#あらすじ

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    ブラッククローバー BLACKCLOVER 第107話 『クローバー王国国王』

    全団の功績発表も終わり…

    盛り上がる国民達「魔法騎士団バンザーイ!!」「魔法帝バンザーイ!!」「金色の夜明けー!!」

    ユリウス「…では功績発表も無事終わったところで皆お待ちかね…我らがクローバー王国国王の登場だー!!」

    アスタ「国王!?そーいえばこの国の国王ってどんなヤツなんだ!?知ってるか!?ユノっっ」

    ユノ「知らない」
    1 (1)


    国王「(さぁ、民衆共…余を讃えよ!!)」
    1 (2)


    ぽかーんとするアスタとユノ「…」

    国王「余のすぐ横に立つな、余が目立たんだろ」

    ユリウス「あ、はぁ」

    国王「えーオホン 我が国民達よ、ご機嫌よう クローバー王国国王、A(アウグストゥス)・キーラ・クローバー13世である」

    微妙な反応の国民達「国王様ばんざぁーい…」


    国王「…もっと余を讃えんかァァァー!!」
    1 (3)

    急に声を荒げた国王にぎょッ…とするアスタ

    国王「国王ぞ!?余は国王ぞ!?この国で1番偉いのだぞー!?見よ!!代々受け継がれて来たこの神々しきマナを!!

    余の考えが!!余のルックスが!!余の何もかもが正しいのだ!!魔法帝なぞより余の方が偉大なのだぞォオー!!」

    しーん…としている国民達「(…あぁ…魔法帝が国王にならないかな)」「(魔法帝が国王にならないかな)」「(魔法帝が国王にならないかな)」

    ユリウス「国王、落ち着いて落ち着いて」

    国王「(おのれぇぇ〜ユリウスめ…!こやつばかり人気を得おって…!!それに…またしても金色の夜明けが1位だとォ〜!!

    金は余は嫌いな色だというのに…!王族が団長を務める団を差し置いて…気に食わぬ…気に食わぬ…!!

    ここは一発かまして、国民共の支持を得てやろう…!!)



    えー、今回は余より皆へ報告がある 白夜の魔眼のアジトを突き止めた!!」

    ザワッ…とする国民達「おお…!!」

    国王「今までは奴らから襲撃を受けることが多く、後手に回る戦いばかりだった

    だが今度は違う!いよいよこちらから敵へ総攻撃を仕掛ける!!その為に…
    1 (4)


    魔法騎士団の中でも更に選りすぐりの騎士を集め、最強の選抜隊を余が結成することとした!!

    その名も王撰騎士団(ロイヤルナイツ)!!

    1週間後!!全騎士団員を対象とした試験を行う!!この試験を通過した者のみ、ロイヤルナイツへの入団を許可する!!

    そして…余のロイヤルナイツで白夜の魔眼を殲滅する!!魔法騎士団員達よ!!己のグリモワールをこの王国へ捧げるのだー!!」

    歓声を上げる国民達「おお〜!!すごい!!」「ロイヤルナイツー!!」

    したり顔の国王「(フフフ…決まったな…!!ユリウスが調べ考えたことだが、これで余のモノだ…!!)」

    その時…

    アスタ「何で王様が選ぶんだ?
    1 (5)

