#マンガ

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    ナレーション~
    不可解な遺骸?


    アシリパ「ピンネラウ」

    「『若いオス鹿』だ 死んで何時間かたってる」
    杉元「猟師かな?」
    アシリパ「猟師なら獲物の毛皮をズタズタにして
    夏なのに肉の処理もせず何時間も離れない」

    杉元「アシリパさんこの肉どうする?」

    「白石たちに持って帰る?」

    アシリパ「いや・・・なんか嫌な感じがする」

    「お祈りだけして立ち去ろう」

    「あっちの湿地に仕掛けた罠を見てこよう 水辺の鳥が掛ってるかも」

    「これは『カシンタ』という水鳥用の罠だ太い部分はぶどう蔓で出来てる」

    2 (3)



    「ヒモを木に結んで罠を水面に浮かべ輪の中に餌を沈める」

    「餌をたべようと水辺の鳥が輪の中に首をいれると・・・くくり罠が絞まる」


    杉元「なるほど ぶどう蔓は『浮き』の役割か」


    アシリパ「罠を見て回るぞ杉元」
    杉元「はい アシリパさん」


    杉元「獲れてるよッアシリパさん!! 丹頂鶴が罠にかかってる」

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    「スゲー タンチョウヅル獲れた でかいッ」

    アシリパ「サロルンカムイ(湿原にいる神)かぁ・・・」
    「ナベヅルは美味しいけどタンチョウヅルは美味しくないんだよな・・・」
     

    杉元「ええ?」

    「せっかく獲ったんだし白石たちもお腹空かしてるだろうから・・・」


    白石「おなかすいたね」
    「・・・・・」
    普通に無視する尾形 
    2 (2)



    「あ!! 良かった帰ってきた」
    白石「鶴って江戸時代は関東の方にも飛んできてたらしいな
    将軍様もこうやって鶴の汁を食べてたって・・・」 

    杉元「だいぶ減ったみたいでもう関東じゃ見たことないぜ」
    (モグモグ)

    (う~ん・・・)
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    アシリパ「肉が硬いし美味しくないだろ?」

    白石「なんで丹頂鶴なんか獲ったんだ!」 

    アシリパ「普段は獲らないけぞ杉元が『北海道の珍味を食べ尽くしたいんだ』と
    いつも言ってたから・・・」


    杉元「言ってねえだろ 俺はそんな目的で北海道を旅してるんじゃないんだよ! 

    アシリパ「・・・・」

    「杉元は・・・どうして金塊が欲しいんだ?」

    杉元「まだ言ってなかったっけ」

    「戦争で死んだ親友の嫁さんをアメリカに連れてって目の治療を受けさせてやりたいんだ」
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    尾形「『惚れた女のため』ってのは その未亡人のことか?」
    白石「え?そうなの?」
    杉元「・・・・・・・」

    いきなり踊り始めるアシリパ

    (バサ)(バサ)

    「フン」「トリ」「フンチカプ」

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    杉元ビクっとする (アシリパさん どうしたの?)


    アシリパ (ハアホオオ)(ホーイホオ)

    「鶴の舞 釧路に伝わる踊り」

    「この踊りで着物の袖をバサバサさせるのは『ホパラタ』といって
    鶴はヒグマととても仲が悪くて羽をバサバサして喧嘩するから」

    「ヒグマにあったらホパラタすると逃げていくと言われてる」
    杉元「へえ・・・・どうして急に踊ったの?」

    2 (4)
    息を切らしながら目をそらすアシリパ
    頬が赤く染まっている。


    アシリパ「別に・・・鶴食べたから」 

    尾形「ふ・・・・」
    ふと誰かに気づく
    尾形「こっちに誰か来るぞ」

     男の方「ほら見てインカラマッ」

    「やっぱりアシリパだッ」

    インカラマッ「ですね」


    アシリパ「チロンヌプ(狐)と・・・チカパシだ なんでこんなところに!?」


    杉元「知ってる子?」
    チカパシ「やっっと見つけた!!」
    アシリパ「私を探していたのか?」

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    チカパシ「谷垣ニシパと小樽から探しにきた!!」
    白石「谷垣?」
    尾形「・・・・・・」


