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ブラッククローバー 第121話 『ブチのめす』
…数年前
ボロボロで横たわっているアレクドラ「(…思わぬところに伏兵がいた…逃げるうちに奥深くの洞窟に来てしまった…
ここでは誰も私を救援には来れまい… …ここまでか…)」
しかしその時…
ウィリアム「大丈夫かい…?アレクドラ」
アレクドラ「(その姿はまるで…幼少の頃に見た絵画の…
神のようだった)」
ウィリアム「キミをここに感じた…もう心配はないよ」
私はヴァンジャンス様にグリモワールを捧げると誓った 金色の夜明けが最強の団で在り続けるよう邁進した
我々はヴァンジャンス様が選んだ貴族のエリート集団…!!だがそんな中に…
なぜあんな下民(ユノ)が…
それどころか…私にはわかる…団員皆に分け隔て無く接していたヴァンジャンス様が…
アイツには…アイツには…!!
アイツは今日5回も名を呼ばれた…!!私はまだ一度も話しかけられてないのに…!!
なぜアイツなのだ…!!四つ葉だからか…!?
…そんなアイツが…ヴァンジャンス様に期待されているアイツが自ら団長になるとぬかすなど…
ヴァンジャンス様を愚弄している!!)」
ベル「私に選ばれるのもユノの力なのよー!!何かムカツくわねアイツ…やっちゃうわよユノぉー!!」
ユノ「下がってろ…ベル」
ベル「んなっっ!?」
場面はノエルとソリド
攻撃を放ちながら追うソリド「クハハハハ 防御だけ出来たってどうしょーもねーぜ、ノエル〜!!」
その後ろから…
飛んでくるデミトリ「何をしている!2人同時に一気にクリスタルを叩く作戦がめちゃくちゃだ!」
ソリド「うるせー!!オレ様に指図すんな!!」
デミトリ「…仕方無い…!私も加勢し、一気に倒して…」
しかし次の瞬間…
デミトリの背後に生えてくるキノコ「よっ」
ぎょッ…とするデミトリ「!? うわぁぁぁ、何だコレ…重…」
地上に落ちていくデミトリ
ソリド「あ?」
デミトリ「うぐぐ…」
そこに…
菌魔法 “走るキノコくん” に乗って現れるエン「君にはさっき胞子をつけさせてもらた…ノエルくんの邪魔はさせないよ〜」
追いつかれたノエルも地上に降りる
ソリド「残念だったなノエル〜 オレが追いついちまった以上、もう万に1つもクリスタルを傷つけることは出来ねーぜェェ」
ノエル「…」
その時…
ノエルの肩から生えてくるキノコ「はたしてどうかな!?」
ノエル「きゃあ!?」
キノコ(エン)「安心したまえ、エンだ これは私の声を届けてくれる “しゃべるキノコくん” だ」
ノエル「何勝手にヘンなのくっつけてくれてんのよー!!」
エン「まあまあそんなことより…
試合前からソリドくんの発言を聞いてたけど…あんなことを言うのは兄じゃない!!
私は弟と妹が10人いてね…その子達の為に戦ってるんだ…
兄はね…自分より後から弱く生まれてくる弟や妹を守る為にいるんだよ
それをあんな風に傷つけることばかり言って…許せないよ!!
やれ、ノエルくん!!兄貴をブチのめしてやれー!!
普通のブチのめし方じゃないぞ!!二度と歯向かわないようにしてやれ!!
人間も動物だから一度立場をわからせてやれば二度と歯向かわないさー!!」
ノエル「え、えぇ… 急に元気ね、アナタ…」
ソリド「クハハハ…誰が誰を…ブチのめすって…?」
水で創った蛇で攻撃してくるソリド「このオレにクソ弱ぇ出来損ないのオマエが勝てるワケねーだろォがァァー!!」
肩のエンキノコはやられ、頬にかすり傷を負ったノエル「…そうよ…私は弱かった…
最初から強かったソリド兄様に…弱い人の気持ちなんてわからないでしょうね
もうアナタに…認められなくても構わない
私はもっと凄い人達に認めてもらえたから…!!
ソリド兄様の魔法…昔は本当に怖かったのに…今ではとても薄っぺらく感じるわ…」
ピキ…ときたソリドは大きな水の蛇を出す「ほざけ、一族の恥晒しがァァァ!!」
アレクドラ「どこまで私を侮辱するかー!!この私の最高の攻防力を備えた魔法…精霊魔法無しで止められるものかァァ!!
ヴァンジャンス様の夢を叶えるのは私だー!!」
しかし…
風魔法 “暴嵐の塔” で吹き飛ばすユノ
アレクドラ「…な…(内側から…!?)」
魔法騎士達「相手の魔法の中に魔法を発生させたー!?」「そんなこと…出来るのか…!?」
ユノ「人の夢なんか知らない オレが見るのはオレの夢だけだ」
大粒の汗を垂らすソリド「…(バカな…!!バカなフザケるな、こんなことあるワケねェェー
何だ、この魔法は!?
フザケるな、ありえねー あのノエルがこんな魔法…)」
ノエル「当てて…いいのよね?」
ソリド「やれるモンならやってみろオオ、この出来損ないがアアアアア!!
(当たらねー!!コイツの魔法がオレに当たるワケねーんだ!!)」
ノエル「 “海竜の咆哮” 」
ぶっ飛ばされるソリド
アスタ「うおおおお、ノエルー!!」
ミモザ「クリスタルをたった一撃で…!!」
ノエル「もう私は…弱くない!!」