    オレ達がすげーと思ってるのは魔法帝や団長達で、王様じゃないんだけど」

    国王「な…」

    アスタ「オレ、今まで王様が何かスゲーことした話ひとつも聞いたことないし…ユノあるか?」

    ユノ「…いや」

    アスタ「スゲー魔力あるのに国民の為には何ひとつイイことしてくれたことないってことだろ?」

    ユノ「…そうだな」

    アスタ「オレ魔力ねーからかイマイチわかんないんだけど…何かあの王様…オーラ無いってゆーか器小さそうってゆーか…」

    ユノ「オイ、アスタ空気読め こういう時は本当のことを言ったらダメなんだぞ」

    アスタ「え、じゃあやっぱりそーなの?」

    大笑いするジャック「カカカカ こいつぁオモシれー!」

    ノゼル「…」

    国王「…処刑じゃァァァー!!いくら強いとはいえやはり下民だったな!!その汚らわしい2人を即刻処刑せよー!!さぁ早く◯せ〜!!」

    アスタ「え”」

    ユノ「オマエのせいだぞ」

    どよめく国民達

    セッケ「バーカ」

    間に割って入るユリウス「王よ、気をお鎮め下さい そしてどうか私に免じて、2人を赦して頂きたい

    この2人がいつの日か、王を護る盾になることもあるかもしれない…それにこの程度のことで無闇に振り翳しては、王の権威が安く見えますよ」

    国王「…ぐぬ…!」




    ユリウス「ロイヤルナイツ…私も期待している!!魔法騎士団員達よ!!その勇猛な力をしかと見せてほしい!!」

    ノゼル「(言われずとも…)」

    ジャック「(団員が選ばれれば団の評価に繋がるな ヤミの団に負けたままじゃアいられねー)」

    リル「(頑張って次は最下位をとらないぞー)」

    歓声を上げる国民達「魔法帝ー!!」「ロイヤルナイツバンザーイ!!」

    国王「(お…おのれぇぇ〜!!)」




    功績発表の場は終わり…

    裏でユリウスに謝るアスタ「魔法帝すみませんでしたあああ」

    ユリウス「そういうわけでロイヤルナイツは更なる実績を得るチャンスだよ、やる気になったかな?」

    アスタ「はいッ!!」

    ユリウス「…凄いといっても君達はまだ新人だ 選抜試験には数々の猛者が来るだろう
    1 (5)

    傲らずに進んでおいで 待っているよ…!」

    アスタ「…はいッッ!!」



    城から降りていくアスタとユノ

    アスタ「ロイヤルナイツか〜!どんな試験があるか分かんねーけどやってやるぜー!!うおおおお」

    ユノ「オレだけ受かっても泣くなよ、アスタ」

    アスタ「誰が泣くかぁぁ!!絶対合格して白夜の魔眼をぶっ倒してやる!!

    (その為にも…早くあの力を使いこなせるよーになんねーとな…!)」

    その時…

    「レオぉぉぉぉー!!」

    大声にビクッ…とするアスタ「うわッ!?」

    顔から汗をたらたら流しているレオポルド「は…ハイ…!」
    1 (7)

    レオポルドの顔面をグーでぶっ飛ばす “紅蓮の獅子王” の新団長「この糞莫迦者がァァァ〜!!」

    正座させられている団員達
    1 (8)

    新団長「紅蓮の獅子王が5位だとォォ!?何だその体たらくはァァ〜!?貴様ら全員、任務で◯ぬ前に今ココで◯してやろうかァァー!?」

    アスタ「(何か凄い修羅場に出くわしたァァー!!)」
     


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    僕のヒーローアカデミア 127話 『サー・ナイトアイと緑谷出久と通形ミリオとオールマイト』

    オールマイトの顔真似を披露したデク

    サー
    「貴様、その顔なんのつもりだ」

    デク
    「いっ・・・」

    サー
    「私をオールマイトの “元・サイドキック” と知っての狼藉か・・・」

    デク
    「あっ、いっ、その・・・!!」

    1 (1)


    デクの目元を広げるサー
    「オールマイトにこんなシワはない!!」

    デク
    「!?」

    サー
    「目元のシワは通常フェイスにて約0.6cm、シルバーエイジからは約0.8cm
    今時、ノンライセンスグッズでも何時代のオールマイトか識別できるよう作られる」

    鼻を引っ張られるデク
    「ちょっ・・・待っ・・・!!」

    周りに目をやるデク
    「(事務所の至る所にオールマイト関連のグッズが・・・!!
    あれなんか10周年時の非売品タペストリーだ!欲しい
    間違いない・・・この人は紛れもなく・・・重度のオールマイトファン!!)」