    チカパシ「でも・・・谷垣ニシパが大変なことに!!」


    杉元「谷垣に一体なにが?」


    インカラマッ「谷垣ニシパは私たちを巻き込みたくなくてはぐれました
    谷垣ニシパは昨日から追われてます」


    アシリパ「誰に追われてる?」
    インカラマッ「このあたりで最近家畜や野生の鹿を斬殺して粗末に扱う人間がいるらしく」
    「『カムイを穢す人間がいる』と・・・
    怒った地元のアイヌは谷垣ニシパが犯人だと誤解して殺気立ってます」

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    アイヌ「ハンケノ アン シリ ネ ナ!! (近くにいるぞ)」

    杉元「アシリパさん さっきのオス鹿・・・」
    場面が変わり森の中~
    (エゾシロチョウの集団吸水・・・)
    (黄金のキノコ・・・タモギタケだ)
    (湿地に巣を作る夏鳥のオオヨシキリ)
    (夏に首元が赤くなるアカエリカイツブリ)
    (湿地の花であるクロハナシノブとクロユリ)
    (夏の釧路湿原も綺麗だ)


    メガネをかけた中年男性「世界はこんなにも美しい」
    「おやおやおや・・・二股の袋角からみて若いオスですね
    夏毛の白い斑点がワタスゲの白い穂と混じり合ってなんと幻想的な」
    「すべてが愛おしい・・・・!!」
    2 (1)
     
    鹿に挿入する男

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    「私はッ!! なんてことをッ!! 汚らしいッ!!」

    「こんなことッあってはいけないッ!!」
    杉元「そいつ・・・詐欺師の鈴川聖弘が言ってた囚人かも」

    「アシリパさん 俺たちで真犯人をとっ捕まえて 阿仁マタギを助けに行こう」

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    ナレーション~
    すごーい! 彼は変態けものフレンズなんだね!

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    インデュラと化したデリエリがリュドシエルをぶっ飛ばす

    リュドシエル「ぐ…」

    その威力は、ぶっ飛ばされたリュドシエルが大樹を何本も突き抜けていく程…

    リュドシエル「おぐっ!!」


    ガラン「儂らは撤退じゃ、フラウドリン!!」

    フラウドリン「しかし!2人は…」

    ガラン「早うせい!!」

    フラウドリン「は!!」

    戦場から少し距離をとった2人

    フラウドリン「ガラン様!!デリエリ様とモンスピート様の変化は…!?あれは…あれはまるで…


    2 (2)


    破壊の権化インデュラ!!魔界にのみ生息し、魔神(住人)達ですら畏れ忌み嫌う伝説の獣…」

    ガラン「その通り…あれは七つの心臓を有する上位魔神が、六つの心臓を捧げ 闇と契約を交わし、本性を曝け出した姿じゃ

    ただし闘級5万を超える個体でない限り、その変化に耐えきれず◯ぬ!!よもやあの2人にインデュラ化を決断させるとは…」

    リュドシエル「汚らわしいケダモノ風情が…」

    ガラン「〈四大天使〉リュドシエル…たいした玉じゃ」

    光を放つリュドシエル

    デリエリは防御もせずに直撃…するが…

    2 (3)
     

    無傷のデリエリ

    ガラン「…が、これで終いじゃろ」

    リュドシエル「…っ」

    サリエル「う…」

    タルミエル「うそぉ〜ん」

    リュドシエル「サリエル!!タルミエル!!お前達も手伝わぬか!!」


    サリエル「あ…ああ!」

    タルミエル「ご…ごめんなさ〜」

    動き出した2人だったが…

    タルミエル「い」

    1 (1)



    モンスピートから伸びる黒い触手で押さえつけられる2人

    呪文を唱えるモンスピート…
    1 (1)


    黒い炎?とともに爆発が起こる…

    リュドシエル「この化け物どもが…!!」

    デリエリがリュドシエルの上をとる

    舌打ちするリュドシエル

    デリエリは髪の先端を鋭くし、リュドシエルへ攻撃する

    かわすリュドシエル


    かわされた髪の先端は地面へと突き刺さり…とてつもない威力の爆発が起きる…

    リュドシエルは至近距離からデリエリに光を放つ

    1 (2)


