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銀魂 六百六十訓 「たまには親父を褒めてやれ」
虚「私はこの地球(ほし)からうまれた怪物…
この地球には私のエネルギー
とするアルタナが無尽蔵に溢れている…
いわばこの地球そのものが私の巨大なエネルギータンクのようなものだ…
異星のアルタナを受け その体内を毒されようと私の身体が彼等(奈落達)のように朽ちる事はない
いくらでも地球のアルタナを吸収しいくらでも肉体を再構成できる…
解りますか…この地球にある以上私が倒される事はない…」
片目に突き刺さる結晶刀を抜き、粉々に砕く虚
虚「この地球ごと滅ぼさない限り…」
新八・神楽「!!」
「そっ・・・そんな 結晶刀が!!不死者を倒せる唯一の切り札が・・・」
虚「皮肉なものですね…
あなた達が必死に護ってきたものは私の命に他ならない…」
銀さんの額に刀を突きつける虚…
虚「あなた達がこの地球(ほし)を護ろうとすればするほど私はより
大きな壁としてあなた達の前に立ちはだかる…」
虚「でも・・・
これ以上化物扱いされるのはそろそろ遠慮したいですね…」
額から流れる血を見て叫ぶ新八…
新八「銀さんんんん」
突如、虚の背後で爆発が起きたと同時に、銀さんは、傍に落ちていた結晶刀を虚の左眼に投げつけ視界を奪う。
虚の前に現れる星海坊主…
星海坊主「やれやれ…人からもらったプレゼントはもう少し
大事にしてもらいたいもんだ…まぁ切札はそいつだけじゃねェがな…
たとえばその爆玉…結晶石のカケラを周囲に撒き散らし
その爆煙にまかれれば不死者は再生能力が低下する そして・・・」
続けて現れたのは第七師団・真選組…
神威「あ~~~ハイハイ
もう解ったよ…敵を一掃できたのはアンタのその切札のおかげでごぜーます
何回得意気に説明すんだあのハゲ…」
阿伏兎「まぁまぁ息子はグレ娘は家出して誰も話きいてくんねェんだ…
たまには褒めてやれよ…」
星海坊主「何だって構わねェさだが虚よ…
てめェが何度蘇ろうがここに集まったたくさんの命…
俺達の切札を合わせりゃてめェを殺し尽くせる…
喜べ…化物は今日死ぬぞ」
新八・神楽「み みんな・・・!!」
近藤「ゆくぞォォォてめーら!!
コイツが最後の戦いだ!!
狙うはただ一つ…」
「虚の首をとれェェェェェ」
一斉に駆け出し、戦闘を開始する第七師団・真選組…
虚「総力戦…
目を潰し…毒煙をまき…その上
私一人に全兵力をぶつけると…」
隊士「目だァ!!
目が回復する前にしとめろォォ!!」
虚へ駆け出す真選組隊士達…
虚「・・・そんなに」
「怖いですか…私が」
\ドパァ/
虚の一刀に一瞬で倒される隊士達を見ている山崎…
《バカな・・・!!見えている!?そんな事が・・・!?》
《いや これは・・・自分以外の動く気配を全て・・・!!》
虚「視力を失うのは慣れていましてね…
何せ長生きしているもので色んな経験がありましてね…
何十年何も見えない暗い牢獄に閉じ込められた事もあった…
何十年毎日目玉をくりぬかれた事もあった…
そんな闇の中に気も遠くなるほどいると見えずとも感じられるようになる…
だが結局目で見ようと何で感じようと私の周りには一つのものしかありませんでしたがね…」
震える山崎を通り過ぎる虚…
\ジャキ/
虚「見飽きましたよ怯え(それ)は…」
山崎「うっ うわぁ」
爆煙があがる中、虚の背後と正面から迫ろうとする沖田・土方─────────
その姿に山崎が目を向けたその時…
山崎の首を斬ったと同時に、
虚は、土方へ自身の剣を投げて宙に弾かせ、沖田の剣を掴み、沖田を土方へと叩きつけ、弾かせた自身の剣を掴んで沖田を狙いますが、銀さんがこれを阻止します。
虚は、土方へ自身の剣を投げて宙に弾かせ、沖田の剣を掴み、沖田を土方へと叩きつけ、弾かせた自身の剣を掴んで沖田を狙いますが、銀さんがこれを阻止します。
虚「私が何度蘇ろうと殺し尽くす…
ちなみに私はまだ一度も死んでませんが 随分と差がついてしまったものですね…切札とやらはまだでか…」
\ドン/
虚「・・・・・・・・・」
(ポタ…)
「ほう・・・」
背後から虚を突き刺す近藤…
虚「ここまで気づかなかったのは私を前に微塵も怯えを感じていないからでしょうか…」
近藤「違え…」
「悪党ぶった斬んのが真選組だからだ」
江戸の警察(きりふだ)がここに・・・!!