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ハイキュー!! 第255話 『見つける』
影山日向の速攻を止めた稲荷崎
実況「シャットアウトー!!稲荷崎、今度は “本家” を封じたー!!」
解説「今のは日向君に上がると確信していた様なブロックでしたね…!」
にんまりとした顔の宮侑
視聴覚室で見ている青城
矢巾「なんっだよオイィ〜!」
稲荷崎の黒須監督は無言で見ている「…」
烏養「日向・影山ステーイ 熱くなっちゃだめ」
ギクッとする日向「!」
影山「…俺は普通ですけど」
烏養「あ、そう?」
変人速攻のトスをミスした宮侑「! アカーン!」
嶋田「…向こうのセッターも人間で良かった…」
宮侑「スマン!」
嶋田「にしても繋心の奴、落ち着いてんな 大丈夫なのかよ…」
滝ノ上「内心、冷や汗ダラダラだったりして」
谷地「(自分よりずっと大きい相手と戦う日向にとって、影山君との速攻は文字通り必さつ技で自信もあって
それを目の前で決められて、自分は止められて …大丈夫かな…)」
ライトの宮治が決める
実況「宮兄弟が止まらないーッ!!」
解説「稲荷崎は試合の度、新しい事をやってくる印象がありますねぇ 結果が良く出ても悪く出ても」
実況「正に “最強の挑戦者” !東の王者を狩るための牙を絶えず研ぎ続ける稲荷崎高校!!」
キマッタ…と思う実況
木兎「ミャーツムやるなあ!マグレじゃねえもんなあ!」
赤葦「ハイ、でもやはり精度は影山が上ですね 年季が違いますし ただ宮治が良く対応してますよね…」
木兎「ミャーツムより影薄いのにな!」
赤葦「それ関係あります?」
*「…あの10番、日向翔陽でしたか 小さいのに凄い得点力ですけど、唯一無二の様な攻撃をあっさり使われるのは凹むでしょうねえ」
全日本男子代表チーム監督・雲雀田「…! そうかなあ
彼は今まで影山無しではあまり評価されて来なかったと思うんだよねえ そんでこの先、影山ってセッターとだけやっていくわけじゃない
個人技を磨くのは当然であり、また別の話として コートには必ず6人居るワケだ
あの速攻に関して言えば、日向翔陽にとって侑は 自分にボールを届けてくれるセッターが他にも居るという証明
“唯一無二じゃない” って事は 彼には吉報なのじゃないかなあ
…いや彼がそこまで考えてるとは思わないけど
あれは凹んでる顔じゃないよね」
じぃー…と宮侑を見ている日向
宮侑「な、何やねん…」
雲雀田「ナルホド、あれが影山の相棒かあ〜はっは!」
日向を見る宮治「…」
尾白のクロスへのアタックをレシーブする西谷「フンヌッ」
影山は素早くボール下に入り…日向へトス
宮侑「(規則的な不規則やで 飛雄くん!!)」
ブロックに跳ぶ宮侑
コースを塞がれた日向の目には…
ブロックの手が映っている…
ブロックを飛び越すような日向のアタックはコートの外に落ちるが…
ボールタッチ有りと判定した審判
実況「アウトに見えたボールはブロックに当たっています 烏野高校の得点!!」
宮侑「オオ…!」
鴎台の選手「…光来くん、今のは…」
星海「アイツ “見えてた” な」
影山の言葉を思い返す烏養「(あれは強がりでも何でもなく、自分はただ最善と思うトスを上げるだけ
その先の全てまで自分の手の中にあるワケじゃない 前の影山なら全部自分で何とかしようとしてたかもしれないのにな)」
試合は進んでいき…
烏野14ー17稲荷崎
次のサーブは宮侑
宮侑のスパイクサーブは…ネット白帯に当たる
宮侑「アチャ!」
澤村「!(ネットイン!)」
飛び込んで澤村がなんとか上げるが…
ボールはネットを飛び越えていく
跳ぶも届かなかった影山「(越える)」
宮侑「前前っ 銀!」
堂島が拾う「ライッ」
月島は左右に目をやり…ボールに集中し…
素早く動き出し…
ライトの宮治をどシャットする
宮治「!?」
宮侑「!」
実況「!! 今度は烏野が止めたー!!宮兄弟を止めました、1年生・月島蛍ーッ!!」
澤村・田中・西谷「うおおおおおお」
冴子「明光(月島兄)来てないの!?見逃したら泣くんじゃない!?」
嶋田「いや見ても泣く!」
冴子「確かに!!」
烏養「変人速攻の最大の敵はブロッカーの “慣れ” そんで、もし “変人速攻キラー” が居るとするなら
散々日向を止めた音駒の犬岡か 伊達工の青根か
日常的に変人速攻を見慣れていて、そんで恐らく変人速攻が大嫌いな 月島でしょ」
月島「コレ止めてみたかったんですよね」
宮侑「なぬ…」
眉をしかめる影山
ぞーっ…としている日向
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