#マンガ


    背中にナミを乗せ、城内を走り回るジンベエ。



    兵士
    「出口を塞げ——!!」
    「周り込め!!」
    「外へ出すな!!」

    ジンベエ
    「まいったのう!こりゃ囲まれそうじゃ」

    ナミ
    「えー!?出口ないの!?」

    兵士
    「ジンベエ親分・・・いや!!」
    「ジンベエの謀反だァ——!!!」

    ドドン

    ナミ
    「きゃ」

    ジンベエ
    「後ろをやれるかナミ!!!」

    11 (1)


    ???
    「あ!! 見つけた!! おーい!!」

    ナミ
    「任せて アッタマきた!!しつこいってのよ!!!」

    ポポポポポ・・・と黒雲を出していくナミ。

    ジンベエ
    「また前からも敵じゃ」

    ナミ
    「“雷雲ロッド”!!」

    バリバリバリ

    兵士
    「ぎゃああああ〜〜〜!!!」

    ナミ
    「・・・・・・・・・・・・!!」

    「ん? え——!? チョッパー!!?」

    キャロット
    「チョニキー!!ナミ〜!! 助けに来たんだよぉ!!」

    11 (6)


    ナミ
    「キャロット!! そうなのね!? ごめ〜〜〜ん!!!」

    鏡世界

    ジンベエ
    「ハァ ・・・・・・ハァ」

    キャロット
    「大丈夫!? チョニキ」

    ナミ
    「信じられない これが鏡の中!?」

    ブリュレ
    「ジンベエお前っ!!
    なぜこいつらと一緒にいるんだい!? これは明らかな裏切り!!」

    ジンベエ
    「!!ブリュレ・・・・・・」

    ブリュレ
    「お前はウチの傘下からの脱退を求め
    『ルーレット』におじけづいたと聞いたが」

    ジンベエ
    「ママには魚人島を守って貰った!!
    仁義は通したかったがあのルーレットからは死と悪意の匂いしかせん!!」

    ペドロ
    「・・・・・・ルーレット!?
    それはやらなくて正解だ“海峡のジンベエ”」

    ジンベエ
    「!」

    ペドロ
    「5年前救いを求め それを回した相棒が命を奪われた」

    ジンベエ
    「!?」

    ペドロ
    「あれは回した者が必ず死ぬ様に出来ている」

    11 (9)


    ブリュレ
    「ウィッウィッ当たり前だよバカ共!!ママは去る者を生かしちゃおかない!!!
    ちょっとした侵入者も・・・!! 忠実だった傘下の海賊でもね!!
    来る者は拒まず 去る者は殺す・・・・・・!!!
    それがママの ぐえ———っ!!」

    11 (10)


    チョッパーに抱えられるブリュレ。

    チョッパー
    「次へ急ごう!!後はブルックとルフィとサンジだ!!」

    ディーゼル
    「ちょっと待って いくら何でも重すぎる!!」

    女王の間

    11 (7)


    ほっぺたに絆創膏を貼るプロメテウス
    「いてて」

    ビッグマム
    「どうしたプロメテウス!」

    プロメテウス
    「ソウルキングにやられた傷が思いのほか深くて・・・少し開いてきた」

    ビッグマム
    「マママ・・・みっともない!!
    と言うよりコイツをホメてやろう・・・
    お前達が傷を負うなんて初めてだねェ!!」

    プリン
    「ママ・・・!! その“ホネ”ずっとそこに?」

    ブルック
    (え・・・“ホネ”って プリンさん雑な呼び方・・・)

    ビッグマム
    「こんな生き物他にいない 魂の芸術だ♪
    当分は図鑑に入れず持ち歩くさ♪」

    ブルック
    「!!!」

    ぞっと背筋が凍る。

    ビッグマム
    「──ご苦労だったね 麦わら達の件は・・・
    まさか誘惑の森を抜けるとは思わなかったが・・・無事囚人図書室の本に入った」

    ブルック
    (!?)

    プリン
    「ええ♡会って来た ざまァない あのまま殺すの?」

    ブルック
    (!?)