    サー
    「非常に不愉快だ、お引き取り願おう・・・」

    デク
    「 “ビネガースーサイド事件” 、ご存知ないですか・・・?」

    デスクに戻ろうとしていたが立ち止まるサー
    「・・・!」

    デク
    「水質を変えられる “個性” の中学生が川で溺れ、
    それをオールマイトが救助した件の事です

    溺れた中学生はパニックで川をお酢に変えてしまい、
    オールマイトはそこに飛び込み 目をやられてしまった・・・

    1 (2)


    救出直後のインタビューで見せて目をすぼめた笑顔
    僕はそこをチョイスしたつもりだったんです!」

    サー
    「もちろん知っている、私が組む以前の事件
    NHAテレビの番組 “あの頃を振り返る” スペシャルでも少し触れていた」

    デク
    「ヴィランもいないし、他の活躍に比べて地味なんで
    ファンサイトでも滅多に挙がらないんですけど、僕好きでして・・・

    特に中学生が感謝を述べた後のセリフなんかすごくウィットに富んでて・・・」

    サー
    「 “こちらこそ、君のおかげでお肌10歳若返ったよ” 」

    デク
    「それです!! “お肌” ってのがまた!」

    サー
    「貴様・・・試したのか?」

    デク
    「あ、いや・・・!
    学校だと御本人がいる事もあって、
    骨太な話がし辛くて・・・テンション上がってつい・・・!」

    サー
    「・・・あの事件の肝は中学生の家庭環境だ」

    デク
    「そうなんです!知ると知らないじゃ言葉の重みが・・・」

    くすぐられ、息も絶え絶えのバブルガール
    「ミリオくん・・・あの子・・・何?」

    装置の錠を外してあげているミリオ
    「後輩ですよね

    (笑わせは出来なかったものの・・・結果的に良い入りじゃないか!?)」

    話は本題に入る

    サー
    「今よりも強くなる為、私の元で校外活動(インターン)がしたいと」

    デク
    「はい!お願いします!」

    サー
    「プリント(学校の契約書)」

    素早く取り出すデク
    「持ってきてます!」

    サー
    「話を遮る喋りはしない事
    そのプリントにこの印鑑を押せば契約成立となる」

    デク
    「はい!!」

    サー
    「一般企業に見られる、
    1日〜1週間の気軽な “就業体験(インターンシップ)” とは違う

    最低でも1か月以上の就労、
    もちろん有償だ
    まだ授業の多い1年生であれば公欠も増える、
    クラスの皆とも一律には歩めん」

    プリントを差し出すデク
    「皆と歩みを合わせていてはトップにはなれない・・・!」

    サーは印鑑を上げ・・・

    1 (3)


    タァン!・・・と押すが・・・

    デク
    「・・・あの・・・外しましたよ」

    机に印鑑を連打するサー「押す気がないからな」

     

    デク
    「ええ!?」

    サー
    「貴様がここで働くメリットは承知した、
    だが私が貴様を雇用するメリットは?

    サイドキック2名、
    インターン生1名で滞りないこの事務所に貴様を入れてどんな旨味があるんだ?

    社会に対し、自分はどう貢献できるのか 他者に対し、
    自分がどう有益であるか 認めてもらう為には、それを示さねばならない

    オールマイトはパワーとユーモアを用いて示した
    犯罪に脅える人々に希望を与えた だから人々は彼を受け入れた」

    デク
    「僕が・・・社会にどう役立てるのか・・・」

    2 (2)


    サー
    「貴様が我が社にどう利益となるのか、言葉ではなく行動で示してみるといい

    1 (4)


    3分、3分以内に私から印鑑を奪ってみよ
    私の元でヒーロー活動を行いたいのなら、貴様が自分で判を押せ」

    デク
    「えっ・・・ ・・・え!?」

    サー
    「ユーモアではセンスの欠片もない貴様にチャンスをやろうというのだ
    どうだ、私は優しいだろう
    ミリオとバブルガールは退室を」

    バブルガール
    「あっ、はい」

    サー
    「元気がないな」

    バブルガール
    「イエッサ!!」

    部屋を出た2人

    バブルガール
    「ミリオくん、あんな実技面接やってたっけ?」

    ミリオ
    「俺はサーからの指名だったのでやってないですよね」

    バブルガール
    「気に入られてんだよね全くもー あたしゃウラヤマですよウラヤマ!」

    ミリオ
    「タハーッ

    (しかし緑谷くんマズイよね・・・
    こいつはお先ダークネスだぞ・・・
    サーの “個性” を相手にその条件を達成するのはほぼ不可能だ・・・!)」

    2 (1)


