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MAJOR2nd メジャーセカンド 第95話 『ふざけるな!』

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太鳳「1回表裏ゼロっ…と」

千葉「あーっ、オイコラ、なんだそのくそガキって!!」


2回表、バッターボックスに入る大吾

大吾「っしゃこーい!!」

大きな声をあげる大吾

 

「プレイ!!」

 

《少年野球と中学野球の大きな違い―――――

そう―――君達は変化球への対応が まるでできてないんだよね。》

大吾の言葉が頭をよぎる

仁科(変化球だと――――!?)

 

丹波「ボール!!」
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1球目、大きく下に外れてボール

 

仁科(こいつら人をガキ扱いしやがって――――)

投球モーションに入る

ボールを持つ指はスライダーの握り方をしている

仁科(中学から変化球があることくらい、)

「わかってるわ!」

2球目を投げる

 

ガシャン

投げられたボールはキャッチャー頭上を越えて後ろのフェンスにぶつかる

 

弥生「あらら。」

太鳳「どったの?」

千葉「なんだ!?」

 

大吾「あれ?1回はストレートだけだったのに―――

急にムリして変化球投げなくていいよ」

仁科「………」

大吾の言葉に動揺する仁科

 

大吾「もちろん中学から使うB号球で練習してきてんだろうけど、まだ中文慣れてないだろうし。

君みたいに今までストレートだけで十分だったピッチャーだと、変化球なんてお遊び程度しかやってないでしょ。

そんなのいいから君の今の”まっすぐ”を見せてよ。

うちのエース候補かどうか確かめたいから。」


仁科(はああ―――っ!! なんだその上からコメント!)
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大激怒する仁科

そのまま3球目を投げる

仁科(なめんなよ、このクソチビが~~~~!!)

 

ビシッ

投げたボールは大きく高めに外れる

丹波「ボール!」

 

大吾「力むと腕が振れないよ。投げ急がない。」

仁科「むぐぐ…うるせええ――――っ!!」

4球目を投げる

 

ギュン
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仁科のボールを完全に捉える!

打球はセカンドを守る千葉の頭を越えセンター前ヒット
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それを見ていた上級生組、一年生組は驚いた顔をしている

 

トン トン

内野の頭を越えたボールは転がっていく

千葉「オイオイマジかよ………」

北大路「ランニングホームランじゃねーか。」

 

棒立ちしているサード北大路とショート千葉に怒声が飛んでくる
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大吾「何やってんだショート!! 拾いにいけーっ!!

ふざけるな――――っ!おまえら試合でもそんななめたプレーするのか!!

先輩をなめるのは勝手だけど、野球をなめるのだけは許さねーぞ!!」

千葉「は、はいーっ!」

大吾の怒声で慌ててボールを取りに走る千葉

睦子「大吾…!!」

太鳳「へー、言うじゃんあいつ。」

ばすっ
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外野に飛んだボールがキャッチャーに返ってくる

しかし、大吾はすでにホームベースを踏み終えて待っていた


大吾「まだやる?君達も経験者ならもう気付いてるよね――?

俺達をただの偏見でヘタクソと決めつけてたってこと――――

俺達は人数こそいないけど、去年の三年生は結構強かったから…監督と先輩に鍛えてもらった。

それに君達は女子だからってバカにしてるけど、左の二人(太鳳、弥生)は

硬式の名門 横浜リトルでレギュラーとして全国まで行ってる。」

『え…』

大吾の言葉に驚愕する一年生組

 

大吾は仁科の前まで近づいていく

大吾「仁科は、いいピッチャーになりそうだ。

他のみんなもいい動きをしてるし、楽しみだ。」

右手を前に差し出す大吾

大吾「別に先輩にヘーコラしろなんて言わないし、かといって仲良くやっていこうなんて言う気もない。

みんなで争えば争うほど、チームは強くなる。
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大吾「”勝負”は終わったんじゃなく……今 始まったんだ。

ようこそ風林中野球部へ。」

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仁科「ちっ。」



舌打ちしながらも満更でもない雰囲気で大吾と握手を交わす


■生意気だけど頼もしい後輩が加わり、野球部始動!!