    ビッグマム
    「ああ 式の後にね」

    ブルック
    (!!? え え??)

    ビッグマム
    「ジェルマは今頃飲み潰れてるハズさ 酒場の女達を行かせてある」

    プリン
    「そう・・・でもレイジュが私の事かぎ回ってたわ 勘のいい女・・・!!
    もう解決したけどね」

    ビッグマム
    「ん? 何だ!?殺しちゃいねェだろうな」

    11 (11)


    ブルック
    「・・・・・・・・・・・・!?」

    (何ですかこの会話・・・
    プリンさん? あの・・・どこまでもいい娘のプリンさんは・・・!?)

    プリン
    「ちょっとママ!信用ないわね!
    脚だけよ 一発撃って記憶は消しといた・・・・・・」

    12 (1)


    ビッグマム
    「気をつけな
    お前は大切な花嫁 返り討ちにでもされたら大ごとだよ」

    プリン
    「ご心配ありがとママ──でもお陰で銃の威力も試せたわ」

    「ジェルマの改造人間でも間違いなく」

    「蜂の巣にできる・・・・・・♡」

    ビッグマム
    「ハ〜ハハ 気の効く娘だね
    明日はお前の発砲が全ての合図だ
    全員の注目する“誓いのキス”

    サンジはアホ面でお前のベールを上げて!口づけしようとする・・・
    そこで・・・!!

    初めて見るお前の『第3の目』!!!
    奴は一瞬だじろぐ!! その瞬間だ!!
    いいね 一発で仕留めな!!!」

    目の前の会話に、呆気にとられるブルック。

    ビッグマム
    「狙うのは奴の“眉間” 吹き飛ぶ脳ミソ!!」

    11 (1)


    「会場は あ然とし凍り付く!!
    危険を感じてももう遅い!!

    丸腰のヴィンスモーク達の背後にはすでに無数の銃口!!
    怖がる間もなく飛び散るジェルマの血!!

    花火の様に鳴り止まねェ銃声!!
    死んでもまだ体を貫く銃弾の雨!!

    地面に広がる血のプール!!
    変わり果てたヴィンスモーク6人の姿!!
    銃声は祝砲に変わる♪」

    ブルック
    「・・・・・・・・・・・・」

    ビッグマム
    「そこからが本当のパーティーさ!!!
    ケーキで祝おう!! 紅茶で祝おう!!

    邪魔な指揮官を失うその時
    ジェルマの全てがおれのものになるのさ!!!!」

    12 (2)


    6階客室『サンジの部屋』

    兵士がドアを開け、部屋の様子を伺う。
    暗い部屋のベッドからは大きなイビキが。

    兵士
    (・・・・・・・・・・・・・・・)

    部屋を出たチェス兵が報告を入れる
    「ええ・・・」

     

    「新郎サンジ様は間違いなく部屋で就寝されています
    朝まで部屋から出さぬ様──また誰も入れぬ様にしっかり警備せよ』

    兵士
    「は!!」

    部屋の前にはずらっと兵士たちが配備されていた。

    ベッドの中にはサンジにお付きのナス兵士
    「・・・・・・・・・・・・!!」

    11 (6)


    「・・・・・・・・・ん・・・?」

    「は!!
    しまった寝ちまったナス!! サンジ様のベッドで!!
    サンジ様まだ帰らねェナスか!!」

    (・・・・・・じゃもう少しだけ 寝るナス)

    2階会議室

    モンドール
    「──つまりナワバリまではペコムズが一緒だった
    奴らの目的はサンジの奪還

    プリンがこの本島に誘導したのは6人だ!!
    ソウルキングは今ママの手中

    ペドロは・・・3階中庭にて自爆だな?伯爵」

    ペドロとブルックの似顔絵に大きく×をつけるモンドール。

    ニワトリ伯爵
    「いかにも」

    11 (2)


    帽子男
    「2人消えた」

    メモを取るモンドール
    「そして『誘惑の森』に入った4人の内 ウサギとタヌキ・・・
    こいつらはブリュレの姉貴から捕えたと今日昼報告があった」

    会議室には他にもオペラにアマンドを始め、
    ビッグマムの子供たちらしき者たちが集まっていた。

    12 (1)


    さらにチョッパーとキャロットの似顔絵に×をつけるモンドール。

    「これで6人中4人が消える
    問題はクラッカーの兄貴を倒し 誘惑の森を抜け出したこの2人だ

    おれ達は確かに地下囚人図書室へ幽閉した
    ──なぜ脱獄の噂が流れた? オペラの兄貴!!
    ジンベエが現れたって?」

    オペラ
    「事実無根だ 何度言わせるファ!!!(怒)
    現に今どこにいる!? 何の情報もないファ!!

