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ワンピース 第873話 『八方塞菓子

押し掛け麦わら大船団物語Vol.9・バルトロメオ編
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「民衆の皆さんにはステッカー半額キャンペーンなのだが…!?」


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町人達「大丈夫か!?」「手を貸してくれ!!」「◯ぬかと思った!!」「ケーキに押し潰される〜!!」「あっちからも声が!引き抜け!!」



経緯を聞いて驚くニワトリ伯爵「何と!!ちょっと待て!!お茶会はそんな事態になっていたのショコラ!?ム… “麦わらの一味” が!?」

モンドール「ああ散々だ!!結婚式もウェンディングケーキもムチャクチャ!!

ヴィンスモーク家暗◯も阻止され、あげくにあのベッジが裏切り “ママの暗◯” を計っていた!!」

憤るニワトリ伯爵「…!! ベッジめ…!!私はまんまとお前の実力を買っていたノワール!!」

長女コンポート「んでも爆発に関しては一切が謎のままだねえ」

オーブン「一緒に屋上にいたあいつらがやったとすれば自◯行為!!その線はうすい」

ニワトリ伯爵「…しかし1つ謎が解けたムール 実は “茶会” の間、会場への連絡手段が全て遮断されてたのだボン!!」

モンドール「おそらくベッジ達の工作だな」

オーブン「…何か伝えるべき用があったのか?」

ニワトリ伯爵「それが…!!東の海岸を拠点にしていた “タイヨウの海賊団” が茶会の間に…」

そこに…

ペコムズ「そうさ、あいつら逃げやがったんだガオ!!」
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ニワトリ伯爵「! ペコムズ!?」

ペコムズ「魚人海賊団全員、荷物をまとめて逃げやがったんだ!!…一体何のつもりで…」



話を聞いたペコムズ「え!?ジンベエが…!!脱退して “麦わらの一味” に!?」

オーブン「ああ…おそらくその為だ

ママの怒りの飛び火は明らか それを伝え、仲間を逃がす為にジンベエは一旦脱退を取り下げたんだ」

コンポート「ジンベエらしい周到な作戦だねえ…」

ダイフク「カタクリ!すでに軍隊が麦わらとベッジの下へ向かった!!別動隊はもう “ジェルマ” に攻め込んでる」

カタクリ「よし…ブリュレ…おれと来い!!」

ブリュレ「勿論よ、お兄ちゃん!! “麦わら” 達の息の根を止めてくれる!?許せないの!!あいつらアタシを散々コキ使って…うえ〜ん」

カタクリ「…そのつもりだ… “麦わらのルフィ” の首はおれが取る…!!奴がこの先、本当にママを脅かす存在になる前に消しておく必要があると感じた」

その時…

スムージー「皆、町を離れよー!!」

一同「!!」

カタクリ「スムージー」

スムージー「できるだけ遠くへー!!」

カタクリ「!? こんな時に」

モンドール「どうしたんだ、スムージーの姉貴!!」

スムージー「モンドール逃げるのだ!!」

走ってくるスムージーの背後に…

モンドール「!? まさかこんな時に…!?」

破壊しながら進んでくるビッグ・マム「ウェ〜ディ〜ングケ〜キ!!」
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*「出たー!!女王様の食いわずらいー!!」

**「こんなに短い周期でまた癇癪を…!!」

ダイフク「ウェンディングケーキを壊されて食い損ねた事を思い出したんだ!!」



モンドール「手に持ってんのは…!!オペラの兄貴!!まさか寿命抜かれたのか!?」

スムージー「…!! 無謀にも立ちはだかったのだ!!もう誰も近づくな!!

わかってる筈だ!!ママの食いわずらいを止めるには、その食い物を差し出す他ない!!

総料理長はどこだ!?あのケーキを再現できる唯一の男!!」

*「…それが…シュトロイゼン様は…」

全身包帯に巻かれているシュトロイゼン
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医者「皆の命を救ったものの…本人は派手に着地を失敗したようで!!数日、回復は望めません…!!」

ダイフク「何だと!?じゃあどうやってママを止める!?」

ペロスペロー「…この首都で暴れさせるのはマズイ…」

後ろから声をかけるペロスペロー「ママ!!ウェンディングケーキはあるぞ!!」

兄弟「ペロス兄!!ダメだ、何を言ってる!?」

ペロスペロー「ケーキには予備があったんだ、ママ!!厳選した素材で作られた、ほっぺたがトロける程の!!最っ高のウェンディングケーキ♡♡」

ゆっくりと振り返るビッグ・マム「…」

ペロスペロー「ママにぜひ食べさせたいのに!!何と “麦わらの一味” がそれを盗んで行ったのさ!!ペロリン♪

あいつらは今まさに南西の海岸へ向かい、逃げ出そうとしている!!」

ビッグ・マム「…!! ウェンディングケーキ…!!」

ペロスペロー「そうさ!!あいつらが持ってる!!