    くらったデリエリだが、構わずリュドシエルの腹に反撃をくらわせる

    ぶっ飛ばされるリュドシエル「ごほっ がはっ」

    ボロボロのサリエルとタルミエル

    リュドシエル「ありえん…!」

    2 (4)



    場面は走って向かっているメリオダス達へ

    キング「森が悲鳴を上げている!!」

    ディアンヌ「な…何が起きてるのかな!?」

    キング「さっきから〈四大天使〉は誰と戦っているんだ!?」

    ディアンヌ「〈十戒〉よりも禍々しい気配…」

    一同の前に…アークで護られた状態で倒れているエリザベス

    メリオダス「エリザベース!!」

    ディアンヌ「た…大変、倒れてる!!」

    1 (3)


    手を伸ばしたディアンヌだったが、アークに触れてバチッ…とくる

    ディアンヌ「つっ!何これ…バリア!?」

    大剣を置いたメリオダスが…アークの中に腕を突っ込んでいく…



    ディアンヌ「メリオダス…腕が!!」

    キング「それは女神族の張った結界だ!魔神族のキミには…」

    2 (5)



    エリザベスを抱きかかえるメリオダス「エリザベス…もう大丈夫だ」

    エリザベス「…メリオダス ごめんなさい…私…何も気付けなくて 何も止められなくて…何もできなくって…」

    大粒の涙を流すエリザベス

    メリオダス「お前は何一つ悪くねぇ…あとはオレがなんとか…」

    エリザベス「ダメ…あなたばかり傷つくのは…」

    飛び立っていくエリザベス

    メリオダス「エリザベス!!」

     

    リュドシエル「とことんやるか!!面白い…ならば私も〈四大天使〉の名にかけて」

    そこに…

    エリザベス「あなたは下がって

    2 (6)



    私が止めます」

    2 (1)


    向かい合うエリザベスとデリエリ


    我が身など、惜しくはない憎しみを断ち切れるなら
    殺意に呑まれた野獣を前に立ちはだかるエリザベス!
    無血の平和を諦めはしない!
     

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    緊張が走る弓矢兄弟の初実戦!!
    城壁突破の鍵となる重要な局面に際し、二人は大役を果たせるか・・・!!?

    「しっかり守ってやってよ 猿角 里魏」

    「・・・・もし死なせでもしたらお前らぶっ殺すからな!カカカ」

    猿角 里魏
    「ひっでェ隊長だなったく」
    「オオ 任せとけや」

    と猿角と里魏は大きな盾を持ち、弓矢兄弟の援護に向かう

    敵に近づくにつれ、緊張する仁と淡

    敵からの矢の攻撃を受けて次々に山の民が落下する

    里魏
    「そう緊張するなお前ら」

    猿角
    「敵の矢からは俺達が守ってやる お前らには一本の矢もかすらせねェ」
    「さぁ見せつけてやれよ飛信隊の」
    「弓矢兄弟の実力を!」

    2 (7)


    隊と軍の威信をかけて・・・・。

    楊端和
    「お前達の弓使いは ずい分子供っぽいな」

    「ぽいというか本当に若いよ」

    「隊でも最年少」

    「だが心配はいらねェ 腕は間違いなく一級品だ」


    2 (2)

    タジフ
    「ウチノ鳥加族ノ矢モスゴイモ」

    「・・・うちのは一つだけ不安なとこがあるか・・・」

    「・・・・うん」

    楊端和
    「?」

    鳥加族たちの最後方に位置決めする猿角たち

    里魏
    「よしこの辺でいいのかな けっこう遠目に陣取ったな鳥加族さんは」
    といって、地面に盾を構える

    猿角
    「立て置きの盾と別に俺らも一つずつ持って撃つ時も守るから安心しろ」

    「矢の補充もここに置いとく 足りなくなりそうだったら
    俺らが合図して持って来させるからそれも心配ない」

    「この鳥加族ってのと一緒に撃つんだ ってもう始めそうだな連中」

    2 (3)


