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    ブラッククローバー 第133話 『王撰騎士団結成』

    決勝戦で盛り上がる選抜試験の中、立ち去ろうとするザラに
    魔法帝が声を掛ける

    もう帰るのかい?

    言い方は悪かったけど…勝てなかった皆への問題提示ありがとう
    高みを目指すものは真摯に受け止めより強くなれるだろう

    君の罠魔法とその知識は必要だ、王撰騎士団試験合格するだろうから
    よろしくね…と

    なーに言ってんだ、もう知ってるだろうけどオレはザクスでも
    何でもねーから…じゃ

    “君も魔法騎士だから問題ないだろう?イデアーレ君”
    1

    昔 君によく似た一人の魔法騎士がいてね…
    下民だけど魔法騎士の鑑のような男だった

    彼のようなものが評価されるように星のシステムを考えたんだ…
    上の立場の私達が不甲斐ないせいで君に頑張ってもらったみたいだが…

    ーそろそろ…自分の団のローブ…身に付けてもいいんじゃないかな…?
    2

    ザラの回想ー

    “オマエなかなかオモシレーからやるよ それ
    いらねーなら捨てていーよ”

    フザケるなイカレ団長が…!!これはー…!!

    “着たくなったら着ればいいんじゃね?”


    イデアーレ…?誰のことだよ…知らねーよ…そんなヤツ…

    オレはただの…通りすがりのスーパー魔道士のなりそこないだ…

    ー数日後

    黒の暴牛のアジトでアスタはまだ呆けていた…
    3

    バネッサは何気の抜けた顔しちゃってんのもぉ~~!!
    決勝でライバルイケメンと戦えなかったから何よぉ~~!!

    アンタもだいかつやくだったんでしょぉ~~!?
    合格よ合格!!大合格!!
    のみなさいよにゃはははは!!…と酔っぱらって絡んでいる

    マグナも緊張している様子…

    今日合否の報せを伝書鳥が持って来るらしいなー!!
    まあオレは合格してるだろーがよォ!!

    マグナめっちゃドキドキしてるでしょとラックがいじる

    まあ私は優勝だから絶対合格だけどねっ!!
    実力からしても当り前よね!とノエル

    あん?優勝はクールイケメンのお陰だろーが
    何ですってぇ!!自分の魔法で負けたバカヤンキー!!
    んだとクラァァ!!
    そんなことより二人共僕とヤろーよ!

    と黒の暴牛の騒がしさに、いつも間にか加わっているノエル

    そしてチャーミーはカッコよすぎたユノ君のことを想うと…
    旨が詰まってゴハンがのどを通らない…

    いつもの5分の1しか…

    いや十分だろ…いつものアスタではなくマグナがツッコむ

    “…ユノのヤロー…あんなスゲー力を…どんだけ魔に愛されてんだよ…
    オレの反魔法で倒せるのか…
    …ザクス…偽物って何だよチクショー…仲間だと思ってたのに…
    …フィンラル先輩大丈夫かな…”
    4




    試合とは言えユノが団長相手に勝ってしまったり…
    王撰騎士団選抜試験…確かに波乱が多かったわね…とノエル

    アスタと同じチームだったザクス・リューグナーと思われていた人物は
    全くの偽物で…本人は町で伸びているところを発見されたし…

    フィンラルは一命は取り留めたけど…いつ目覚めるか分からない状態で
    王都の病室に…

    フィンラルをそんな状態にした実の弟のランギルスは事情を聴取するとか
    言って連れて行かれた…


    ランギルス…もともととてつもない魔力だったけど…それとは別のあの魔力…
    何だったの…?…でも間違いなく私達が対峙したあの魔力に似ていたー…

    …とノエルは白夜の魔眼のヴェットやファナとの戦いを思い起こす

    その時…”誰かいるかァァーー!!”と怒鳴り声が聞こえる…

    ノエルはこの声の持ち主に心当たりがあったが、知らないマグナは…

    誰か知らんがやかましいわァーー!!ココがヤミさん率いる魔法騎士団
    黒の暴牛のアジトと知ってのー

    と言いかけてる途中で吹っ飛ばされる
    5

    小僧、ヤミはどこだ…オイと聞かれるも無反応のアスタは…
    6


    あ…アナタは…!! アネゴレオン様!!