(聞く耳は多少持っているハズ!!行ってくれれば一石二鳥!!)」

カタクリ「…!!」

スムージー「(誘導なんて…できるのか?)」

固唾を飲んで見守る兄弟達と町人



ビッグ・マム「ウソをついたら…!!お前の寿命で償えよ…!!」
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ペロスペロー「!?」

ビッグ・マム「ゼウ〜ス!!」

ゼウス「ハイ、ママ!!」

ゼウスに乗って飛んでいくビッグ・マム「ウェディングケ〜キ!!」
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その場に腰を抜かすペロスペロー「…マズイ事に…」

スムージー「うまく誘導できたと思ったら」

ペロスペロー「麦わら達をママが仕留めてもケーキなんてありはしない!!ここへ戻ってきたら私は終わりだ…!!」

スムージー「…しかし時間は稼げた、その間にケーキを作らねば!この島も終わりだ」



ペロスペロー「…いや不可能だ、よく考えろスムージー

…総料理長シュトロイゼンをもってして、何日かけて作ったケーキだと思う!?

他国から奪い集めた “幻の食材” ももうない!!それを作れる当人は意識不明!!…ケーキは作れない!!

…更に厄介なのは ママはあのケーキを一口も食ってないんだ…ペロリン♪」

スムージー「!? …じゃあ今回の “お題” は!?」

ペロスペロー「 “ママの想像の中で膨らんだ 食べた事もないおいしいケーキ” だ!!」

一同「!?」

ペロスペロー「そんなもの一体どこの誰が作れる!?」

カタクリ「マズイな…少なくとも…この島は滅ぶ!!その先は “未知数” だ…!!」

一同「…!!」

そこに…

プリン「私が助けてあげようか!?」

ペロスペロー「!? プリン!!」
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プリン「今回のウェンディングケーキは “チョコレートシフォンケーキ” よ!チョコの味なら私は総料理長にも負けない!!」

町人達「あァ、プリン様!!」

プリン「…そしてシフォン姉さんはシフォンケーキのエキスパート!!私達ならあのケーキ作れるわ!!」

モンドール「本当か、プリン!!」

オーブン「しかしシフォンは敵であるベッジの妻だ!!」

三つ目を開き、銃を取り出すプリン「言う事聞かすわよ…」

兄弟達「出た!悪プリン!!」

ガーンとくる町人達「え!?なんかプリン様ガラ悪い!!」

プリン「…実は今回のケーキの材料は、ナワバリの入口にあるカカオ島 “ショコラタウン” に一旦集められてるの…!! “幻の食材” なら本当に予備はある

ペロス兄さん、ママが麦わら達を消したら “ショコラタウン” へ誘導して!私が治めてみせる!!」

ペロスペロー「本当か、助かるぞプリン!!」



プリン「サンジに侮辱されたの、私…!!」
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“なんて…美しい瞳だ…”



プリン「あいつらを消してくれるなら…ママにご褒美くらいあげなくちゃ…」

一同「!?」



その頃、ルフィ達は…

ナミ「みんな急いで!!すぐに追手が来るわよ!!」

走る一同

ルフィ「お前、ジンベエに乗ってるだけで偉そうに言うなよ!!」

サンジ「いいんだ、ナミさんはカワイイんだから♡」

キャロット「あはは」

ナミ「カワイイし、か弱いの!

ここを突っ切って “誘惑の森” を抜けるのが最短ルートよ」

ルフィ「…またあの森通るのか 大丈夫かな」

ナミ「あ!アレ何!?」

キングバーム「イデデデ…!!」

レディツリー「大丈夫?キンちゃん」

キングバーム「継ぎ目が痛いジュ レディツリー♡」

レディツリー「じきにくっつくわ♡」

ルフィ「あ」

涙を浮かべるナミ「キングバーム!生きてたのね!」

レディツリー「?」

キングバーム「あ」

皆を乗せて走り出すキングバーム「憶えてろジュ!!貴様らァ!!イデデデ…!!」
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ルフィ「あれ?ナミお前、ローラのビブルカード取られなかったか?」

ナミ「1枚ね、2枚に切っといたの」

ジンベエ「こりゃ速いのう」

ナミ「 “誘惑の森” の主だから 森も直進できるわ!」

レディツリー「キンちゃ〜ん!!」

兵隊「前方に一味を確認!!追撃します!!」

ナミ「見て後ろ!!敵!!」

兄弟達「対象はすぐそこだ!!討ち取れェ〜!!」「おう!!」

ナミ「急いでキングバーム!!追いつかれたら縫い目を裂くわよ!!」

ペドロ「ひどいな」

その時…

上を見上げる兄弟達「ん?何かが上空を!!」

ビッグ・マム「ウェ〜…ディ〜ング…ケ〜キ!!」
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ルフィ達「え〜!?ビッグ・マム〜!!」

ビッグ・マム「よこせケーキ!!」