    地下には誰も来ていないファ!!!(怒)
    おれはママとの約束通り あいつらからローラの居場所を聞き出そうと拷問していたんだ!!

    奴らは何も知らず・・・だからそのまま焼き殺したんだ!!!
    確かにちょっとやり過ぎたがな!!
    ま・・・まさか兄を疑うわけじゃあるまいなモンドール!!」

    モンドール
    「・・・・・・・・・」

    オペラ
    (見張りをしくじったなんて絶対に言えるか!!
    ママに寿命全部抜かれてしまうファ!!!)

    11 (12)


    違和感を感じるモンドール
    (・・・・・・・・・!?)

    「──じゃこの2人も×と・・・」

    「サンジやヴィンスモーク家は?」

    ガレット
    「全員各部屋で確認されてるわ」

    「・・・・・・」

    モンドール
    「よし!!! 解決だ
    邪魔者共は消えた!!!

    今巨大キッチンでは明日の準備が着々と進んでる!!
    明日はおれ達の可愛い妹プリンの為に!! 最高の結婚式にしようぜ!!」

    11 (13)


    ウォォォォと応える子供たち。

    しかしモンドールは兵士たちにこそっと耳打ちをしている。

    モンドール
    (朝まで見回りを続ける・・・オペラを信用できねェ)

    兵士
    (は!!)

    3階医療室

    ルフィが飛び出した窓から、
    外を見下ろすレイジュ
    「・・・・・・・・・」

    「・・・・・・・・・」

    スイートシティ

    ルフィ
    「ハァ ハァ・・・」

    11 (3)


    ぐぎゅるるるるる・・・と腹を鳴らしながら夜の街を歩くルフィ。

    城内

    座り込んだサンジが弁当箱の中を見ている。

    サンジ
    「・・・・・・・・・」

    11 (14)


    (これをプリンちゃんに・・・・・・??)

    弁当の中身を思い出す。

    『しまった・・・・・・!! いつもの調子で作っちまった!!』

    サンジ
    (何やってんだおれは・・・!!
    全部“あいつら”の好物じゃねェか・・・
    忘れろ・・・忘れろ・・・!!!)

    座り込むサンジを見つけるボビン。

    ボビン
    「!」

    「ん??」ボヨヨン

    サンジ
    (短ェ様で濃い人生だった
    ルフィ達は自力で逃げるさ

    悪の軍団ヴィンスモークは全員死ぬ・・・!! おれも死ぬ
    ビッグ・マムの計画通り・・・!!
    これが一番敵を逆撫でず・・・)

    ボビン
    「おー食い物♡」

    サンジ
    「!」

    勝手に弁当箱を開け、骨付き肉を取り出していたボビン。

    ボビン
    「あ」

    「ん!? ヴィンスモーク・サンジお前は確か・・・」

    「部屋で寝てると・・・」

    11 (7)


    骨付き肉に気付くサンジ
    「・・・・・・・・・!!」

    ルフィの姿が浮かぶ。

    『お前が戻って来ねェなら
    おれはここで“餓死”してやる!!!』

    サンジ
    「手ェ離せ」

    ボビン
    「え」

    サンジ
    「その肉は・・・!!!
    お前のじゃねェよ!!!!」

    11 (5)


