ホテルで待つ滑皮のもとへに連れて行かれるウシジマ。
ホテルのロビーで滑皮に会い、普通に挨拶するウシジマ。
滑皮は、ウシジマに来いと一言いい、ロビーの椅子に腰かける。
滑皮はウシジマに飲み物を聞く。
ウシジマは拒否するも、滑皮はコーヒーを強要する。
滑皮は部下にコーヒーと砂糖をもってこさせる。
明日は、熊倉理事長の三回忌だという。そこで、爆発事故があった当時のことをウシジマから聞き出そうとする滑皮。
ウシジマはとぼける。
そのことを咎めない滑皮。
熊倉にも家族がいて、妻は女手ひとつで子供を三人も育てていて大変だという。
滑皮は語りだす。
こういう身分の自分らは、自分がやられても、必ずそれ以上に組織が仕返ししてくれると信じているから体が張れると。
しかし、熊倉の仇は誰も打とうとしない。事務所でもその話はタブーになっている。これでは熊倉が成仏しないという滑皮。
自分にとっては、昔の格好いい熊倉のまま心の中に生きているというと、滑皮の心中を察しないウシジマは、何の話かと聞く。
そんなデリカシーのない言葉に滑皮の部下がイラつく。
滑皮は、万年筆を落とす。
ウシジマは落ちた万年筆を広い、テーブルに戻すと、滑皮はもう一度、万年筆を落とす。
ウシジマは故意かと聞くと、滑皮は隠そうとせず、もう一度、ウシジマに拾うように指示する。
ウシジマはもう一度、万年筆を拾いテーブルに置く。
滑皮は、ウシジマにお前は一生俺の犬だ、と宣言する。
熊倉をやったのはウシジマで三億円の香典を要求する。
ホテルの前、ウシジマは戌亥といた。
戌亥は自分の実家のお好み焼き屋にいこうというもウシジマは取り立てをするからと拒否する。
ホテルの前で、ホテルに入ったホスト狂いのデリヘル嬢を待っているという。
ウシジマは、戌亥に滑皮のことを聞こうとしていた。
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