    サー
    「私からは一切手は出さないし、
    私にどんな攻撃を仕掛けても構わん
    この室内がどうなってもいい、奪ってみよ」

    力を込め、突っ込んでいくデク

    サー
    「正面奪取・・・と思わせてからのー・・・」

    サーの前で止まって飛び上がるデク

    読んでいるサー
    「頭上」

    デク
    「・・・!」

    サー「からの再び突撃」

    読み通りに突っ込んでいったデクはかわされる

    サー
    「全て見えている」

    1 (5)


    デク
    「(やっぱり・・・!!でも・・・手数で上回れば・・・!!)」

    しかし・・・1分経過・・・

    奪えないデク

    サー
    「一旦距離を置く、そして焦燥 私の “予知” を “攻略出来ない” 事実に対して」



    サー・ナイトアイの個性 “予知”

    対象人物の一部に触れ、目線を合わせることで・・・

    1時間の間、その人物のとり得る行動を先に “見る” ことができる!

    サー
    「(条件は社外秘)」


    1 (6)


    デク
    「(手数じゃ対策にならない・・・!
    予知をかいくぐる策・・・!!ないか・・・!?)」

    サー
    「貴様がどんなものか、幾ばくか期待していたのだがな」

    デク
    「!!」

    サー
    「象徴たる力を持っていてもまるで凡庸 ヴィランが調子づき、
    時代に陰りが見え始めるこの時に・・・ならば



    やはり “ワン・フォー・オール” はミリオに継がせるべきだった」

    1 (7)


    デク
    「ワン・フォー・オール・・・!通形先輩・・・!?」

    サー
    「私はオールマイトを今でも敬愛している
    だが後継の件だけは・・・意思をはかりかねる」

    デク
    「(・・・ “やはり” ・・・!?
    通形先輩が後継者候補だったってこと・・・!?
    先輩は知ってるのか・・・!?

    ナイトアイとオールマイトはどういう経緯で先輩を・・・!?
    ていうかオールマイトは全部知ってるのか!?知ってたなら何で僕に黙って・・・)」

    サー
    「長考する余裕があるのかね?それとも疲れたか?策が無いか?
    ミリオに貴様を紹介すると言われた時、
    私は驚いたよ・・・そろそろハッキリ言おうか



    ワン・フォー・オールにはもっとふさわしい人物がいる
    私は貴様を認められん」

    1 (8)


    “君はヒーローになれる”

    デク
    「(あの日、貰った言葉)」

    脚に力を込めるデク
    「(上回れ・・・!上回れ!! “見えても” 反応出来ぬ程!!



    僕の全て 僕とオールマイトの今までを
    否定されて黙ってられるか!!
    オールマイトが 僕を選んでくれたんだ!!)」

    1 (9)


    物凄いスピードで部屋中を駆けめぐるデク
    「印鑑は押させてもらいます 絶対認めさせてみせます!」


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    沢村栄純 VS.機動力野球!!

    沢村、先頭打者に対し、2球目!

    打った!

    ショートゴロ。

    ただの内野ゴロだが、足が速い!

    1 (16)


    ファーストはギリギリアウト。

    沢村
    「しゃー倉持先輩。」

    「ナイスチー」
    「ナイスチー」
    「洋さんナイスチー」

    1 (1)


    白龍の選手
    「チー?」
    「ナイスチー?」

    前園
    (今のでギリギリかい。)

    金丸
    (めちゃくちゃ速ぇ・・・)

    先頭バッターは美馬に
    「センター返し狙ったら振り遅れた・・・
    手元で伸びて来るぞあのピッチャー」

    沢村の表情は明るい。

    調子も悪くなさそう。

    1 (2)


    春市
    (足を使ってくるチームだけに、なるべくランナーを溜めたくない。)

    倉持
    (俺らの守備で一つでもアウトを取ってやらねえとな。)

    次のバッターは際どいコースは全部カットしてくる。

    1 (3)


    沢村
    (・・この)

    外角低め・・

    ボール!

