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僕のヒーローアカデミア 138話 『GO!!』

デク「(ナイトアイが構成員のその後を “見た” 結果

八斎會邸宅には、届出のない入り組んだ地下施設が存在し
その中の一室に今回の目的である女児が匿われていることが確定した

構成員の男は、地下への入口から女児の部屋まで一切の寄り道をせず
その為、地下全体を把握することは適わなかったが

男の歩く道はそのまま目的への最短距離であり、
八斎會の広い敷地を捜索するにあたって最も有益な情報となる)」

 


AM8:00…警察署前
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集まっているヒーロー達と警察官

警察「しかし目指すにしても “個性” を駆使されれば捜索は難航する

そこで、わかる範囲だが八斎會の登録個性をリストアップしておいた 頭に入れといてくれ!」

紙を渡されるヒーロー達「こういうのパッと出せるって良いよな」

警察「隠蔽の時間を与えぬ為にも 全構成員の確認、捕捉等 可能な限り迅速に行いたい」

切島「決まったら早いスね!」

天喰「君、朝から元気だな…」

麗日「緊張してきた」

蛙吹「探偵業のようなことから警察との協力…知らないことだらけ」
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ねじれ「ね!不思議だね」

リューキュウ「こういうのって学校じゃ深く教えてくれなくて、新人時代苦労したよ」

黒ずくめのヒーロー「うんうん、わかる」

切島「プロ皆落ち着いてんな!慣れか!」

デク「皆… …グラントリノがいないよ…どうしたんだろ」

サー「あの人は来れなくなったそうだ」

デク「え…」

警察「塚内が行ってる連合の件に大きな動きがあったみたいでな 悔しそうだったよ、だがまァこちらも人手は充分 支障はない」

デク「そっか…」

切島「八斎會とヴィラン連合、一気に捕まったりしてな」

デク「それだ! っし…!!」

相澤「おい」

デク「あいっレイザーヘッド!」

相澤「俺はナイトアイ事務所と動く意味わかるな?」

デク「はい…!」

警察「ヒーロー、多少手荒になっても仕方ない 少しでも怪しい素振りや反抗の意志が見えたらすぐ対応を頼むよ!」
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ファットガム「環、コレ食うとき カジキ」

天喰「…何でカジキ いただいておきます」
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サー「相手は仮にも今日まで生き延びた極道者 くれぐれも気を緩めずに各員の仕事を全うしてほしい!出動!」


し穢八斎會事務所・邸宅

とある一室…
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医療器具を付けられて横たわっている組長

オーバーホール「すいません、組長(オヤジ) うるさくなりそうだ」



AM8:30…決行!!

警察「令状読み上げたらダーッ!!と!行くんで!速やかによろしくお願いします」

ロックロック(色黒のヒーロー)「しつこいな、信用されてねえのか」

ヒーロー「集中しましょ、ロックロック」

ファットガム「そういう意味やないやろ、いじわるやな」

ロックロック「フン、そもそもよぉヤクザ者なんてコソコソ生きる日陰者だ ヒーローや警察見て案外縮こまっちまったりしてな」

警察がインターホンに手を伸ばす…と…
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中から扉をブチ破ってくる大男「何なんですかァ」

一同「!!」

吹き飛ばされていく数名の警官

大男「朝から大人数でぇ…」

相澤「助けます」
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相澤、そしてデクが警官を助ける

デク「大丈夫ですか!?」

警官「大丈…夫だ ありがとう、早く…行って」

デク「座ってじっとしてて下さい」

ロックロック「オイオイオイ待て待て!!感付かれたのかよ!!」

*「いいから皆で取りおさえろ!!」

右腕に力を込めて振りかぶる大男「少し元気が入ったぞー…もぉ〜」

警官達の前に出るリューキュウ「離れて!!」

大男「何の用ですかァ!!」
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竜化したリューキュウが大男を止める

リューキュウ「とりあえずここに人員割くのは違うでしょう 彼はリューキュウ事務所で対処します、皆は引き続き仕事を」


大男を地面に押さえつけるリューキュウ「はい、今の内に!」

ヒーローを先頭に突入する一同

ねじれ「サポート!」

麗日「はい!」

ファットガム「ようわからん、もう入って行け行け!!」

切島「梅雨ちゃん、麗日!頑張ろうな!」

デク「また後で!!」

中にいた構成員達「おォい、何じゃてめェら!」「勝手に上がり込んでんじゃねー!!」

警察「ヒーローと警察だ!違法薬物製造・販売の容疑で捜索令状が出てる!」

切島「こてこての人だ、すげえ…!!」

個性 “葉操” で、松の葉を飛ばしてくる構成員「知らんわ!!」

それを一瞬で捕える黒ずくめのヒーロー「っと、おとなしくしといて!」

ロックロック「でけえ奴といい…怖くねえのかよ!」

ファットガム「まっすぐ最短で目的まで!!」


地下を歩いているオーバーホールとクロノスタシス

クロノスタシス「大人数が同じ方向に全速力で走ってる つまり行きたい場所が決まってる

多分ここの事もバレてやすね 見つかったらおじゃんだ」

オーバーホール「いつかこういう事態になるとは想定していたが…早かったな…今、見つかるわけにはいかない

“俺はここにいない” ”あいつらが勝手に暴れた” そういう事にしよう、その為に育てた駒だ」


治崎は側に置く人間を選定するとマスクを着用させた

側に置くということは汚い仕事をさせるということ

汚れた人間と同じ空気を吸いたくないから着用させる…信頼ではなく駒の証

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クロノスタシス「鉄砲玉八斎衆 彼らが時間を稼ぐ その間に壊理もろとも全て運んで隠し通せ」