアジトが見つかった” という感じだ イメージとしてはな」

考えるカネキ「…(その日に…?)」




四方「 “黒い子供たち” 」

カネキ「!」

四方「…赫子をつかう」

「数は…数十…100は居るかもしれない」




カネキ「(赫子…捜査官…)」




「…Qsか」



カネキ「ー各アジトを解散しましょう」

「これからは常に動き続ける必要がある」



ミザ「常に?…」

ナキ「(海産…)」



ミザ「それでは組織の連携がとれないぞ」




「そこでさらに次の場所と予定を決める」

「13日の0時にひとまず “コンテナ” で」

月山「8区だね!皆にはコードを渡しておくよ」




古間「ー引越しは僕らのライフサイクルのひとつだね」

入見「さっさとする」

と程なく移動の準備をしているような描写が



荷物を抱えre:入り口にたつ入見・古間「先行ってるから 気をつけて」「また後ほど!」




トーカ「…」

「…気に入ってたんだけどな 店…」

店内を見つめる




カネキ「トーカちゃん」

「僕と一緒にきてくれる?…」



トーカ「…うん」
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カネキ「…準備しないと」



トーカ「店を閉めてくる」

カネキ「うん」



と すぐに出口の方へと向かい扉をひこうとするカネキの手よりも一瞬に早くそれがひらく


カネキ「?…」


六月「せんせ♡」
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