    メレオレオナだ、死にたいか糞莫迦者
    7


    メレオレオナを見たヤミは

    猛獣が侵入したァァ!!全員速やかにアジトを出ろォ~~~!!

    しかし獅子の腕で押さえつけられたヤミの前にフエゴレオンの見舞いの品
    だという酒が置かれていた

    こんなバイオレンサーが好むモンなんて人の飲むモンじゃねーはず…
    いらねー

    よし殺す…

    そしてついでに連れていくとアスタ、ノエル、ラックの頭を掴む
    8

    マグナがガハハハ、日頃の行いが悪かったようだなオマエら~!!
    と言うと

    メレオレオナがコイツらは王撰騎士団試験合格だ…という
    9

    さらに黒にはもう一人合格者がいるはずだが…ココにはいないという



    ー揃ったな

    王撰騎士団団長に任命されたメレオレオナ・ヴァーミリオンだ!!
    10

    ここにいるということは諸君は王撰騎士団に選ばれた団員達だ!!
    この時から白夜の魔眼殲滅の時まで その命私が預からせてもらう!!

    …ん?一人来ていないな…舐めているのか…?

    すみませ~~~ん、おくれました~~~と天井から一人登場…
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    メレオレオナが魔法を放つが罠魔法で返す…
    12

    舐めては…いるようだな…!

    よろしくお願いしま~~~す

    ザクス~!!

    バァ~カ ザクスじゃねぇーゾラだ

    黒の暴牛 ゾラ・イデアーレだクソチビ後輩
    13

    ええええええええええ!?!
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    今から目指してやるよー!
    スーパー魔道士ならぬ…真の魔法騎士をな…!!!



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    ハイキュー!! 第278話 『守護神のヒーロー

    「スンマセンッ」
    顔を歪めながらスガたちの元へ戻る木下。
    スガはドスッと木下の背中を殴り声を掛ける。
    「お前が「ここぞってところでカッコ良くキメる」チャンスは」
    「別に今日で終わりってワケじゃねえんだからな!」
    1

    「ーハ ハイ!」と木下は返事をしたが、
    でも3年生は今日で終わりかもしれないじゃないか、と悔しい。

    なのに俺は
    何もやってない

    尾白のサーブは西谷の正面。

    2
    反省する尾白。
    そのまま日向がスパイクを決める。
    3

    影山のサーブは白帯に当たり稲荷崎コートに落ちる。

    「何か持っている影山飛雄ーッ!!」

    みんなは沸き立つが、白帯に当たった事に渋い顔の影山。

    5VS8。
    烏野リードに稲荷崎はタイムアウトを取る。
    4

    嶋田は心の中で、次の次にくる宮侑のサーブを心配し、なるべく今のうちの点を稼げるよう祈る。

    タイムアウト中、
    「俺」と珍しく西谷が話し始める。

    「超ガキの頃 すげえビビリだったんですよ」
    唐突な告白に山口も日向も要領を得ない。

    あまり覚えてないが小学校に上がるくらいまで、いろんなものが怖くて、人見知りだったような気もする。

    今の西谷からは想像できない話に、旭は「前世とかの話?」と思わず聞き返す。

    西谷の祖父はリアル「獅子の子落とし」野郎なので大体は克服した、と話す。
    だが、蛾と生のタマネギは今もキライだと言う。

    「獅子の子落とし」がわからない日向と影山に、スガがこっそり後ろから教えてあげる。
    「試練を与えて厳しく育てる的な意味な」と。

    田中は2回会ったという西谷祖父の印象を話す。
    「あのキョーレツなじーちゃんな!」
    「2回見たけど2回とも違う美女連れてた」

    烏養は試合中に饒舌な西谷を珍しいと感じていた。
    緊張からなのか…。

    「ミヤアツムのサーブの時 足が床に張り付いて」
    「なんか懐かしい気がしたんす」
    5

    「こわいって思うことが」

    西谷の言葉にスガは思う。
    (“恐い”ってハッキリ言える事が凄えな…)