    ドゴッ

    ボビン
    「!!!」

    強烈な蹴りで吹き飛ばされるボビン。



    ボビン
    「・・・・・・・・・!!」

    サンジ
    「ハァ・・ハァ・・・」

    投げ出された肉を掴むサンジ。

    「何だー今の音は!!」

    青ざめるサンジ
    「・・・・・・・・・」

    「ハァ ハァ」

    兵士
    「あっちで音が!!
    壁が崩れた様な!!」

    ボビン
    「ここで・・・何してる・・・・・・・・・!!!」

    サンジ
    (何してんだ・・・!? おれは・・・)

    「ハァ・・・ハァ」

    サンジは弁当箱を掴むと、そのまま逃げ出してしまう。

    ボビン
    「おい!!待て貴様ァ———!!!」

    11 (4)


    サンジ
    「・・・・・・・・・・・・!!」

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    会議の続きから

    ピクシス
    「ならば・・・我々にはなんの大義があって
    レイス王から王冠を奪ったのだ?」

    一同
    「・・・」

    ヒストリア
    「公表しましょう」

    《街》
    新聞や掲示板で本当の事を知り
    世界の真実を知る人々
    皆がその内容に驚愕している

    6


    ハンジ、リヴァイたち

    スーツ姿のハンジ、リヴァイがロイ、ピュレの所を訪れている

    建物の2階の部屋の窓から新聞を手に持つ人々を
    リヴァイが見下ろしている

    4人が椅子に座りお茶を飲みながら話す

    ピュレ
    「人類を脅かす 人喰い巨人の正体は人間であり、
    我々と同じ祖先を持つ民族 【ユミルの民】だった

    ダウンロード


    我々の王は100年前にこの壁を築き、巨人の力で民衆の記憶を改竄し
    壁の外の人類は 滅亡したと思い込ませた

    だが人類は滅んでなどおらず、
    我々【ユミルの民】をこう呼んでいる

    悪魔の民族と

    近い将来、敵はこの土地の資源獲得を口実に侵攻を開始する
    それが5年前から始まった超大型巨人らの襲撃であると・・・

    もう記事は世に出た後ですが一連の話の信憑性は?」

    ハンジ
    「少なくとも、我々がずっと抱いていた疑問とは辻褄が合ってる
    そりゃ信じたくないですよ・・・そんな話・・・
    それで・・・街の反応は?」

    ロイ
    「・・・様々です
    そのまま受け取る者、笑い飛ばす者、
    未だ兵政権に異を唱え陰謀論を結び付け吹聴する者、
    あなた方が危惧した通りの混乱状態です」

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    ハンジ
    「あぁ・・・でも仕方ないよ 調査報告が我々の飯代だ
    情報は納税者に委ねられる
    そこが前の王様よりイケてる所さ」

    ハンジがお茶をズズッと飲む

    ハンジ
    「ああ・・・」

    ロイ
    「あなた方を誇りに思います、
    同じ壁に生きる者として、または・・・働く者として」

    ハンジ
    「・・・どうも」

    リヴァイ
    「あぁ・・・今度は調査兵団を担いで記事を書くといい」

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    ロイ
    「・・・私達はこれからどうなります?
    私達が巨人を恐れ、憎み、どうかこの世から消えてなくなれと
    願ったのと同じように、
    世界中の人々が我々を人ではなく
    有害な化け物とみなしたその結果
    あの地獄が繰り返されるのだとしたら・・・」