    由井、将司に
    「カット打法か・・・厄介だね。」

    御幸
    (先頭打者を2球で仕留めたからリズムを上げていきたかったのに・・
    さすが嫌なバッターを揃えてるな。

    こういうバッターからムキになって空振り取ろうとしても粘られるだけ。
    だったら緩い球でタイミングを外し
    手を出させるーーー。)

    しかし・・高めに浮いた!

    バッター打った!

    ライト前ーーー!!

    御幸「・・・」

    白龍高校初ヒット!!

    御幸はジェスチャーで

    ”高けぇよ!”

    沢村
    「サーセン!!」

    3番美馬の前にランナー出塁。

    礼をしてバッターボックスに入る美馬。

    御幸(きたな・・)

    1 (4)


    沢村は1塁ランナーのリードの大きさに驚く
    (でかくね?リードでかくね!?)

    1 (5)


    沢村は牽制球を投げる
    「このヤロー!」

    御幸
    (広角に打ち分けられる柔軟なバットコントロールに50メートル5秒8の俊足。
    プロが注目する天才バッター美馬総一郎。
    この男を止めない限り、勝ちは転がってこない。)

    沢村、2度、3度と牽制する。

    白龍の監督
    (しつこいな・・・
    ウチの宮尾が二塁に到達するタイムは3秒3
    選抜で御幸が出した二塁送球平均タイムは1秒91
    その差1秒39
    つまりあのピッチャーのピッチング動作のタイムが盗塁成功のカギを握る。)


    ピッ

    沢村のモーションからミット到達までのタイムを計る。

    1 (6)


    ピッ

    1秒29

    白龍の監督
    (決して速くはないが・・まずまず・・
    ウチ相手に先発させるだけはある。
    ならば存分に揺さぶらせていただこう。)

    沢村、モーションに入る。

    走った!

    前園

    「スチール」

    美馬は外角低めの球を逆らわずにレフト方向に!

    1 (7)


    ラン&ヒット!!

    レフトは降谷。

    倉持
    「降谷3つ!!狙ってくるぞ!!」

    降谷、ゴロを掴んで
    (いかせん・・)

    1 (8)


    3塁へ矢のような送球!

    しかし少し高い!

    セーフ。

    沢村(おお・・)

    当然の如く美馬も二塁に。

    1 (9)


    観客
    「うおお!これだよ これ。
    レフト前の当たりで迷わず三塁へ。」

    「今のは暴走だろ・・・?
    降谷の送球が逸れなかったら危なかったぞ。」

    「リスクは十分承知。
    ここで走ってこその白龍野球。」

    御幸
    (右方向へ引っ張ろうとするチームバッティングじゃなく・・
    コースに逆らわず素直に弾き返してきた・・
    それが許されるほどチームに信頼されたバッターってことか・・・)

    ランナー2・3塁で4番北大路
    青道は前進守備に。

    観客
    「ヒッティングスクイズにセーフティスクイズ」
    「ゴロなら間違いなく突っ込んでくる」
    「転がされた時点で1点覚悟しなきゃならないからな。」
    「守備にも相当プレッシャーかかるぞ」

    記者
    「初回から山場だな。」

    記者・峰
    (・・・・
    この機動力に翻弄され崩れていったピッチャーはセンバツでも少なくなかった・・
    全国随一の機動力野球をどう迎え撃つ青道高校ーー・・・)

    1 (10)


    青道の選手は皆目つきが変わっている。

    倉持
    (たまんねえな。)

    春市
    (この緊張感。)

    1 (11)


    御幸
    (ランナー2・3塁・・・
    ピンチっちゃあピンチだが、むしろバッターとの勝負に集中できていいよな・・・)

    沢村の表情が・・・
    市大三高戦の時にも見せた、強烈に集中したものになっている!