    山口は真顔で、
    「“恐い”が“懐かしい”って何だろ…?」と考える。
    「さぁ。凡人にはわかんないデショ」と月島。

    西谷は続ける。
    「でも」
    「じいちゃんが言ったんすよ」

    夕坊
    「こわがる」事の何が悪いかわかるか

    少年西谷が「オトコラシクないから…?」と泣きながら答えると、

    「もったいねえからさ」と言った祖父。
    6

    ジャンフロを取る練習で、木下に「わざわざ苦手なオーバーでやんなくても」と言われたことがある。
    西谷自身もアンダーで全部取れるならそれでいいと思っていたし、できると思っていた。
    だが、上にはもっと上が居る。

    選択肢が増えるってわかっててやんないなんて
    つまんねえよ

    続く影山のサーブはリベロ赤木に拾われて、そのまま銀島に決められる。
    7

    「来たなァ~」
    「このやろォ~」
    心底嫌な顔の冴子。

    「狙い撃ち」の演奏が響く中、サーブに入ったのは宮侑。
    8

    西谷は思う。

    食わず嫌いしてたものを「やっぱり嫌いだ」って確認すること
    敵意には理由があること
    自転車に乗れたらどこまでいけるのか

    「わからず終いは もったいねえのさ」

    それでもこわかったらどうするの

    「そんなの決まってんだろ!」

    「助けてもらう!!」

    祖父の簡潔で力強い言葉。

    仲間たちの言葉、そして行動。
    それを受けてきた傷だらけの西谷の手。
    9

    「サッ」
    「来オオオオイ!!」
    叫ぶ澤村と田中。

    サーブに入る宮侑。
    狙うは西谷。

    その小こい(ちっこい)手
    吹っ飛ばしたらア!!
    10

    練習のときのクセが出ていたと木下に注意された。
    それは
    染みついた「一歩下がってアンダー」のパターン。

    「西谷」
    木下が叫ぶ!

    「前ッ」

    そう、アンダーではない!
    そのまま前に出て、西谷は宮侑のジャンフロを見事にオーバーで捉える!!
    11

    緊張の中、みんなの視線が注がれる!

    12
    笑みを受かべる木下。

    「ナイスレシーブ」
    影山はボールを上げる。
    同時多発位置差攻撃!

    13
    そのボールを稲荷崎コートに叩き込む旭!

    「…よしっ…」
    「よしっ…!!」
    噛み締める木下。
    「ナイスキー!!」
    叫ぶスガや縁下。

    「ヨッシャアアッ」
    嶋田たちも雄叫ぶ!!

    「よーーーーーし!」
    矢巾や渡もホッと一息。

    7VS10。
    烏野、宮侑のサーブを1本で切った!
    14


    「オァーーーーーーーーーーーイ!!!」
    ドーーーーーン!!と胸をぶつけ合う旭と西谷。
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    「ウエェーーーーーイ!!」
    田中と日向もそれに続こうと西谷に飛び掛る!

    が、
    西谷は体を反転させて二人を置き去りに。

    西谷の向いた先には木下!
    西谷は力強く指差す!

    その指先には木下との練習の積み重ねが!!

    木下を指差したまま、その手を強く握り、グッと引き、ガッツポーズをする西谷。
    17

    うらやましく思った自分以外のヒーローたち。
    だが、木下は西谷の思いに答えるように、
    涙で顔をクシャクシャにしながら、同じく力強く拳を握り締めた!!


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    ワンピース 第885話 『ブリュレだよっ!!!


    「ーーくそ!!また強ェあいつに戻った!!ハァ」
    「ハァ “ゴムゴムの”……!!!」
    「“猿王銃(コングガン)!!!」
    1

    必死に攻撃を繰り出すルフィだが、パンチにはパンチでふさがれ、攻撃を避けてもさらなる攻撃を食らわされる!
    カタクリのおやつの時間前の状況に戻ってしまった。

    ボコォン!!
    2

    吹っ飛ばされるルフィ。

    「お前が検証したのは」
    「おれが冷静でいる限り」
    「無敵だという事実だろ?」
    怒気をはらんだカタクリ。

    「ハァ…ハァ…!!」
    「また必ずスキを見せる!!」
    「お前は倒せる敵だ!!!」
    3


    だがカタクリは「お前はしぼむ様だが……?」と先読み。

    ”ギア4”の終了を先に知り、ルフィは攻撃を止める。
    「教えてくれてありがとな!!」
    10分は“覇気”が使えなくなるので、
    ルフィは遠くに逃げよう、なるべく遠くへ!!!
    4



    「期限つきのパワーアップか」
    カタクリは“流れモチ”でルフィを追跡!