    ティーカップに添えたロイの手が小刻みに震えている

    ロイ
    「我々が死滅するまで地獄は・・・終わらない」

    そう言って俯くロイ

    授与式

    ヒストリアの授与式の準備を待っているエレン達
    そこへヒッチがやってくる

    ヒッチ
    「やぁ、壁の英雄達よ」

    ジャン
    「・・・ヒッチ、来てたのか」

    ヒッチ
    「あんた達が勲章もらうの見に来たんだよ
    一応、私も政変の立役者の一人なんだからね」

    ジャン
    「そうか・・・」

    気まずそうな顔のエレン、アルミン、
    ミカサ、ジャン、フロック


    ジャン
    「・・・・マルロは、最期まで勇敢だったよ」

    ヒッチ
    「・・・うん」

    ジャン
    「そうだろ、フロック話してやれ」

    フロック
    「あぁ・・・ マルロ・フロイデンベルクは
    オレと同じ急募入団の新兵で・・・
    その中でも俺達をよくまとめてくれた

    ・・・現場は絶望的で調査兵団は全滅寸前まで追い詰められた
    みんな怖気づいてどうにもならなかった時も
    あいつだけは仲間を鼓舞し続けた」

    ヒッチ
    「・・・へぇ」

    虚な目のヒッチ

    フロック
    「あいつは凄い奴だったよ」

    ヒッチ
    「知ってる・・・だから私の言う事なんて
    聞かないんだろうね」

    フロック
    「・・・」

    エレンがアルミンに言う

    エレン
    「オレには分からないな正しい選択なんて
    未来は誰にも分からないハズだ

    大体・・・お前は見たのかよ?壁の外を・・・
    壁の外には何があるんだ?」

    アルミン
    「・・・海」

    エレン
    「・・・そうだ・・・海がある でもまだ見てないだろ?
    オレ達はまだ何も知らないんだよ
    炎の水も、氷の大地も、砂の雪原も

    可能性はいくらでも広がっている!
    きっと壁の外には自由が・・・」

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    だがその時、エレンの脳裏にフェイ(グリシャ妹)が犬に
    食い殺された記憶が流れる

    エレン
    「・・・」

    固まってしまうエレン

    その時、リヴァイが言う

    リヴァイ
    「オイ、ガキ共、 時間だ、並べ」

    王宮に大勢の人たちが集まっている。

    2


    エレン達は女王さまの前に膝まついている。

    1


    自由の翼の絵入りのループタイをヒストリアが手に取る

    生き残った調査兵団に授与していこうとする

    一番最初のループタイはハンジの首に賭けられる

    ハンジは授与された後、ヒストリアの手の甲にキスをする

    授与が進む中、エレンが思考する

    エレン
    (地下室にあったものは何だ?
    希望・・・だったのか?それとも絶望か?

    敵は果てしなく強大だったこのまま何も変わらなければ
    またあの惨状が繰り返される

    何かを変える事が出来るなら自分のいのちぐらい幾らでも
    捧げてやるのに)

    エレンの隣のリヴァイがヒストリアの手の甲にキスをする

    エレンの前に来るヒストリア
    ヒストリアの顔を見上げるエレン

    エレン
    (ヒストリアを犠牲にする覚悟が無い・・・
    どうすればいいこんな事・・・誰にも・・・)

    ヒストリアがエレンの首にループタイをかける

    ヒストリアの手の甲にエレンがキスする

    その時、グリシャの記憶がエレンの中に流れ込んでくる

    グリシャ記憶

    礼拝堂にいるレイス一家をグリシャが訪れた時の描写

    グリシャ
    「私は壁の外から来たエルディア人
    あなた方と同じユミルの民です
    壁の王よ!!
    今すぐ壁に攻めて来た巨人を殺して下さい!!
    妻や子供達が!!壁の民が食われてしまう前に!!」

    グリシャの話にフリーダは最初冷や汗を浮かべていたが
    次第に冷たい目で見始める

    記憶終了

    女王の手を取るエレン。

    その表情がこわばる。

    3



    海にいるエレン達

    あの壁外調査から6年後
    再び壁外調査に出かける調査兵団

    そして、あの壁に到着し・・・エレン達が海に到着する

    洗い物をしているミカサとアルミン。

    ミカサ
    「ひっ」

    ダウンロード (2)


    ミカサの表情を見て、
    心が和むアルミン。
    4


    アルミンがエレンに話しかける。

    アルミン
    「ねえ・・エレンこれ見てよ
    壁の向こうには・・・」

    エレン
    「海があって
    海の向こうには」


    エレン
    「自由がある
    ずっとそう信じてた・・・」

    5


    みんなエレンの言葉に耳を傾けている。

    海を指差して言うエレン。

    エレン
    「自由になれるのか?」

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     →→続く

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    趙の〝国門〟列尾に到着した秦の連合軍!!
    対峙する趙の軍勢に熱気と闘志がこもるが・・・!!?