    「近い・・・・」

    汗をかく仁と淡

    猿角
    「え?」

    「思ってたより・・・近いよね兄ちゃん」

    「ああ・・・」

    「すみません オレ達だけもっと後ろから撃ってもいいですか?」

    猿角
    「!? はァ 何言ってんだお前ビビんじゃねェ
    敵の矢は全部盾で防ぐって言ってるだろうが」

    「いや・・・そうじゃなくて・・・」

    「ん? 何かモメてねェかあいつら」

    「え?」

    楊端和
    「何だ?あの二人の不安なこととは」

    「・・・・ああ あの兄弟は
    実はまだ人を一度も撃ったことがないんだ」

    猿角
    「いいか
    撃ちだしたら敵の矢はこっちに集中する
    撃ったらすぐ盾に隠れるのくり返しだ
    ・・・・聞いてんのか二人共」

    2 (8)


    鳥加族のひとりが叫び攻撃を開始する

    楊端和
    「始まったぞ」

    「えっ」

    鳥加族が一斉に矢を放つ

    1 (2)


    城壁の上の趙兵達

    「梯子の奴らを落とせ」

    「くそっあいつら何本喰らったら死ぬんだ」

    「俺達は梯子下の後続をつぶすぞ」

    「乗り出しすぎて落ちるなよ」

    趙兵
    「!」「!?」

    趙兵達に次々と矢がささる

    趙兵
    「ぐあ」「ギャッ」

    「うぐあ」「ギア」

    「・・・・すっすげェっつ」

    楊端和
    「あれが鳥加族の矢だ」

    信と貂「あっ見ろ」
    「合わせて新しい梯子がかかる!バジオウの歩兵だ!」

    趙兵
    「また梯子が来るぞォ下の奴らを狙えェ」

    鳥加族隊
    「第二射 撃てっ」

    次々と趙軍に命中する

    「よしいいぞ 凄ェ援護だ
    今のうちにバジオウ達をっ・・・」

    2 (12)


    「ん?」

    「どしたテン」

    「・・・仁と淡が撃っていない・・・!」

    「!? 何ィ!?」

    盾に隠れている仁と淡

    1 (3)


    猿角
    「何で撃たねェんだお前ら
    敵の矢にビビるなってあれ程

    って言うかまだ敵はこっちに気づいてなかったのに
    いやまだ敵は混乱している 今のうちに早く撃て オイ」

    「ち・・・・近すぎるんです」



    猿角
    「な・・・」

    「何!?」

    「近すぎるんです!!
    ここからじゃ相手の顔がはっきり見えすぎる!!」

    猿角
    「!?・・・!? そ それがどうした・・・」

    「どうしたって・・・そんな・・・
    オレ達撃ちだしたらあんな顔がはっきり見える相手を一方的に・・・」

    「一方的にっ・・・」

    目を閉じ、下を向いたまま淡の言葉を遮る仁。

    「淡やめろ」

    2 (6)



    「兄ちゃん」

    「俺達はちゃんと分かって来たはずだ
    ちゃんと・・・・!
    だけど予想外のことが二つ起こった

    一つは覚悟が少し足りてなかったこと
    そしてもう一つは手の震えが止まらないってことだ」

    弓を握る仁の手が震える

    里魏「お」と二人に話かけようとするが仁が続ける

    「でも覚悟は今決めればいいし
    俺達にとってこの距離の弓なら多少の手の震えなど何の問題でもない」

    「・・・・・・」

    里魏
    「・・・・・・」

    2 (1)


    「・・・・でも兄ちゃん・・・」

    里魏「!」 と何かに気づく
    里魏「頭下げろっ」

    「敵の注意がこっちに来たぞっ」

    趙軍
    「新手の弓隊はあそこだっ
    とにかく撃ちまくれ そうすれば向こうの回転も悪くなる」

    じっと前を見る仁

    「淡見ろ」

    「?」

    「俺達が撃てない間に敵の矢が梯子を登る味方を一方的に殺してる」

    「それを止める」

    「今は・・・それだけだ」

    2 (4)


    そう言いながら仁は一本の矢を手に取る

    そして構えて弓を放った (バシュ)

    「兄ちゃんに続け」

    仁の放った矢が趙片の目を貫く

    趙兵「!?」「馬徳様?」

    という趙兵の目にも矢がささる

    1 (4)


    趙兵
    「田韋様」

    「どうした田韋っ・・・」
    次々と矢が当たり倒れる趙軍の隊長たち

    1 (5)


