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ブラッククローバー 第112話 『王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験』
闘技場に集まった魔法騎士達
ユリウス「よく集まったね じゃあロイヤルナイツ選抜試験を始めよう!」
話は数十分前…街のどこか…
ザクス・リューグナー「…やれやれ…ようやく遠征から帰還したと思えば…
これ以上は公務執行妨害だ 魔法騎士団として君を処罰しなければならない…!」
団員「貴様、この方を誰だと思っている!! “紫苑の鯱” 副団長ザクス・リューグナー様だぞ!!
今の “紫苑の鯱” 復興もこの方の御力と人徳のお陰…麗氷の聖者だ!!」
*「知らねーよ そんなキザヤロー
ただの腰巾着が自分の栄光のようにグダグダ偉そーに語ってんじゃねーよ オマエが喋んねーと自己紹介も出来ねー愚図かオマエの主人は
公務執行妨害?いいよなオマエらお偉いさんは そう言や自分の気に入らねーモンを好き勝手に手ェ出していいんだもんなァ?
ホラやってみろよ?オマエのご自慢の魔法で正義の名の下、罰してみろよ?権力を笠に着た暴力集団の副団長さんよォ」
団員「貴様ァアー…」
団員を制止するザクス「魔法騎士団への侮辱 赦さん」
氷魔法 “アイススライサー” で攻撃するザクス「我が魔法を受け、後悔せよー!!」
しかし…
怯える団員「ひい…ひいいいぃぃ」
*「麗氷の聖者…ねぇ…
オレなんかに負けるとは、副団長様が聞いて呆れるなァ オマエにゃ魔法騎士団のローブはもったいねーよ」
ザクスのローブを奪っていく謎の男「…さァて…もっとヘコませ甲斐のあるのはいるかなァ」
場面は闘技場へ
どこかの団員「ロイヤルナイツ試験!!どんな試験か分からんが滾るわ!!私の真の実力を披露する時が来た!!」
ミモザ「きゃっ…
あの〜その程度の魔力でも放出しますと周りに迷惑なので もう少し落ちついてはいかがですか?ウフフフ」
団員「す…スミマセン」
周りの団員達「ミモザ・ヴァーミリオンだ…!回復魔法やサポート系のエキスパートだったが、最近では攻撃魔法も覚えてきてるとか」
「何でもアリかよ、さすが王族だな あと胸デケー…」
クラウス「ミモザ、試験前に余計な揉め事を起こすなよ?相変わらずの天然失礼だな」
ミモザ「クラウスさんは真面目で心配症でメガネですわね」
クラウス「メガ…」
周りの団員達「クラウス・リュネット…!ここ数か月でグンと力をつけたヤツの鋼魔法は突破困難だぞ…!あと何か筋肉も鍛えてるとか」
ベル「ちょっと〜今日はデートの約束だったでしょユノ〜」
ユノ「そんな約束してない」
ベル「なんですって〜〜」
周りの団員達「そして今年の新人1位、風精霊使いのユノ…!」
「他も言わずと知れた猛者揃い…!」「やはり金色の夜明けがこの試験でも多数通過しそうだな…!」
ミモザ「皆様なんだかピリピリしてらっしゃいますわね〜もう少しリラックスなさったらいいのに…ウフフフ」
クラウス「オマエはリラックスしすぎだぞ」
そこに…
アスタ「お!クラウス!ミモザ!よっす!!久しぶりだな〜!」
頬を染めるミモザ「あッ…ああああ…アスタひゃんッ!!」
クラウス「アスタ!私も鍛えて強くなった!負けんぞ!」
アスタ「そうか!うおおおお燃えるぜぇぇぇ」
ミモザ「アスタさん…!がが頑張りましょうね…!」
アスタ「おう!! ?何か顔赤いぞ、大丈夫か?ミモザ」
ミモザ「は…はいっっ だッ、大丈夫れす!(久しぶりで緊張しますわわわわわ)」
アスタ「おうユノ!この間は温泉気持ちよかったな!」
ユノ「ああ」
もにょもにょ言ってるミモザ「お…温泉!?温泉って何ですの!?ユノさん?」
アスタ「火山登り競争は負けたからな…!今日は負けねーぞユノ!!」
ユノ「落ちた時のイメージトレーニングはして来たか?泣かない為の」
アスタ「なにぃぃぃ!?