    (バタ バタ バタ)
    はためく趙軍の軍旗

    気合いの入った趙軍の軍勢

    趙軍
    「この王都の〝蓋〟列尾を抜かんとする愚か者共が来たぞ!」
    「皆の者準備はよいかァ!!」
    「オォ」

    「二日もすれば王都圏からの大軍が到着するだろうが
    そんなものはあてにするな」
    「この城に近付く犬共は皆殺しだ!!」

    20170204162442936s


    「よいか皆の者ォ」

    「奴ら血で列尾の大地を朱く染めてやれェ!!」

    「オオオ」
    秦軍側に、趙軍の気合いの入った声が届く

    陸仙
    「・・・・まいったね 秦軍(こっち)のこの数に対して逆に士気を上げてきた・・・
    ここまで地が揺れてる」

    じぃ
    「く・・・趙の国門列尾 これは一筋縄では行きませぬぞ」

    陸仙
    「しかし王翦将軍は本気でしょうか」
    「この城を飛信隊と山民族の軍だけで落とさせるなどと」

    「こういってはなんですが正直・・・」

    「山民族に攻城戦のような高度な戦いができるとは思えませんが」

    山の民たち
    「腹へったなー」

    「小便してー」

    「その辺りでしろよ」

    「オレうんこ」

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    「その辺りでしろよ」

    じぃ
    「それもよりによってこの列尾を落とせるのかと・・・」

    「いや落とさねば大変なことになるのですが・・・」

    蒙括
    「・・・・」

    「あの山の民軍はたしか二年前に魏の大都市衍氏城を落としたはずだけど」
    陸仙「どうやって落としたかは誰も見ていないです」
    「あの時は攻める秦軍がいないと思わせて奇襲が成功しただけだろうと専ら言われています」

    蒙括
    「・・・・・ってことはいよいよ」

    「飛信隊の動きが重要になってきそうだな・・・・」
    城壁で趙軍の声が響きわたる

    「オオオオオオ」「趙軍万歳」「趙軍万歳」

    蒙括
    (城の作りはともかく まずは何より厄介なのはあの士気の高さだ)

    (合従軍の蕞でもそうだったように守る人間の士気しだいで城は何倍にも強くなる・・・・)

    (これはいきなり正念場だぞ 信)

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    じっと前を見つめる信と楊端和
    「・・・・王翦将軍の意図はともかく・・・」

    「やるからにはオレ達だけで列尾を落とすつもりでやるよ!」

    信と楊端和
    「当然だ!」

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    「しかも最低でも二日以内に!」

    楊端和
    「半日で落とす」

    貂と信
    「!」「えっ」

    「・・・ってことは・・・な何かいい策があると・・・?」

    楊端和「城攻めは・・・単純だ」

    「城壁を登って・・・裏に回って門を開け」
    「部隊を突入させて中を制圧する」

    「それ以外に何か手があるのか? (奴らうるさいな)」

    あっけにとられる信と貂
    信「楊端和・・・」

    「そっそうなんだけどそれが難しいわけで」

    楊端和
    「城壁を落とすのは山の民がやる」

    「飛信隊は門が開いたら中に突入できるよう準備しておけ」

    「えっ」

    「いやっ だからっ」

    「その城壁落とすのが大変なんだって・・・」

    (だ・・・大丈夫かテン
    ひょっとして山の民の連中城攻めを甘く見てねェか!?」

    (は 白兵戦が強いのは十分分かってるけど
    城は軍としてちゃんと攻めないと苦戦するよ・・・」

    タジフ
    「・・・・」

    タジフが趙軍の方を指さし何かを言う

    バジオウ
    「敵デ城ノ外ニ出テイル奴ラガイルト タジフガ言ッテイル」

    「え・・・あ」

    「ああ・・・あれは・・・」
    「秦軍が近づけばすぐに城内に入るよ」

    「背を打とうと焦って突っ込めば」

    「城壁の上から矢の雨を受けるって典型的な戦術だよ」
    「でも それとは別に敵前に騎馬隊を出すという勇敢さを見せて自軍を奮わせるという狙いもある」


    「チッ つまり単純な敵じゃねェってことか」

    「その通り でも一番厄介なのはやっぱりあの士気の高さだ」
    「敵の指揮官は守城戦で何が一番大事かきちんと分かっている」
    「だからこっちも考えて戦わないとあの城は絶対に落ちない・・・」