    あっけにとられる楊端和、信

    趙軍「・・・・・」

    「指揮官が三人とも一矢で即死・・・!?」

    「まさか狙ってやってる奴がい・・・」

    頭に矢がささる

    続いて矢を放つ仁  (シャ) (バシュ)
    次々と趙軍に矢が命中する

    趙軍
    「何だ」
    「何が起こってる」

    「急にっ」

    「黄馬様ァ」

    「一矢で皆 即死をくらってるぞ」

    「どこから撃ってる!?」

    「多分さっきと同じ新手の隊の端の奴だ」
    「ま まさか狙ってやって・・・」

    「バカそんなことができるものか」
    「どこだ あっあいつかっ」

    と言った趙兵の頭を矢が貫く
    「?!うわぁ」

    「頭を出すな とにかく一歩下がってあいつの所へ撃ちまくれ」

    2 (9)


    仁がもの凄い早さで矢を連射する

    (バシュ)(バシュ)(バシュ) (シャ)(シャ)(シャ)

    猿角
    「すすげェ」

    里魏
    「お おい仁 一息つけお前・・・」

    「大丈夫です」
    「続け淡!」

    「敵が多すぎる」

    里魏
    「本当だよ兄ちゃんだけにやらせんな 弟も手伝え」
    歯をくいしばり立ち上がる淡

    「やるよ兄ちゃん」

    猿角
    「!」

    2 (10)


    淡が趙兵に狙いをつけて、カタカタと震えながら弓を構える
    そして矢を放つも狙っていた兵士の真下の城壁に突き刺さる

    趙兵
    (ビクッ)

    「!」「あっ」

    「いい」「続けろ淡」

    「くっ」

    淡は連射するも、城壁にばかり刺さる

    2 (11)


    「続けろっ」

    「・・ふっ・・・・・ふっ・・・・ふっ・・・」

    「〝的〟を変えるな淡!」

    「ふぐうっ」
    矢を放つも、どんどん的から遠ざかる

    1 (6)


    淡は涙を流しながら

    「・・・・・・」「う」「うっ」

    「うぐうっ」

    「当たらないっ」

    「狙っているのに当たらないよ兄ちゃん」

    「ううっ」

    「・・・・・淡・・・」

    「兄ちゃん」「兄ちゃん」

    「・・・・・」

    「十連だ 見とけ淡」

    2 (5)


    そして仁は次々と矢を放ち

    盾で防御する趙兵の盾の隙間を狙い、趙兵達を矢で射抜く

    1 (7)


    信も驚く
    そしてバジオウ達の梯子がかかる

    趙兵
    「どっ」「どうしたっ」


    城壁の上にバジオウが現れる!

    1 (8)


    趙兵
    「あっ!!」

    仁による超絶弓撃が炸裂!!
    誰もが目を見張る弓技によって、ついにバジオウが城壁に立つ!!!



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    僕のヒーローアカデミア 127話 『サー・ナイトアイと緑谷出久と通形ミリオとオールマイト』

    オールマイトの顔真似を披露したデク

    サー
    「貴様、その顔なんのつもりだ」

    デク
    「いっ・・・」

    サー
    「私をオールマイトの “元・サイドキック” と知っての狼藉か・・・」

    デク
    「あっ、いっ、その・・・!!」

    1 (1)


    デクの目元を広げるサー
    「オールマイトにこんなシワはない!!」

    デク
    「!?」

    サー
    「目元のシワは通常フェイスにて約0.6cm、シルバーエイジからは約0.8cm
    今時、ノンライセンスグッズでも何時代のオールマイトか識別できるよう作られる」

    鼻を引っ張られるデク
    「ちょっ・・・待っ・・・!!」

    周りに目をやるデク
    「(事務所の至る所にオールマイト関連のグッズが・・・!!
    あれなんか10周年時の非売品タペストリーだ!欲しい
    間違いない・・・この人は紛れもなく・・・重度のオールマイトファン!!)」

