人気コミック、週刊誌、雑誌が読み放題!!
今なら新規会員様特別キャンペーン開催中!!
2週間71円で全て読み放題!!
ブラッククローバー 第114話 『誓いの花』
アスタ「何寝っ転がってんだ、起きろォォ〜!!
このままじゃ負けちまうぞ!!さっきまでの正論はどーしたんだオイいいいいい!!勝ちたくねーのかオマエはぁぁ!!」
謎の男「ふぁぁ…別に負けたって構わねーからオレは
オマエがどんだけ勝ちてーか知らねーし興味もねー お前の熱をオレにぶつけるんじゃねー
昨日徹夜で眠いんだよ…人は寝ないと動けねーから今は睡眠優先…ぐ〜…」
今にもキレそうなアスタ
Aチームのリック( “珊瑚の孔雀” の三等中級魔法騎士)がスコープで覗いている
リック「…あのザクスとかいうヤロー…!!寝てやがる…!!」
“銀翼の大鷲” の三等上級魔法騎士カータス「…何かの作戦ではないのか…?」
リック「いや…私のクリスタルスコープは覗いた者の身体状態も見てとれる…今のヤツは完全に睡眠状態だ…!!」
“紅蓮の獅子王” の四等中級魔法騎士フォルティ「…!魔法帝への無礼に加え、何という不真面目で横柄な態度…!!やはり赦すまじ…!!」
カータス「どんな手があるにしても動かねば決して勝てん このまま終わらせてやろう…!!」
攻撃態勢に入るカータスとフォルティ
植物創成魔法 “魔花の道標” で辺り一帯の状況を見るミモザ「敵チームのクリスタル付近に2人…!その約60m手前の樹木の上に1人!
! 奥2人の魔力が膨張…恐らくは合体魔法…!攻撃が来ますわ!!(こんな遠くから…!)」
アスタ「おうッ!!(めちゃくちゃ速い攻撃だったけど…何となくのタイミングと方向がわかれば…
斬れる!!)」
クリスタルへの攻撃を斬ったアスタ「よっしゃぁぁぁぁ」
ミモザ「(速すぎて私では避けることも出来ない攻撃を…!!さすがですわ、アスタさん!!)」
謎の男の方を見るミモザ
しかし男はあのまま寝ている
ミモザ「戦力が1人欠けるのは痛いですが…このままでは勝てません!!役立たずさんは放っておいて私達だけで何とかしましょう、アスタさん!!」
アスタ「ミモザ…!」
ミモザ「私は敵の位置の把握と牽制をしながら…アスタさんはクリスタルを守りながら
2人で敵チームのクリスタルに近づき、直接破壊を狙う!!これしか無いですわ!!」
アスタ「(ミモザ、判断はえぇー!!色んな戦場をコイツも越えて来たんだな…!!)
よしッ!!それでいこぉぉぉ!!初めての共同作業だな!!ミモザ!!」
ミモザ「初…ひゃ…ひゃいっっ!!」
突っ込んでいく2人
アスタ「行くぞォォー!!」
ミモザ「! 来ますわッ!」
攻撃を防ぐアスタ「おらァァァ!!」
観戦している魔法騎士達「オイオイオイ、2人だけで真っ直ぐ突っ込み出したぞ」「ただ…アイツやるぞ…!」
「Bチームのもう1人…寝てないか?」「油断させる作戦か?」「ふむ…能力によってはこのような戦い方にもなるのか…!」
ユノ「(1試合目で負けたりなんかしないよな…アスタ)」
ベル「ナニやってるのコレ?」
ノエル「(案外様になってるじゃない、あの2人…)」
クラウス「頑張れよ…!ミモザ、アスタ!」
リック「何なんだアイツは…!!合体魔法を簡単に防ぎながらクリスタルごと突っ込んで来るぞ!!
こっちのクリスタルに向かって真っ直ぐ…どうやら相手にも位置を探れるヤツがいる!そろそろ中距離だ…!」
アスタ「! 見えたッ!!敵2人とクリスタル!!」
フォルティ「来た…!!」
カータス「慌てるな…こちらのクリスタルは無傷に対し、あっちのクリスタルはもうボロボロだ…!」
その時…
壁に身を隠したミモザが、植物魔法 “魔砲の花” で攻撃を放つ
石魔法 “石の砦(ロックフォートレス)” で防ぐカータス
アスタ「ミモザ…!!いつの間にこんなすげー攻撃魔法をー!!うぉおおお」
あの時、アスタに誓ったミモザの言葉
“アスタさん…!次、お会いする時は私も…並んで一緒に戦えるように強くなって来ますわ…!!”
ミモザ「私が先導します!!巻き返しましょう!!」
アスタ「(頼りになりまくるぜ!!ミモザ…!!)」
クリスタルを魔法で覆い、二手に分かれて飛び出していくカータスとフォルティ
“魔花の道標” を再び使うミモザ「…この反応は…左ですわ!!」
カータス「…アンチ魔法… 我が最強魔法受けてみよ…!!」
この位置…囲まれた!!いずれかの攻撃が当たってしまえばクリスタルはもうもちませんわ…!!
アスタ「ぐわぁぁー」
3方向から2人に攻撃魔法が放たれる…
カータス「相手は2人…接近して3人で囲むか…」
フォルティ「いや…!!灰色の髪の小さい彼はアンチ魔法の剣を持つ…!間近で見たが、近接戦では無類の強さだ!」
カータス「! アンチ魔法…!噂では聞いていたがあんな小僧が… おいそれと近寄るのは危険か…ならば…」
クリスタルを魔法で覆い、二手に分かれて飛び出していくカータスとフォルティ
アスタ「分かれた!!どっちがクリスタルを…!?」
“魔花の道標” を再び使うミモザ「…この反応は…左ですわ!!」
カータスの方に動き出すアスタ「よっしゃあああ!!」
カータス「…アンチ魔法… 我が最強魔法受けてみよ…!!」
ミモザ「とてつもない魔力の集中…!!強力な攻撃魔法が来ます…!!」
アスタ「斬ってそのままクリスタルも斬るー!!」
ミモザ「…!!(これは…!!同様の反応が2つ…)」
フォルティとリックも攻撃魔法を構えている
ミモザ「(他の2人も強力な中距離攻撃魔法を待って…!!
この位置…囲まれた!!いずれかの攻撃が当たってしまえばクリスタルはもうもちませんわ…!!
不味いですわ!!同時に放たれてはアスタさんでも捌き切れません…!!)
アスタさ…」
その時…
アスタの下に魔法陣が展開される…
アスタ「ぐわぁぁー」
ミモザ「あ…アスタさん!!」
麻痺?させられたアスタ「…」
ミモザ「(麻痺系のトラップ魔法を使える人がいた…!?一体いつの間に…!?何が起こるか分からない…これがロイヤルナイツ試験…!!)」
カータス「今だー」
3方向から2人に攻撃魔法が放たれる…