    楊端和
    「心配無用だ」
    「山の民には山の民の戦い方がある」

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    信と貂
    「ちょっと 楊端和!」

    「山の民の戦い方!?」

    バジオウ
    「・・・・・山の民ノ ト言ウヨリ端和様ノ戦イ方ダ」

    「え!?」

    バジオウ
    「今コノ地ニハ」
    「百ヲ超エル山ノ族ガ集結シテイル」
    「フィゴ族 メラ族など 何百年ト争ッテキタ大族マデモ参戦シテイル」

    信が驚き
    「百っ・・・」

    バジオウ
    「ドノ族ノ長老モ皆 同ジコトヲ言ウ」
    「コンナコトハ決シテ起コリエナカッタト」
    「全テハ 楊端和トイウ一人ノ女王ノ存在ダ」
    「山界ノ〝死王〟ト畏レラレ」
    「愛サレル女王一人ノ存在デ山界ノ統一ガ成サレタ」

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    あっけにとられる信と貂

    バジオウ
    「見テイロ」
    「端和様ハイツモ敵ヲ真正面カラネジ伏セル」

    信と貂
    「・・・・・」

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    「真正面から・・・ねじ伏せる!?」

    馬の歩を進める楊端和

    王翦の兵隊
    「ん?」

    王翦将軍も戦況を見つめる

    蒙括
    「!?」

    じぃ
    「えっ」

    蒙括
    (山の女王!?)
    「見ろ一騎出たぞ」

    楊端和の方に目を向ける山の民たち

    (端和様だ)

    (死王だっ)(死王だー)(死王だー)

    (死王)(死王)

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    地鳴りのような叫び声があがる

    驚く信たち

    「なっ・・・」

    「何っ・・・すっ姿を見せただけでっ」

    楊端和が手をあげると雄叫びがピタッと静まりかえる
    楊端和 城を指さし

    「見よ」

    「敵が何かさえずっているぞ」
    「あんなものが雄叫びとは肩腹痛い」
    「本物の雄叫びとは何だ」
    「本物の戦士の雄叫びとはどんなものか」
    さらに大きな雄叫びが響きわたる

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    「いッ」

    「さっさらに大きく・・・」

    飛信隊
    「ぐあッ」

    「じっ地面がはねてるぞオイ」

    王翦将軍
    「・・・・」

    王翦将軍部下
    「な何じゃこれは・・・」

    趙軍
    「な・・・」

    「何だ」
    「あの軍勢は・・・」

    蒙括
    「凌駕しようとしてるんだ」

    じぃ
    「!?」「凌駕!?」

    蒙括
    「言葉は何を言ってるか分からないが」
    「楊端和は敵の最大の武器である〝士気〟を正面から叩きつぶそうとしている!」

    趙軍
    「エエィ ひるむな 声をあげろォ」

    「オオオ」

    楊端和
    (この戦いは)(平地の者共の戦いだ)

    (だが)(我らの世界を広げる戦いにも重なっている)

    (ならばいつも通り)

    (この楊端和の強靭なる刃達を振り下ろし)
    (抗う敵全てを肉片にして先へ進む!)

    さらに雄叫びを上げる山の民たち
    「死王!」「死王!」

    趙軍
    「ひるむな列尾兵声をっ」

    楊端和
    「あんな小城が」
    「この山界の王の刃を受け止めきれると思うか」
    「あんなものでっ」

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    「・・・・」

    (こ これが・・・)

    -山の王・・・楊端和の檄-

    「山の刃をふせげると思うかっ」

    ひるむ趙軍兵

    楊端和
    「平地に見せつけてやれ 百の山界の戦士達よ」

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    「山の民の力を!」
    「恐ろしさを!!」

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    「者共」
    じっと緊迫した状態で戦況を見つめる信と貂

    見つめる王翦将軍

    (ガチガチガチガチ)震える趙軍

    楊端和
    「血祭りだァァッ」

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    山の民の攻撃開始!



    →→続く 
     

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