…へへ 何だか楽しそーじゃねーか、ユノ!!」
ユノ「…オマエもな、アスタ」
そこに…
レオポルド「アスタ!!ユノ!!オレも忘れるな!!試験に合格するのはオレだー!!フハハハハハ」
アスタ「オレだ!!」
ユノ「オレ」
レオポルド「いやオレだぁぁ!!」
まぁもうやれるだけやるしかないっしょ!」
マグナ「嘘つけ!あのヘタレがこんなとこ来るワケねーだろ!」
ノエルを見ている兄のソリドはいつもの様に見下した笑みを浮かべている…
“だからこそ超えろ”
…というメレオレオナの言葉を思い返したノエルは力強い目で顔を上げる
ノエル「(そうよ…!!もう恐れない…!!お兄様やお姉様に私の成長した姿を見せてやるんだから!!)」
チ〜ム対抗ォォォー…魔晶石(クリスタル)破壊バトルトーナメントであ〜る!!」
ま、オレらの魔法帝なら 少しの遅刻くらい許してくれるよね?」
フィンラル「いやぁ〜緊張するな…!
まぁもうやれるだけやるしかないっしょ!」
マグナ「誰だオメー、暴牛のローブなんて着やがって…誰に許可得てんだ?あん?」
ラック「知らない人だね、とりあえずヤる?あはは」
フィンラル「フィンラルだよ!!試験に向けて気合いを入れるために髪型変えたんだよ!」
マグナ「嘘つけ!あのヘタレがこんなとこ来るワケねーだろ!」
フィンラル「嘘じゃないよ!!オレ先輩だよ!!」
アスタ「いやいやいや、お2人共ヒドイっスよ!!どう見てもフィンラル先輩でしょ!!認識能力低すぎですよ!!」
泣いて喜んでいるフィンラル「あ…アスタくんっ!!」
アスタ「ただ何だかそこはかとなくチャラいっス!!」
マグナ「そーだな、チャラいな」
ラック「うん、チャラいね」
フィンラル「チャラくたっていーじゃない!!人間だもの!!」
ノエル「うるさいわね は….恥ずかしい連中ね〜…」
視線を感じたノエル…
ノエルを見ている兄のソリドはいつもの様に見下した笑みを浮かべている…
ノエル「(ソリド兄様…!!)」
怯みそうになるノエルだったが…
“だからこそ超えろ”
…というメレオレオナの言葉を思い返したノエルは力強い目で顔を上げる
ノエル「(そうよ…!!もう恐れない…!!お兄様やお姉様に私の成長した姿を見せてやるんだから!!)」
ユリウス「…みんなよく集まったね」
姿勢を正す魔法騎士達「魔法帝ー!!」
ユリウス「じゃあロイヤルナイツ選抜試験を始めよう…!」
ユリウスの背後からゆっくりと姿を見せた国王「試験説明は余からしよう 何しろロイヤルじゃからな!ロイヤル!フッフッフ
(余が国民から人気を得る為に、皆存分に力を揮え〜…!)
試験内容は…
チ〜ム対抗ォォォー…魔晶石(クリスタル)破壊バトルトーナメントであ〜る!!」
魔法騎士達「チーム…クリスタル…!?」「どんなルールなんだ…!?」
アスタ「え!?ガチンコで戦り合うんじゃねーのか!?ルール難しいのはカンベン!!」
国王「壊すのはこのクリスタルじゃ!!ルールは簡単!!
エリアに配置された自軍のクリスタルを守りつつ、先に敵軍のクリスタルを破壊した方が勝利となる!!」
アスタ「ホントだ簡単だ!!よかったァァァ」
国王「破壊できずに制限時間の30分が来た場合は、破壊した度合がより高い方の勝ちじゃ
え〜…この方式を取った理由は…あ〜…ん〜 え〜と…」
ユリウス「対白夜の魔眼戦では様々な団が協力して戦う必要がある
その際に必要な協調性や、ただ力押しで戦うのではない戦略性を測るのにこの試験が最適な方式だと考えた
(あとみんなの攻撃以外のいろんな魔法見れそうだし)」
魔法騎士達「なるほど…!」「ちょっと待て…ということは他の団の団員とチームを組まねばならないのか…!?」
ユリウス「では早速チームを発表する!」
アスタ「え〜と…オレは…あ!ミモザと一緒だ!それと…」
あわあわするミモザ「(あああアスタさんと一緒〜!?嬉しいんですけど嬉しいんですが…試験に…試験に集中しないと〜)」
アスタ「ザクス…リューグナー…?誰だ?」
そこに…
上から落ちてくる冒頭の謎の男「すみませ〜ん遅れました〜
ま、オレらの魔法帝なら 少しの遅刻くらい許してくれるよね?」
アスタ「何だアイツ…!?」
男「ザクス・リューグナーです よろしく」
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