    1 (12)


    1 (13)


    御幸
    (これだよ・・・
    この状態の沢村が全国の強豪にどこまで通用するか見てみたかった。)

    4番に対する一球目は・・・

    内角高め!

    バッターがやや避けるも

    1 (14)


    審判
    「ストライーク。」

    1 (15)


    これぞ沢村の真骨頂!!
    攻めの姿勢で主砲に挑め!


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    楊端和の檄により火蓋が切られた列尾攻城戦!! 火球の如く突撃する山の民族の行方は──!!?

    突っ込んでいく山の民。

    「いっ」

    「いっ・・・」

    「行ったーーー!!」

    その突撃、猛勇か、蛮勇か・・・——。

    河了貂
    「待って危ない
    そのまま突っ込んだらっ・・・」

    趙兵
    「バカが 来るぞっ 入れ」

    壁の上の弓兵たちが一斉に構える。

    「構えェ」

    「敵の矢をまともに受けるぞ!!」

    趙兵
    「来るぞォ」

    「バジオウ!」

    バジオウ
    「見テロ」

    楊端和も冷静に見ている。

    ドドドドド

    山の民の中から一団が飛び出していく。

    「! なっ 何かとんでもなく速ェ奴らがいるぞ」

    バジオウ
    「飛馬族(ひばぞく)ダ」

    門をくぐり、壁の中に入ろうとした趙兵がドドド・・・という音に振り向く。

    「?」

    すぐそこにまで迫っていた飛馬族たち。

    慌てる趙兵
    「なっ ちょっ 何だあいつら
    早く入れっ 敵がもう来てるぞっ」

    「え?」

    「すげェ 尻に追いつくぞっ」

    「いやっ でもその前にっ 矢が来る!」

    趙指揮官
    「射てェっ」

    ドドドドド

    ドドドドドドド

    文字通り雨のように降り注ぐ矢だが、落ちる前に速さで突破する飛馬族。

    20170210181424e0f


    驚く貂
    「速さでかいくぐったァ!!」

    「・・・・・・・・・」

    信も言葉を失う。

    趙指揮官
    「いっ いかん!!」
    「門を下ろせっ」
    「城内に突入されるぞォ!!」
    「今すぐ門を下ろせェ!!」

    だが慌てて門の中に入ったことで兵士の武器がつっかえている様子。

    門番
    「何してる」

    「早く入れっ」

    「門を下ろせェ」

    「やれ!」

    「早く落とせ」

    「くっ」

    ガララララ

    「バカ」

    「まだ入ってないぞっ」

    「ゴス」

    逃げ遅れた騎馬隊を仕留める飛馬族。

    20170210181419b48


    ガラガラ

    ガゴン!!

    趙兵
    「ぐあっ」

    「うわああ」

    門の中に逃げそこなった趙兵に襲い掛かる山の民。
    壁の上の兵士たちもその光景に慄いている。

    また、一部の山の民が門を矛で突き始める。
    無理矢理持ち上げようとする者も。

    201702101814200fb


    指さすタジフ
    「※※※」

    バジオウ
    「ソレハ無理ダト言ッテイル」

    河了貂
    「当たり前だよ!」

    「・・・・・・・・・(汗)」

    「ちょっと! 笑い事じゃないって」
    「今の連中が殺られるよっ・・・・・・ああっ ほらっ」

    趙兵
    「射てっ 殺せェ」

    壁の上から矢を撃たれ、あっという間に全滅する飛馬隊。

    河了貂
    「楊端和!」

    楊端和
    「気にするな」
    「うちは大体 こんな感じだ」

    河了貂
    「・・・・・・・・・」


    山の民
    「(早くも敵を数人殺りましたな)」
    「(飛馬族の勇 しかとこの胸に)」

    河了貂
    「・・・・・・さて」
    「始めるか」

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    城を囲むようにあちこちに長い梯子をかけ、登り始める山の民。