    追っ手から走り回るルフィは、なんとかトリモチを引き剥がしたかったが、全然逃げ切れない。

    5
    「ヤベー本当にヤベー」と、
    さすがのルフィが思ったとき、ふと気付いて立ち止まる。
    「えっ??」

    そこにいたのは、ブリュレ。
    満面の笑顔を向けるルフィ。
    「キャ~~~~~~~~!!!」
    叫ぶブリュレだったが、
    そのまま抱えられ…。
    「助けて~~~っ!!!」
    「お兄ちゃ~~~~~~~~!!!」
    ブリュレの叫び。
    6

    「待て“麦わら”ァ!!!」
    カタクリが伸ばした拳は、ルフィたちが飛び込んだ鏡を割ってしまう。
    「くそ!!」
    「ブリュレ!!」

    パリィン!!
    鏡世界から脱出したルフィ。
    「うはー!!」
    「助かった!!どっかの町だ!!」
    喜ぶルフィは感謝する。
    「ありがとう枝!!」

    すかさず「ブリュレだよ!!」と突っ込み。

    「よし ここで覇気が戻るのを待っ…」と言いかけて、ルフィは今の状況に気付く。

    目の前には何故かビッグ・マムが!
    「ウエ~~~~デイ~~~~~~~~ング」
    「コレじゃねェ~~~~~~~~!!!」

    ピーナッツ型の、巨大な城を破壊するビッグ・マム。
    7

    やめて、と叫ぶアマンダ。
    ペロスペローも止めようと必死で叫び、農民も必死で逃げまどう。

    と、ルフィに気付くペロスペローとアマンダ。
    ペロスペローは、すかさずルフィの存在をママに。
    8

    驚くルフィもママの攻撃でさらに逃げる!!

    妹を離せ!とキャンディウォールで逃げ道を塞ぐ。
    9

    目の前の高いキャンディの壁。
    ルフィはパンチを繰り出すが、アメは固く、覇気を使えないパンチでは破壊できない。
    10
    と、静かにアマンダが剣を持ち、くるんっ!と回転する。
    「“スローワルツ”」

    ルフィは素早く避け、飴がサクッと斬れる。

    ルフィはジャンプして壁を越える。
    「ペロス兄さん!!」
    「邪魔よこのキャンディ!!」

    ルフィは鏡を探して走る。

    ペロスペローの出した”アメナメクジ”に乗ってママが追いかけてくる。

    逃げながらルフィは思う。
    「ナミ達はあのまま」
    「無事に逃げ切ったって事でいいんだよな…!!」
    11

    サニー号では、相変わらずの静かな海に戸惑い続けていた。

    12
    ナミはサンジ達と約束した航路に戻る、と話す。
    サンジと会えなければ一味はバラバラになり、ずっとビッグ・マムの怒りに晒される…。

    一方、モンドールの指揮で、各島からタルト船が全艦終結。
    裏切り者たちの捜索が開始される!!!
    13

    ショコラタウンでは、シェフの一人が悲鳴をあげて倒れる。

    14
    「何が起きた!?」と慌てる回りのシェフたち。

    「ま…まさか旦那様が“毒”を!?」

    だがサンジは「聞いてみろ」と冷静に一言。

    「……し…死ぬ程…美味い……❤」と恍惚の表情の倒れたシェフ。
    「美味さで死にかけてたァ!!!」
    「何て幸せそうな顔だ!!」
    とざわめくシェフたち。

    「秘策」を使ったサンジの生クリームにドキドキが止まらないプリン。

    究極の生クリーム“シムシムホイップ”を完成させたサンジ。
    プリンには、舐めることは今は我慢してくれ、と頼む。
    君程の戦力を失うわけにはいかない、と。

    そしてシフォンは、ふわふわすぎて空を飛びそうなシフォンケーキを、プリンは、滑らかすぎて器から飛び出してしまう滑らかな生チョコレートを完成させる。

    時間を確認し、予定通り。
    船の準備の確認。
    ケーキは船上で完成させ、カカオ島に向かっているサニー号と合流する!!

