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刃牙道 166話 『純粋力比べ

■斬り刻まれる侠客立ち…

ギャラリー

「ヤッバッッ」

「斬ったッッ」

「また斬ったァッッ」

「ひィッッ」

「何回斬った!!?」

武蔵「ふむ」



語り~

人間を斬る……

――という特殊な出来事

そんなん時代劇でしか見たことない



[現場を目撃した 沼館 修一(22)]

沼館「ええ…見ました ――斬るの
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もちろん初めてです

2度も見れませんから人切りなんて

そもそも「刀」とか見ないっすからフツウ

おと…音ですか……?

(…………………………………………………)

いや…………………………………………もう

すっげぇ音しましたよ それはもう……

イヤ…大っきい音とかじゃなく

なんていうんだろ……

ああ…… 皮膚があってその下に――

筋肉があって―― なんだろ

人の身体ってやっぱ―― 水分が含まれてンだな…って」

「そういうもの刃物で切ったら ああいう音なんだ……って」
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ズタボロに斬り刻まれた花山の背中……
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ギャラリー

「ズタズタだ……」

「うわ」 「おお」

「ひえ~~」

「死なねえの…!!?」

「うぷ…」



ゆっくりと振り向く花山……そして一言…



花山「――ってぇな」
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武蔵「ほぉ~~~~~……

「痛い」と申すか………花山

長く「武」を歩むも俺に斬られて「痛み」を口にする者を初めて見た

「痛み」の以前 或いは口にしようにも既に「事切れ」ている

並々ならぬ強さなくしては痛がることもできん

幾度言わせる気か花山」



武蔵「天晴だ」
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ズチャリ…

花山はゆっくりと武蔵に近付いていく…

武蔵「……………… ん……」



武蔵「なんだ……?こうか……?」
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「え…」

「…………」

「なに…?」


徳川の嬉しそうな顔……!
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武蔵と花山は手を握り合う…

武蔵「はて…」
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徳川・内海「手四つッッ」



武蔵「これは現世の風習か…?」



武蔵「ピクルともやったぞ」
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ギャラリー

「おお…ッッ」

「力比べだッッ」

「握力勝負だ……!!!」



徳川「内海よ 見物じゃぞ

生の青竹の「節」を造作もなく粉砕する握力と

500円硬貨をねじ曲げる握力」



花山「間に合った」

唖然とする武蔵…

武蔵「間に合ったと……?」

花山「あんた……手の内だ」



メキュッッ!

武蔵「ん゛ん゛ッッ」
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武蔵「お゛ッッ ぬ゛ッ あ゛…」

花山の腕力に押される武蔵……

武蔵「な……なかなかの握り力…」

花山「手の内だ」


ガッ


花山は武蔵の顔面を鷲掴み……!
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■圧倒的、花山領域!!


→→続く