人気コミック、週刊誌、雑誌が読み放題!!
今なら新規会員様特別キャンペーン開催中!!
2週間71円で全て読み放題!!
刃牙道 181話 『絶技』
刃牙の反撃、開始ッ!!
観客
「み…ッツ見えないッツ」
「ジャブか…ッツ!?」
「一パツで倒したッツ」
どお・・・・
「違う…」
独歩
「ふむ…3パツだ」
海皇じいちゃん
「三つが一つにしか聞こえぬほどの」
「超高速の段打ち…」
渋川先生
「果たしてこの会場に――」
「今の刻み突きを3パツと知る者が何人いることか…」
・・・・・場面は変わり・・・・・・・・
ド ン ッ
ー ボブ・マンデン 伝説のガンマンである(1942年~2012年) ー
ー 職業 銃整備士 ー
ー 2メートル離した二つの風船を ー
ー 0.02秒で打ち抜くその2発の発射音は―― ー
ー 耳を凝らせて尚1発にしか聞こえない ー
ー 瞬きを凌駕するその速さ ー
ー ガトリング砲の連射速度に匹敵する ー
ー 早撃ちの際 持ち手に掛かる重力 実に10G ー
ー 「10G」とは ー
ー 戦闘機パイロットの身体的限界に相当する ー
ー そんな重力を支えられるのも ー
ー カードを縦に引き裂く驚異的握力とピンチ(指力)あってのことだろう ー
ー 刃牙が放ったジャブ上中下の三段打ち ー
ー 顔面 水月 金的 ー
ー 一拍子に同時3発速射 ー
ー さらには最速から初動するゴキブリダッシュは ー
ー 武蔵に間合いを潰させず ー
ー 加うるに… ー
ー 脱力を十分に効かせた―― ー
ー 手首から先端の操作によるフリッカージャブの初弾は ー
ー 武蔵の眉間を深く抉った ー
ー 以上 3種 現代格闘技術を ー
ー 同時多発駆使 ー
「見事…」
「見事な先端操作だ」
紅葉
「それもそうだが……」
「今……」
「刃牙さん……」
「なんか……」
「消え…?」
ー 戦国には存在しない技術… ー
ー 武蔵には…… ー
武蔵
「ふしゅ…」
「ふしゅる…」
ー 新しすぎたか? ー
武蔵
「少年(ボン)」
「たった今倒されていた際…」
「幾度かは仕留められたはず…」
刃牙
「へッ」
「そんな冒険はしないよ」
刃牙
(仕留めるなら――)
(動きながらがいい・・・・・・・)
武蔵
「はは…」
「有り難い」
「金的を上から叩いた」
「下から打たれたら」
「もう…終了っていた」
グ ン ッ
!
武蔵
「よし見えた」
「いざ組み打たん」
もみ もみ
■もうゴキブリ拳は効かない…ッツ。