    サンジは告げる。
    「さァ行こう!!仲間達を苦しめる」
    「ビッグ・マムを倒しに!!!」
    15




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    銀魂 六百五十九訓 「切り札はとっておけ

    地球を見ているハタ皇子達…

    「こっ・・・これは!!」
    「地球を覆っていたアルタナが・・・!!」
    「引き始めている!!」

    「まさか・・・これはっ・・・」
    1

    場面変わり──────────

    噴出するエネルギーが鎮まってゆく描写…

    新八「生きて・・・いる」

    「あの猛り狂うアルタナの下…
    龍脈の激流の中で…定春がまだ
    戦っている…」
    2

    ─────────────

    虚「少々侮りすぎたのかもしれませんね…よもやあの
    獣風情がそれ程の覚悟をもって戦いに臨んでいたとは…

    確かに地中にある龍脈の源流に身をおけば..地上に起こる
    全てのアルタナの暴走に干渉できる…
    3

    だがそれは燃え盛る炎
    の中で火を消そうとする事と同じ…

    まして彼が消そうとしているのは
    地球そのものともいえる巨大な炎…

    彼が焼き消えるのが先か…それとも私が彼を龍脈から引きずり
    出し引導を渡すが先か…

    いずれにせよ世界が終わる事に
    変わりはない…
    如何なる小さな希望の芽も全てここで摘みとる…」

    「奇蹟はもう二度と起こりませんよ…
    4
    ならば彼を苦しみから解放し..
    その隣
    で共に終わる事があなた達の…家族の
    できる事ではありませんか」

    銀さん『・・・・・・・・・・・』

    『お前が家族を語ってんじゃねェ…』

    虚「ならば見せてもらおうじゃ
    ありませんか…家族(あなた達)の
    選択を…」

    一斉に駆け出す奈落の描写…

    銀さん『俺達ゃ家族なんかじゃねェよ…
    血もつながってねェし...生まれた場所もバラバラだ…何もつながっちゃいねェ…』

    『だからこそ…この手だけは離さねェ』
    5

    迫る奈落を倒す万事屋…
    6

    新八・神楽
    「ここから先は一人たりとも通さない…
    定春の元へはいかせない…」

    神楽「定春が諦めないなら
    私達も諦めない…
    お前達が全ての希望を摘みとるというのなら私達は全ての絶望をここで踏み潰す…」
    7

    銀さん『最後の希望なんて必要ない…
    定春(アイツ)がただの万事屋の犬として生きられる世界を
    俺達がただの万事屋として生きられる世界をとり戻す!!』
    8

