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刃牙道 177話 『 原始人とサムライ』

武蔵
「花山も巨体かったが」
「ぴくるよ」

1
「飛び抜けとるなおぬしゃ……」


ぴくる
「……」


武蔵
「ふむ…」



武蔵
「特に…」
「何をしにきたわけでもないんだが…」
「会いにきた」


場面は地上・・・・・・・・・・

2

刑事
「桑田さん」
「ひょっとしてここ…」
「この辺りって…」


桑田
「なんだ 今ごろ気付いたのか」


刑事
「で…ですよね 「ピクル」っすよね」
「!」
「え!?--ってことは…」


桑田
「そういうことだ 原始人とサムライを会わせたい」

3
「誰かがお侍にこの場所を告ったワケだ」




場面は地下…武蔵、ピクルサイドへ・・・・・・・


武蔵・ピクル
「・・・・・・・・」

武蔵
「これ…」
「これを全部」

武蔵
「おぬし一人で食したと」
4


ピクル
「・・・・」


武蔵
「火も使用わんと生で食らう」
「骨だけ」


武蔵
「内臓もきれいさっぱりだ」
「なるほど 強い訳だ」


武蔵
「これも…召し上がれと」


ピクル
「ニィ…」


ぱも…
5

むぐ

武蔵
「ふむ  脳漿か」

6
「旨い」


さらにご馳走を差し出すピクル・・・・・


武蔵
「ぴくる  少し話さんか」


武蔵
「これは土産にしたい」
「後で必ず食う」
「焼いて…」


武蔵
「徳川から聞いた」
「一切喋れんと」
「なのに話しにきた」


『ピクルもまた 遠い~~時代からやってきた……』

『自身と同じ境遇んびあることを徳川の口から聞いた』

『(その仕組みはさっぱり理解らぬまま…)』
7


武蔵
「喋ることすら出来ぬぴくる なのに逢いにきた」


ピクル
「…」


武蔵
「話せぬおぬしといったい何をしに…?」


武蔵
「それが理解る」
「こうしているとその意味が実感る」

8
「無口なおまえだが」
「思っていた通り――」


武蔵
「存分に話らえた」
「長居した」
9



■言葉なき濃厚な意思疎通!!


→→続く