    サー
    「非常に不愉快だ、お引き取り願おう・・・」

    デク
    「 “ビネガースーサイド事件” 、ご存知ないですか・・・?」

    デスクに戻ろうとしていたが立ち止まるサー
    「・・・!」

    デク
    「水質を変えられる “個性” の中学生が川で溺れ、
    それをオールマイトが救助した件の事です

    溺れた中学生はパニックで川をお酢に変えてしまい、
    オールマイトはそこに飛び込み 目をやられてしまった・・・

    1 (2)


    救出直後のインタビューで見せて目をすぼめた笑顔
    僕はそこをチョイスしたつもりだったんです!」

    サー
    「もちろん知っている、私が組む以前の事件
    NHAテレビの番組 “あの頃を振り返る” スペシャルでも少し触れていた」

    デク
    「ヴィランもいないし、他の活躍に比べて地味なんで
    ファンサイトでも滅多に挙がらないんですけど、僕好きでして・・・

    特に中学生が感謝を述べた後のセリフなんかすごくウィットに富んでて・・・」

    サー
    「 “こちらこそ、君のおかげでお肌10歳若返ったよ” 」

    デク
    「それです!! “お肌” ってのがまた!」

    サー
    「貴様・・・試したのか?」

    デク
    「あ、いや・・・!
    学校だと御本人がいる事もあって、
    骨太な話がし辛くて・・・テンション上がってつい・・・!」

    サー
    「・・・あの事件の肝は中学生の家庭環境だ」

    デク
    「そうなんです!知ると知らないじゃ言葉の重みが・・・」

    くすぐられ、息も絶え絶えのバブルガール
    「ミリオくん・・・あの子・・・何?」

    装置の錠を外してあげているミリオ
    「後輩ですよね

    (笑わせは出来なかったものの・・・結果的に良い入りじゃないか!?)」

    話は本題に入る

    サー
    「今よりも強くなる為、私の元で校外活動(インターン)がしたいと」

    デク
    「はい!お願いします!」

    サー
    「プリント(学校の契約書)」

    素早く取り出すデク
    「持ってきてます!」

    サー
    「話を遮る喋りはしない事
    そのプリントにこの印鑑を押せば契約成立となる」

    デク
    「はい!!」

    サー
    「一般企業に見られる、
    1日〜1週間の気軽な “就業体験(インターンシップ)” とは違う

    最低でも1か月以上の就労、
    もちろん有償だ
    まだ授業の多い1年生であれば公欠も増える、
    クラスの皆とも一律には歩めん」

    プリントを差し出すデク
    「皆と歩みを合わせていてはトップにはなれない・・・!」

    サーは印鑑を上げ・・・

    1 (3)


    タァン!・・・と押すが・・・

    デク
    「・・・あの・・・外しましたよ」

    机に印鑑を連打するサー「押す気がないからな」

     

    デク
    「ええ!?」

    サー
    「貴様がここで働くメリットは承知した、
    だが私が貴様を雇用するメリットは?

    サイドキック2名、
    インターン生1名で滞りないこの事務所に貴様を入れてどんな旨味があるんだ?

    社会に対し、自分はどう貢献できるのか 他者に対し、
    自分がどう有益であるか 認めてもらう為には、それを示さねばならない

    オールマイトはパワーとユーモアを用いて示した
    犯罪に脅える人々に希望を与えた だから人々は彼を受け入れた」

    デク
    「僕が・・・社会にどう役立てるのか・・・」

    2 (2)


    サー
    「貴様が我が社にどう利益となるのか、言葉ではなく行動で示してみるといい

    1 (4)


    3分、3分以内に私から印鑑を奪ってみよ
    私の元でヒーロー活動を行いたいのなら、貴様が自分で判を押せ」

    デク
    「えっ・・・ ・・・え!?」

    サー
    「ユーモアではセンスの欠片もない貴様にチャンスをやろうというのだ
    どうだ、私は優しいだろう
    ミリオとバブルガールは退室を」

    バブルガール
    「あっ、はい」

    サー
    「元気がないな」

    バブルガール
    「イエッサ!!」

    部屋を出た2人

    バブルガール
    「ミリオくん、あんな実技面接やってたっけ?」

    ミリオ
    「俺はサーからの指名だったのでやってないですよね」

    バブルガール
    「気に入られてんだよね全くもー あたしゃウラヤマですよウラヤマ!」

    ミリオ
    「タハーッ

    (しかし緑谷くんマズイよね・・・
    こいつはお先ダークネスだぞ・・・
    サーの “個性” を相手にその条件を達成するのはほぼ不可能だ・・・!)」

    2 (1)