    玉鳳隊

    陣幕を張り、休憩している玉鳳隊。

    「報告!」

    「列尾攻めが始まった模様です」

    「おお!早いなっ」

    「さすが王翦様だ」

    「・・・・・・・・・」

    番陽「先鋒はやはりあの第一大隊の亜光様か」

    「いえ それが」

    「城攻めを行っているのは山民族の軍勢と飛信隊だけのようです」

    番陽「!?」

    飛信隊の名前にピクっと反応する王賁。

    「あの列尾を」

    「山民族と・・・」

    「飛信隊だけで!?」

    「くそっ 俺達が途中つぶれ役にならなければ 飛信隊如きに先鋒を渡さなかったものを」

    立ち上がる王賁。

    関常「どこへ行かれます王賁様」

    兵士「!?」

    関常「今 小休止に入ったばかりですが」

    王賁「重要な一戦だ」

    「総大将 王翦の意図をこの目で確かめにいく」

    「本軍は予定通りケガ人の手当をしっかりすませてから前に来い」

    兵士「・・・・・・」

    「王賁様が出るぞ」

    「韓母隊お供します」

    関常「フッ」

    「相変わらず素直じゃありませんな」

    「単に飛信隊が気になると言えばいいのに」

    王賁「・・・・・・」

    そのまま馬に乗って出て行く王賁。

    関常「また無視ですか と」

    宮康「相変わらず意地悪だなー」

    関常「・・・・・・」

    「とは言え俺も今の飛信隊の姿は見ておきたいな」

    松琢「オイラは山民族が見たいス」

    関常「番陽副長本軍のこと任せたぞ」

    番陽「あっ 関常貴様っ」

    列尾

    梯子を登る山の民だが、次々に矢の雨にやられていく。

    さらに梯子の先端を盾兵たちが囲み、隙間から槍で突くという鉄壁仕様。

    趙兵「突けっ」

    「突けェっっ」

    「撃ち落とせっ 獣を上にあげるなァっ」

    初めて目の当たりにする戦闘の様子に、息を飲む新兵たち。

    あちこちに弓を打たれて息絶える山の民。

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    干斗「・・・・・・」

    「い・・・」

    「いよいよだ」

    「も 門が開いたら俺達も・・・」

    「突入するんだ!」

    全員が冷や汗でダラダラになっている。

    目の前のあちこちに死体が転がっていた。

    「ボエ」

    「うわ丙が吐いたぞ」

    「しっかりしろ丙」

    「うっ俺も気分が・・・」

    羌瘣「そう緊張するな」

    新兵「!」

    「あっ」

    「羌瘣副長」

    「副長っ」

    羌瘣「まだしばらくはこの城壁は落ちはしない」

    「・・・・・・・・・」

    一方、遠くから城壁の様子を見ている楊端和

    「・・・・・・・・・」

    次々に梯子から山の民が落ちていく。

    楊端和「・・・・・・・・・」

    「ここか・・・」

    『ラマウジ』

    ラマウジ「※※」

    楊端和『バジオウと鳥加族を呼べ』

    さっそく集まるバジオウたち。

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    一方、信も城の様子を見ている。

    信「・・・・・・」

    「く くそ」

    「やっぱ 全く落ちる気配ねェぞ この城」

    「やっぱ無計画なんじゃねェかよ 楊端和は」

    「きれいな顏にだまされて実は頭悪・・・」

    楊端和「信」

    信「うわあっ」ビクッ

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    信「攻め所を見つけた!?」

    楊端和「ああ」

    「鳥加族に援護させてバジオウの隊を登らせる」

    信「!!」

    「バジオウが登れりゃこっちのもんだ」

    楊端和「ああ だがそのための援護の手が足りぬ」

    信「援護の手?」

    楊端和「ああ お前の所に・・・」

    「腕のいい弓使いはいないか?」

    信「!」

    我呂「弓使い・・・・・・」

    岳雷「・・・・・・」

    信「・・・・・・へっ」

    「もちろんいるぜ とっておきの奴らがな!」

    仁「・・・・・・」

    淡「兄ちゃん俺達やっぱり来るべきじゃなかったんじゃ・・・」

    仁「バカ 最初に戦場へ行こうと行ったのはお前だろうが」

    城壁陥落の糸口を見出した楊端和!! その作戦に抜擢された仁と淡の初実戦はどうなる・・・!!?



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