    虚「愚かな…やはり人間は度し難い
    我々を止めても定春(かれ)は死ぬ…最早彼も世界も救う手立てはない…

    なのに万に一つの可能性にすがり君は最後まで彼を苦しめるのか…
    最後まで自分を苦しめる道を選ぶのか…」


    「君を見る度思うよ…」
    9

    銀さんの洞爺湖を奈落に投げ刺し、刀を振り上げ銀さんへ跳躍する虚
    10

    剣を振り下ろし、奈落を真っ二つにする虚…


    虚「人間は..やはり終わるべきだと」
    11

    新八・神楽へ柩が迫る

    武器を構える柩…

    銀さん『安心しろよ…そんなに終わりたきゃ終わらせてやるぜ…
    不死者(てめーら)も…もう俺達と同じただの人間だ…』
    12

    身体中から出血し、地面へと倒れる奈落達…

    吐血する柩…

    虚「・・・・・・これは
    不死(わたし)の血を受けた者達が・・・」

    銀さんに片腕を斬られた事を思い返す柩…

    柩「まさか・・・虚様ァァ!!!」
    虚へと駆け出す銀さん…
    13

    虚「その剣は・・・・・・」

    \ドン/

    虚の右目を結晶石の剣で突き刺す銀さん…
    14

    虚「なるほど…あなたのキリフダ
    よォく拝見させていただきました…」
    15

    そう口にして、銀さんの腕を掴み、地面へと叩きつける虚…

    虚「穴があくほど…」
    16

    「結晶石でできた剣…星海坊主の入れ知恵ですか…
    確かに異星のアルタナを秘めた剣であれば不死者を殺す事ができる…

    不死者(かれら)は不完全体ゆえ既に肉体が崩れ始めていた…
    この剣で不死性を奪われた途端朽ちてしまったワケだ
    …だが…
    それでは私を殺す事はできない…
    星海坊主は勘違いをしている…彼は惑星徨安で確かに私を追いつめた…君と同じ方法で…
    だが…ここは徨安ではない…私の生まれた地球だ…」

    右眼に突き刺さる結晶石の剣を引き抜く虚…

    「ここには私のエネルギーとする地球のアルタナが無尽蔵に存在する…

    たとえ心臓に異星のアルタナをぶちまけられようと私はいくら
    でも地球のアルタナを吸収し再起できる…」

    結晶石の剣を自らに突き立てる虚

    「解りますか…君達のキリフダは大海に一滴毒をたらす毒針に等しい…」

    「全ては海の藻屑に消える…」
    17

    打つ手なし・・・・??

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    キングダム 第537話 『大将軍の景色』

    朱海平原、二日目。趙峩龍軍の奇襲により包囲された王賁。その脳裏に浮かぶ言葉が・・・!?

    蒙恬:「大将軍の見てる景色」ってやつがだよ。
    1

    関常:まっ巻き返す!?何を言ってるちゃんと周りを見ろ!とにかくあんただけは脱出するんだ。俺達で何とかあんただけは・・・

    番陽:賁様、ごっご無事でしたか。

    関常:番陽副長・・・・・・だ大丈夫かその傷。

    番陽:だ大丈夫だ。それより今すぐこの場から脱出せねば・・・ん・・・賁様はどうなされたのだ関常。

    関常:分からん。さっきから戦いもせずにこんな感じだ。

    番陽:何っ!?

    <回想シーン>
    王賁:何だそれは。妄想の話に興味はないぞ。

    蒙恬:妄想話じゃないよ王賁。だから大将軍の見てる景色ってのは

    王賁:今すぐ隊を分ける!機を逸するぞ。いいからさっさと番陽を呼べ関常!

    番陽:賁様、私はすでにここに・・・
    2


    <趙軍>

    玉鳳に動きが!右奥へっ・・・我らと岳嬰軍のいない方向へ脱出を始めました。

    フッこちらの想定していた二択のうちの一択だ。逆に我らに向かってきて突破し、後ろから来ている亜光軍の援軍に逃げ込むという「剛」の選択はしなかったか。

    フッそこまで玉鳳 王賁も馬鹿ではあるまい。
    3

    どちらにしても奴らに生き残る術はない。

    逃げたら逃げたで徐肖・徐林の長槍は背を貫く。
    4

    副長、新手の隊がものすごい勢いでつめて来ます。



    なっ何だ先頭のあの二騎は・・・。

    番陽:ええィ。振り返る暇があったら一歩でも速く走れっ。何が何でも脱出だっ。

    ハハッ

    趙峩龍:王賁があの中にいるのか確認させよ。

    王賁:行くぞっ!

    オオ
    5

    急報。王賁は左です。左で少数を率いているのが王賁です。

    ぬう?何だあ奴ら。

    玉鳳の本体が逃げている方とは真逆の・・・我が軍と岳嬰軍の境目を抜いて左へ逃げようとしているぞ!!

    すすりつぶされるぅ・・・

    関常:いくら何でもこっちが少なすぎだっ。こっこれじゃ・・・

    王賁:速さ重視だ。とにかく一騎でも多く走り抜けろ。もうとっくに数十騎やられてる。

    王賁の小隊は千騎もいないぞ。何を狙っている!!

    まさか自分を囮にして本体を救うとでも?