    サー
    「私からは一切手は出さないし、
    私にどんな攻撃を仕掛けても構わん
    この室内がどうなってもいい、奪ってみよ」

    力を込め、突っ込んでいくデク

    サー
    「正面奪取・・・と思わせてからのー・・・」

    サーの前で止まって飛び上がるデク

    読んでいるサー
    「頭上」

    デク
    「・・・!」

    サー「からの再び突撃」

    読み通りに突っ込んでいったデクはかわされる

    サー
    「全て見えている」

    1 (5)


    デク
    「(やっぱり・・・!!でも・・・手数で上回れば・・・!!)」

    しかし・・・1分経過・・・

    奪えないデク

    サー
    「一旦距離を置く、そして焦燥 私の “予知” を “攻略出来ない” 事実に対して」



    サー・ナイトアイの個性 “予知”

    対象人物の一部に触れ、目線を合わせることで・・・

    1時間の間、その人物のとり得る行動を先に “見る” ことができる!

    サー
    「(条件は社外秘)」


    1 (6)


    デク
    「(手数じゃ対策にならない・・・!
    予知をかいくぐる策・・・!!ないか・・・!?)」

    サー
    「貴様がどんなものか、幾ばくか期待していたのだがな」

    デク
    「!!」

    サー
    「象徴たる力を持っていてもまるで凡庸 ヴィランが調子づき、
    時代に陰りが見え始めるこの時に・・・ならば



    やはり “ワン・フォー・オール” はミリオに継がせるべきだった」

    1 (7)


    デク
    「ワン・フォー・オール・・・!通形先輩・・・!?」

    サー
    「私はオールマイトを今でも敬愛している
    だが後継の件だけは・・・意思をはかりかねる」

    デク
    「(・・・ “やはり” ・・・!?
    通形先輩が後継者候補だったってこと・・・!?
    先輩は知ってるのか・・・!?

    ナイトアイとオールマイトはどういう経緯で先輩を・・・!?
    ていうかオールマイトは全部知ってるのか!?知ってたなら何で僕に黙って・・・)」

    サー
    「長考する余裕があるのかね?それとも疲れたか?策が無いか?
    ミリオに貴様を紹介すると言われた時、
    私は驚いたよ・・・そろそろハッキリ言おうか



    ワン・フォー・オールにはもっとふさわしい人物がいる
    私は貴様を認められん」

    1 (8)


    “君はヒーローになれる”

    デク
    「(あの日、貰った言葉)」

    脚に力を込めるデク
    「(上回れ・・・!上回れ!! “見えても” 反応出来ぬ程!!



    僕の全て 僕とオールマイトの今までを
    否定されて黙ってられるか!!
    オールマイトが 僕を選んでくれたんだ!!)」

    1 (9)


    物凄いスピードで部屋中を駆けめぐるデク
    「印鑑は押させてもらいます 絶対認めさせてみせます!」


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    沢村栄純 VS.機動力野球!!

    沢村、先頭打者に対し、2球目!

    打った!

    ショートゴロ。

    ただの内野ゴロだが、足が速い!

    1 (16)


    ファーストはギリギリアウト。

    沢村
    「しゃー倉持先輩。」

    「ナイスチー」
    「ナイスチー」
    「洋さんナイスチー」

    1 (1)


    白龍の選手
    「チー?」
    「ナイスチー?」

    前園
    (今のでギリギリかい。)

    金丸
    (めちゃくちゃ速ぇ・・・)

    先頭バッターは美馬に
    「センター返し狙ったら振り遅れた・・・
    手元で伸びて来るぞあのピッチャー」

    沢村の表情は明るい。

    調子も悪くなさそう。

    1 (2)


    春市
    (足を使ってくるチームだけに、なるべくランナーを溜めたくない。)

    倉持
    (俺らの守備で一つでもアウトを取ってやらねえとな。)

    次のバッターは際どいコースは全部カットしてくる。

    1 (3)


    沢村
    (・・この)

    外角低め・・

    ボール!

    由井、将司に
    「カット打法か・・・厄介だね。」

    御幸
    (先頭打者を2球で仕留めたからリズムを上げていきたかったのに・・
    さすが嫌なバッターを揃えてるな。

    こういうバッターからムキになって空振り取ろうとしても粘られるだけ。
    だったら緩い球でタイミングを外し
    手を出させるーーー。)

    しかし・・高めに浮いた!

    バッター打った!

    ライト前ーーー!!

    御幸「・・・」

    白龍高校初ヒット!!

    御幸はジェスチャーで

    ”高けぇよ!”

    沢村
    「サーセン!!」

    3番美馬の前にランナー出塁。

    礼をしてバッターボックスに入る美馬。

    御幸(きたな・・)

    1 (4)


    沢村は1塁ランナーのリードの大きさに驚く
    (でかくね?リードでかくね!?)

    1 (5)


    沢村は牽制球を投げる
    「このヤロー!」

    御幸
    (広角に打ち分けられる柔軟なバットコントロールに50メートル5秒8の俊足。
    プロが注目する天才バッター美馬総一郎。
    この男を止めない限り、勝ちは転がってこない。)

    沢村、2度、3度と牽制する。

    白龍の監督
    (しつこいな・・・
    ウチの宮尾が二塁に到達するタイムは3秒3
    選抜で御幸が出した二塁送球平均タイムは1秒91
    その差1秒39
    つまりあのピッチャーのピッチング動作のタイムが盗塁成功のカギを握る。)


    ピッ

    沢村のモーションからミット到達までのタイムを計る。

    1 (6)


    ピッ

    1秒29

    白龍の監督
    (決して速くはないが・・まずまず・・
    ウチ相手に先発させるだけはある。
    ならば存分に揺さぶらせていただこう。)

    沢村、モーションに入る。

    走った!

    前園

    「スチール」

    美馬は外角低めの球を逆らわずにレフト方向に!

    1 (7)


    ラン&ヒット!!

    レフトは降谷。

    倉持
    「降谷3つ!!狙ってくるぞ!!」

    降谷、ゴロを掴んで
    (いかせん・・)

    1 (8)


    3塁へ矢のような送球!

    しかし少し高い!

    セーフ。

    沢村(おお・・)

    当然の如く美馬も二塁に。

    1 (9)


    観客
    「うおお!これだよ これ。
    レフト前の当たりで迷わず三塁へ。」

    「今のは暴走だろ・・・?
    降谷の送球が逸れなかったら危なかったぞ。」

    「リスクは十分承知。
    ここで走ってこその白龍野球。」

    御幸
    (右方向へ引っ張ろうとするチームバッティングじゃなく・・
    コースに逆らわず素直に弾き返してきた・・
    それが許されるほどチームに信頼されたバッターってことか・・・)

    ランナー2・3塁で4番北大路
    青道は前進守備に。

    観客
    「ヒッティングスクイズにセーフティスクイズ」
    「ゴロなら間違いなく突っ込んでくる」
    「転がされた時点で1点覚悟しなきゃならないからな。」
    「守備にも相当プレッシャーかかるぞ」

    記者
    「初回から山場だな。」

    記者・峰
    (・・・・
    この機動力に翻弄され崩れていったピッチャーはセンバツでも少なくなかった・・
    全国随一の機動力野球をどう迎え撃つ青道高校ーー・・・)

    1 (10)


    青道の選手は皆目つきが変わっている。

    倉持
    (たまんねえな。)

    春市
    (この緊張感。)

    1 (11)


    御幸
    (ランナー2・3塁・・・
    ピンチっちゃあピンチだが、むしろバッターとの勝負に集中できていいよな・・・)

    沢村の表情が・・・
    市大三高戦の時にも見せた、強烈に集中したものになっている!

    1 (12)


    1 (13)


    御幸
    (これだよ・・・
    この状態の沢村が全国の強豪にどこまで通用するか見てみたかった。)

    4番に対する一球目は・・・

    内角高め!

    バッターがやや避けるも

    1 (14)


    審判
    「ストライーク。」

    1 (15)


    これぞ沢村の真骨頂!!
    攻めの姿勢で主砲に挑め!


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