    いや奴らの狙いはあくまで王賁の脱出だ。包囲を抜けきったら左へ大きく回り、亜光援軍に逃げ込む気だ。
    6

    趙峩龍:左へ回られぬよう壁を作る。

    ハ!

    趙峩龍:急げ。数が少ない分抜ければ脚は速いぞ。

    ハハッ

    抜けたっ。抜けたぞォ。
    7

    速い奴らもう抜け出たぞ。壁が間に合いませぬ趙峩龍様。

    趙峩龍:問題ない。左へ旋回してきたところで横から刺す。たかが六百前後だ。三突きで皆殺しだ。

    オオオ


    なっ何ィ!?奴ら旋回して来ない。そのまま直進して行くぞォ!?

    趙峩龍:馬鹿な・・・血迷ったか王賁・・・
    8

    そっちに行っても味方は一人もいない。趙軍の陣営内で孤立無援となってからめ取られるだけだ。
    9

    若っ岳嬰軍の騎兵がしつこく追って来ます。

    王賁:構うな脚で引き離す。

    関常:くそっ。奥にいた趙兵の奴らが集まってきやがった。

    当然っスよ。ここは敵陣のど真ン中・・・

    あっ矢が来るぞっ。

    王賁:左だ

    関常:左旋回だっ

    らっ落馬するなよ。ここで落ちたら終わりだっ。

    くそォ俺の馬 脚をやられてさっきからガクガク震えてるっ。

    騎馬隊だ。前から騎馬隊が来たぞ。

    くっくそォっ。

    敵陣をつき抜けて安全地帯へって感じだったんだろうけど完全に裏目に出てしまったな。

    ももう。本当に逃げ場がない。

    王賁:逃げ場など必要ない。俺達は攻めに行っているのだ。
    10

    関常:えっ!?

    また矢だっ。次は当たるぞ。

    くそ趙兵めっ。

    関常:攻めに行ってる!?若・・・一体我々はどこに向かっているのですか!?


    王賁:「横陣の弱点」だ!

    敵騎馬だ。左へかわすぞ。


    ナレーション:戦いの基本は横陣である。
    11

    互いに横陣をしくため戦いは横陣同士の正面のぶつかり合いとなる。
    ここで警戒しなくてはならないのは裏側である。
    横陣は裏を取られるとその場が前後から挟撃されるため予備隊を置いてこれを守る。
    そしてもう一つの弱点が「端」である。
    「端」に隊をつけられるとそこから挟撃となり、次々と粉砕されてしまう。
    今 王賁隊に群がっているのはこの裏を守る予備隊である。
    王賁はそれを懸命にかわし全力で走り続けた。ある「点」を目指していたからだ。
    遠目にその姿を見て王賁の習いに気付いた趙峩龍は驚嘆せずにおれなかった。
    そう王賁が目指したのは、
    12

    最初にいた場所から対角線上にある馬南慈軍横陣の弱点「左端」だったのである。
    13

    バカな・・・遠地のあんな場所を狙って走ったなどと・・・。

    ちょっと待て。確かにあそこは横陣の弱点だが、王賁が率いたのは五・六百騎・・・いくら弱点とはいえそんな数では攻略できるものか。

    趙峩龍:いや王賁は自分達だけで討つ気はない。秦将亜光が優秀ならば王賁の動きに呼応する!

    亜光:左にいる各隊!持ち場を離れ、若と共に挟撃し、馬南慈軍を左から食いつぶせ。
    馬南慈本隊は俺がここで足止めする。行けェ。
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    ハハっ!!

    馬南慈:チィ


    亜光:若め。練っていた対馬南慈軍の戦略が全て消し飛んだぞ。
    だが、うまくいけばこの二日目で馬南慈軍を復活できぬ程叩けるやもしれぬ。
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    王賁:亜光が応えた!行くぞっ。

    オオオ

    趙峩龍:信じられぬ。岳嬰と私に挟撃包囲され、絶体絶命の最中にこの絵図を描いたとでもいうのか・・・・・・王賁貴様は一体・・・


    蒙恬:王賁、六将とかの類の大将軍ってのはどんな戦局どんな戦況であっても常に主人公である自分が絶対に戦の中心にいて全部をぶん回すっていう自分勝手な景色を見てたんだと思うよ。
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